ペニスにピース

『体と心のセックス・ライフ』2016年5月分(Section-617〜620)

ペニスにピース
▲ペニスにピース

Section-617『トオルファミリー・新章(10)』

彼女たちが疲れてしまったので、長めの休憩を取る。
水分を補給し、エネルギー補給としてチョコを食べる。
オレはニコチンを補給。煙を吐くと、室内にある空気清浄機のモーター音が大きくなる。
タバコは受動喫煙の問題もあるのだが、彼女たちは了承してくれている。それはオレの精力維持にいくらか役立っているのと、タバコを吸いたくなる気持ちがフェラをしたくなる気持ちと似ているからだ。喫煙経験のあるナナと涼子はそういっている。
オレ自身はなかなか禁煙できないのだが、彼女たちには禁煙を勧めた。タバコを吸っていると、体臭がタバコ臭くなるため、女性本来の香りを失ってしまう。そのことはマイナスになる。オレのためというより、彼女たち自身のために、女性としての魅力は最大限に発揮してほしい。「女の武器」というのは、仕事の上でも有効な場合があるのだ。

時刻は夜11時を回った。
長い休憩時間を利用して、メルマガの配信用テキストを仕上げる。
ノートパソコンをベッドの上で広げ、カタカタとキーボードを叩く。両脇から、絵理と由貴が画面を覗きこんで、オレの作業を見守る。
「トオルさん、速いですね。わたし、そんなに速く打てない」
絵理がいった。
「まぁね。文章書きは仕事だから」
「タイピングも速いんだけど、文章考えるのも速い」
由貴が口をはさむ。
「ですよね。ポンポン文章ができあがっていく」と絵理。
「考えるのと、打ちこむのが同じスピードなんだよ。手書きだとこうはいかないから、パソコンさまさまだよ」
オレは答える。 続きを読む