正常位

『体と心のセックス・ライフ』2017年8月分(Section-677〜680)

投稿日: カテゴリー: 体と心のセックス・ライフ, エッセイ
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体と心のセックス・ライフ
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Section-677『エッチ日記(11)』

正常位 オレは正常位で由貴を攻め続ける。
開脚で始めた正常位を、途中から彼女の股を閉じさせて、閉脚正常位へと移行する。
閉脚の方が密着度が増し、スローテンポでも彼女の快感度は高いからだ。

長く続けたいと思ったから、テンポ30〜60(1〜2秒で一拍)くらいでゆっくりと腰を振る。このくらいであれば、疲労度は抑えられる。
「はぁぁ……んんん……ぁはああ……ぅぅぅんん……」
彼女の感じ方は穏やかだ。
しかし、じわじわと快感が持続することで、ほどよい気持ちよさに浸れる。
たとえるなら、ややぬるめの湯船に浸かっているような感覚だ。
激しいセックスも好きだが、こうしてまったりとつながるセックスも好きだ。

スローテンポセックスのときは、会話することが可能になる。
オレはゆっくりと腰を振りながら、彼女に話しかける。
「例の彼氏はどうした?」
「彼氏じゃないよー……ああん……断ったんだけどねー。かといって、後輩だから……ううんん……無視するわけにもいかないし……はぁぁ……」
由貴が会社の後輩に、デートに誘われたというのが発端だった。彼女は「カレ」がいるからと断ったのだが、それでも度々デートに誘われているという。「カレ」というのはオレと拓己のことだ。

「経験のために、その彼とデートしてみたら?」
「ええーー、年下だよ……ぁぁぁん……可愛いとは思うけど……ぅぅんん……やっぱり、ないかな……はぁぁぁ……」
会話の合間に、彼女は快感の吐息を漏らす。
「まだトラウマがある?」
「たぶん。警戒しちゃうのよね……ぁぁぁん……」
彼女は初体験の相手だった元カレから辛い仕打ちを受けて、心に傷を負った。そのことを引きずっている。
「トオルさんと拓己さん以外の男性は……ぅぅぅん……ぜんぜん信用できないの……ぁぁぁん……」
「ほかの男を知ることは、いい経験にはなると思うよ」
「ぁぁん……けど、彼、童貞っぽいし……んんん……」
「それなら適任かもよ。由貴が手ほどきしてあげればいい」
「なんか、それがね……はぁぁぁ……社内恋愛って、いろいろと面倒だし」
たしかに、社内恋愛はうまくいっているときはいいが、関係が破綻すると気まずいことになる。

「前にもいったけど、もしエッチするときは、相手に検査してもらえよ」
「うん、それはわかってる」
検査とは性感染症の検査だ。童貞っぽいといっても、実際はわからないので、検査をして確かめる。これはオレたちファミリー全員の問題だからだ。
「それが面倒なとこかな……ぁぁん……検査受けてっていうのが……ぅぅん……大事なことだけど……んんん……彼、ビックリするよね。エッチしたいなら、検査受けてっていわれたら」
「だろうね。普通、そこはすっ飛ばすから」
多くの男女が、性感染症に無頓着だから、最近は梅毒感染者が増えているという。治療すれば治る病気にはなっているが、女性にとってはリスクが多い。
初めての相手とのセックスでは、互いにクリーンであることを確認するのが大事。

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Section-677『エッチ日記(12)』

マラソンセックスは、さらに続く……

オレと由貴は、スローテンポの正常位で互いを刺激し合う。
穏やかな快感で、長い時間つながり続けるためのセックス。
「はぁぁ……ぅぅん……ぁぁぁ……はぁぁぁ……」
彼女は甘い吐息で応える。
言葉はいらない。
ペニスとヴァギナが、おしゃべりをしている。

彼女は目を閉じているが、ときどき目を開けて、オレを見つめ、笑顔を浮かべる。
オレも笑顔を返す。
それで十分だ。
互いの気持ちは、ペニスとヴァギナが伝えている。

快感に浸っていると、時間が経つのが早い。
つまり、実時間よりも自分たちの時間がゆっくり流れているように感じる。
感覚的には、5分が1分くらいに思える。
30分が6分、1時間が12分……。
さっき10時台だったのに、再び時計を見たら11時を回っている。
居眠りしていると、ハッと目覚めたときに、かなりの時間が過ぎていることがある。あの感覚に近い。

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「由貴、11時を回ったよ。そろそろ切り上げようか? 明日は仕事だしね」
「もうそんな時間? 離れたくないよう〜」
「オレだってそうだけど、たくさん汗かいたし、風呂入って、寝支度しないとね」
「ふぅ〜、そうだよね。もう1回、イける?」
「イけるとは思うけど、この体位じゃ難しいかも」
「バックならイける?」
「そうだね。立ちバックがいいかな」
「じゃ、それで」

