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『体と心のセックス・ライフ』2014年8月分(Section-533〜536)

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Section-533『ゴールデンウイークはホテルで(14)春海』

春海は騎乗位で駆ける。
ベッドのクッションの力を借りているとはいえ、落差のある屈伸をするのは体力を消耗する。無駄のない動きをする彼女でも、息が上がり、疲労は蓄積する。
「はぁー、はぁー、あぁーーん! もうダメ!」
彼女は息を切らせて動きを止める。
どっしりとオレの上に座り、肩で息をする。
「休んで。夜は長いんだから」
オレはいった。
「そうなんだけど、わたし、徹夜はできないと思うから、ちょっとがんばりたいの」
うちでみんなとセックスしているときも、深夜になると春海は最初に眠ってしまうことが多い。あまり夜更かしができないタイプなのだ。

「あ、そうだ。弁当買ってきたのに、食ってなかった。食べようよ」
オレは思い出していった。
「そうだった! 忘れてた。急にお腹減った〜」
彼女はお腹をさする。
「じゃ、降りて」
「ええ〜、降りたくないなー。乗って食べてもいい?」
「いいけど。取ってこなきゃいけないんだから、降りなきゃ」
「待ってて。わたしが取ってくる」
彼女は素早くオレから降りると、テーブルに置いていたコンビニの袋を持ってベッドに戻ってくる。
そして、すぐに騎乗位で合体し直す。
オレは上体を少し起こすために、背中の下に枕を2つ重ねて置く。
彼女は鶏照焼弁当、オレはロースカツ重だ。
「いただきま〜す」
彼女はそういって食べ始める。
騎乗位でセックスをしながらだが、これはよくやること。
オレも食べて、空腹を満たす。 続きを読む