『体と心のセックス・ライフ』2018年7月分(Section-722〜725)

投稿日: カテゴリー: 体と心のセックス・ライフ, エッセイ
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体と心のセックス・ライフ
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Section-722『セックス教室・麻由美編 2nd Stage(6)』

仕切り直しの2軒目のラブホ。
シャワーを浴びる必要はないから、裸になると、すぐフェラを始めた。
麻由美は射精モードで激しく食べ、オレは射精。
朝一フェラに続く、今日二度目の射精だ。
彼女は舌を出して見せてくれる。舌は精液で白く覆われていた。
オレがうなずくと、彼女は精液を飲み干す。
「けっこうたくさん出たよ。一番搾りよりも濃かった」
「そうか。まだ2回目だからね。いまの感じだと、5cc以上は出てたね」
「精液飲むと、なんか元気になれるのよね。精力剤みたい」
「ある意味、精力剤だよ。性ホルモンも含まれているからね」

精液に含まれる精子は精液量の数%ほどしかなく、精液とは精子の保護液の役目を果たしている。
精液には50種類ほどの化学成分が含まれている。性ホルモンのほかには、蛋白質、クエン酸(酸味成分)、ビタミンC、カリウム、コルチゾル(感情を高める)、エストロン(気分を高揚させる)、オキシトシン(同)、セロトニン(抗うつ効果のある神経伝達物質)、スペルミジン(細胞の老化防止)などがある。
また、女性が精液を飲むことで、女性の脳の視床下部および脳下垂体を刺激し、女性ホルモンの分泌を促し、排卵を誘導するとの研究報告もある。それは性欲を高めることにつながる。
関連して、不妊の女性が精液を飲むことで、妊娠しやすい体内環境を作る可能性もあるとされている。

うちの彼女たちは、頻繁に精液を飲んでいるが、精液を飲むと体調がよく、活力が湧いてくると実感している。性欲が旺盛になっているのも、精液のお陰のような気がする。
精液は生きたサプリメントだともいえる。ペニスからできたばかりの精液を、じかに飲んでいるわけで、鮮度抜群のミルクのようなもの。精液をミルクと例えることがあるが、あながち間違ってはいないのだ。

美容成分として注目されている「プラセンタ」は、家畜の胎盤から抽出した成分だが、精液にはそれと似た効能がある。
人間の精液は、1度の射精で出てくる量が少ないので、効能を実感するには、毎日のように飲む必要がある。うちの彼女たちは、それをやっているというわけだ。……

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Section-723『セックス教室・麻由美編 2nd Stage(7)』

麻由美の騎乗位は、長く続いた。
5分ほど弾んで息が上がったら、5分ほど休憩し、再び5分ほど弾む。その繰り返し。上手に弾めるようになったから、自分なりのペース配分もできるようになったようだ。
とはいえ、騎乗位は足腰の筋肉を酷使する。ウサギ跳びをしているのに近いのだから。
それでも彼女は乗り続ける。
オレに乗り続けること、セックスを続けることが快感なのだ。

(中略)

十分に勃起したところで、オレはいった。
「そのくらいでいいよ。立って」
立ち上がった彼女は、洗面台のテーブルに両手を着き、立ちバックの体勢になる。
「あ、そうじゃなくて、こうしよう」
彼女の向きを変えさせ、鏡のある洗面台を背にさせる。
「そこに座って。浅く」
「こう?」
彼女は洗面台のテーブルに、ちょこんとお尻を載せる。
オレは彼女の前に立つ。
「オレの首に両手を回して」
彼女はいわれたとおりにする。
「足、開いて、上げて」
オレは上げられた彼女の足に、腕を通して抱える。次に、オレは腰の位置を下げるために、大きく股を広げる。
そして、ペニスをヴァギナに挿入。
「ああんっ!」
「もうわかったね?」
「うん。駅弁!」
「そう」
「これ、やってみたかった」……

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Section-724『セックス教室・麻由美編 2nd Stage(8)』