立ちバックするためには、いったん離れないといけない。
「抜くよ」
「うん」
オレは腰を引いて、ペニスを抜く。
「ああ〜〜んん」
由貴は一声上げて、大きなため息をつく。挿入感がなくなり、喪失感を感じてしまうからだ。
体を離すと、彼女は立ち上がり、壁際のチェストに両手を着いてお尻を突き出す。
「トオルさん、早く戻って」
「ああ」
オレは彼女の後ろに立ち、ペニスを再挿入する。
「はぁぁ〜〜」
彼女は安堵のため息をもらす。
オレもホッとする。勃起したペニスは膣の中の方が落ち着くのだ。
「いくぞ」
「うん、ガンガン来て」
オレは腰を振り始める。

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Section-679『エッチ日記(13)』

月曜日。
仕事は20時ころに終わり、「帰る」メールをみんなに送る。
この時点で、春海、涼子、ナナ、奈緒子から帰るメールは届いていたので、帰宅途中か、すでに帰宅しているだろう。
しばらくすると、由貴からメールが届く。
《わたしもこれから帰る。トオルさん、池袋で合流できる?》
《了解。いつもの場所で待ってて》
由貴の方が池袋に近いから、先に着くはずだ。

池袋に着き、待ち合わせ場所に行くと、由貴がいた。
彼女は背が高いし、スタイルもいいから、遠くからでも見分けられる。彼女の方も、オレを見つけて、小さく手を振る。
「お待たせ。行こうか」
「うん」
池袋は乗換駅なので、合流するのに都合がいいのだ。

改札を通り、電車に乗る。
運良く席が空いていて、並んで座る。
ミニスカートの彼女は、座ると露出している足が色っぽい。
オレは彼女に耳打ちする。
「セクシーだよ」
彼女はうれしそうに微笑む。

電車の中で、彼女は会社であったことを話す。
オレは耳を傾ける。
これといって重要なことはないのだが、話すこと、聞いてもらうことに意味がある。
20分ほどで、最寄り駅に着く。

駅を出たら、スーパーに立ち寄って、食材の買い物をする。ある程度のストックはあるが、足りないものを買っていく。
そして、帰宅。
玄関を開け、中に入ると、由貴は抱きついてくる。
オレは彼女を抱きしめ、キス。舌を絡めるディープなキスだ。
彼女は、ずっと我慢していたのだ。外では人目があるから、抱きつきたくても我慢する。それはオレも同じ。
長いキスを終えて、廊下の扉を開け、リビングに入る。
「ただいま」とオレ。
「ただいま〜」と由貴。
先に帰宅していたみんなから、「おかえり」の声。みんなはすでに裸になっている。家では裸というのが、うちの過ごし方だからだ。
「由貴、シャワー浴びよう」
「は〜い」

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Section-680『エッチ日記(14)』

水曜日。
目覚めはいつもフェラ。
「んんん……」
ペニスの快感で目を開けると、食べていたのは涼子だった。
「涼子、おはよ。今日は君か」
彼女は口を離す。
「おはよう、トオルさん。一番搾り、もらうね」
「ああ、頼む」
彼女は再びペニスを頬張る。

周りを見ると、由貴が拓己をフェラしていた。
「拓己、由貴、おはよ」
「おはよーす」と拓己。
「んんーー」
由貴はペニスを頬張ったまま、手を振る。
奈緒子とナナも起きているようで、寝室にはいない。
春海はまだ爆睡中。彼女は少々のことでは起きないのだ。

「ああーー! 由貴ちゃん、イクーー!」
拓己が射精したようだ。
一番搾りは、基本的に早い者勝ち。早起きした者の特権。とはいうものの、起きる時間はだいたい同じなので、彼女たちの間で譲りあっている。
一番の早起きは、いつも奈緒子のはずなのだが、彼女は妹たちに譲ることが多い。姉として気遣っているのだろう。

涼子は激しく食べ、オレは射精できそうになってくる。
「ああっ! いいよー! イキそう!」
ペニスはあっけなく陥落。
強烈な痙攣とともに精液を放出する。
彼女はペニスを、ギュッ、ギュッと強く握り、精液の残りを絞り出す。
ほどなく、彼女は口を離し、舌を出してみせる。
たっぷりの精液が、舌を白くしていた。
オレがうなずくと、彼女は舌を引っ込め、ゴックンと飲みこむ。
「ごちそうさま」
彼女は両手を合わせていった。

「先にシャワー浴びといで。オレは春海を起こすから」
「は〜い」
拓己と由貴がバスルームにいるはずだから、一緒に浴びるだろう。
オレは春海を起こすために、彼女に覆い被さり、股を広げさせて、ペニスを挿入する。
これは日課だ。
オレは腰を振る。
眠りの中にあっても、彼女は反応する。
「んん……んんん……ぁぁぁん……」
彼女が目を開ける。
「ぅぅぅん……」
「おはよ。起きようよ」
「ううん……おはよー……ぁぁぁん……」
まだ、半分寝ぼけている。
オレは腰振りを激しくする。彼女をはっきりと覚醒させるためだ。
「あんっ! ああんっ! ああーーんっ!」
数分、オレは彼女を喘がせる。これで十分だろう。
「さぁ、起きて」
「はーい」
オレは起き上がった春海を連れて、バスルームに入る。

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