快感で絶叫

『体と心のセックス・ライフ』2009年4月分(Section-277〜280)

快感で絶叫
快感で絶叫

Section-277『生と死・前編』

生と死は隣り合わせ。
と、よくいわれる。
人は生まれてきて、懸命に生き、夢を持ち、努力し、ときに苦労し、ときに幸せになり、やがて生涯を終える。
子どもの頃は、あまり「死」というのを意識することがなく、実感のともなわない漠然としたものでしかない。想像力そのものに限界があるからだ。
成長するにつれて、言葉の意味を深く考え、社会の仕組みや人間関係の複雑さを知り、「死」がどういうものかをリアルに感じられるようになる。
芽生えた「死」のイメージは、親しい者の死によって決定的になる。
肉親、あるいは友人の、死??
それは避けて通れないものだが、同時に死を身近に感じることで、「生」とはなんなのか、生きることの意味はなんなのか、と深く考えるようになる。
「生」は「性」でもある。
今回は、生と死について考えてみたい。

このテーマを選んだのは、奈緒子の父親が亡くなったからだ。
もっとも身近な肉親である親の死は、いろんな意味で衝撃的だろう。オレの両親は健在だが、いつかその場面に出くわす。両親のことは尊敬しているし、特に母は最愛の人である。 続きを読む