オレと麻由美は、長い時間、正常位でつながり続ける。
ふたりの体はひとつになったかのように、ペニスとヴァギナは結びつき、連動して、呼吸し、鼓動し、快感を共有する。
激しくしたり、やさしくしたり、変化しながら続くセックス。
たとえるなら、浜辺に寄せる波。大きな波や小さな波が、繰り返し繰り返し浜辺に寄せては引く。

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小さな波では、彼女は甘い官能的な声と表情で応える。
大きな波になると、大きな声とともに快感に没頭する。
そして、より大きな波……ビッグウェーブになると、絶叫し、オーガズムに駆け上がる。
いうなれば、彼女は快感のサーファーだ。
どんな波でも乗りこなせる。
その姿は美しく、躍動感があり、最高にセクシーだ。
オレは惚れ惚れしてしまう。

男と女に分かれているのはなぜなのか?
生物学的には生殖のためだが、人間は生殖のためだけにセックスをするのではない。
人間以外の動物には、生殖可能な発情期がある。メスが発情していないと、オスは交尾行動を起こさない。一部の例外(猿の仲間)を除いて、快楽(というより報酬)のための交尾はしない。
だが、人間は明確な発情期はなく、365日いつでもセックス可能であり、妊娠可能な時期は限られているが、季節に関係なく受胎は可能だ。
人間にとって、セックスは特別な意味と役割を持つようになった。

動物の交尾のスタイル(体位)は、ひとつの種にひとつのスタイルしかない。体の構造上の制約でもあるが、目的が精子をメスの生殖器に注入することだからだ。
人間は様々な体位を編み出し、快楽を追求してきた。基本はペニスをヴァギナに挿入することだが、体位を変えることで感じ方も変わる。直立して二足歩行をするようになったことで、四肢が前後左右に柔軟性を得たことによる恩恵だ。
ある意味、人間はセックスの多様性を得るために進化したともいえる。
正常位のように対面でセックスするのは、人に近い類人猿と比べると、劇的な変化なのだ。人の体はセックスに特化している。……

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Section-725『エッチな近況(1)』

麻由美編に4か月ほど費やしていたので、その間にうちのファミリーにはいろいろと変化があった。

一番の変化……激変といっていいが、ナナが出産することを決意した。きっかけは、彼女の5つ年下の妹が結婚5年目にして、子供を授かり、出産したことだった。夫の精子に問題があり、なかなか妊娠できなかったらしい。
それまでは子供を作ることに、あまり関心がなかった彼女だが、妹の赤ちゃんを抱いて、自分もという気持ちになったという。

ナナは40を過ぎているから高齢出産になるが、拓己も父親になる決心をした。ピルの服用をやめ、妊活に入ったのが2か月ほど前。
妊活中も、オレたちと一緒に過ごしていたが、セックスするのは拓己とだけ。
「どっちの子供でもいい」などと、無茶をいっていたのだが、そんなルーレットみたいなのはダメと、たしなめた。
1か月後の生理予定日には、月経はこなかった。たぶん妊娠したのだろうと、妊娠検査薬でチェックすると陽性。その後、産婦人科でちゃんとした検査を受けて、妊娠が確定した。
現在2か月目に入っているが、順調にいけば来年4月頃に出産の予定だ。

出産するとなると、いろいろと準備しなくてはいけないことがある。住むところは、ナナと拓己の借りている部屋があるからいいとしても、仕事のこと、出産後の子育てのことなど、問題は山積み。
大変ではあるが、前向きな彼女は楽しみだという。それはいいことだ。
母親としての先輩である奈緒子がいるから、いろいろと相談に乗ってくれるし、手助けもしてくれる。頼れる相手がいるから、安心感もあるのだろう。

ナナが出産することで、オレたちファミリーの関係も大きく変わることになる。まだ具体的なことはなにも決まっていないが、ナナと拓己は、ファミリーから独立するかもしれない。子育ての環境としては、ナナと拓己と子供だけの方がいいようにも思う。
もちろん、協力できることは協力するが、今までと同じようにはいかないことだけは確か。……

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