対面膝立ち位(横)

セックスの体位『立位系』(2)

投稿日: カテゴリー: セックスの体位, 立位系, 体位のいろいろ
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セックスの体位『立位系』(1)の続き。


セックスの体位『立位系』(2)

セックスの体位『立位系』の第2弾。

セックスの体位『立位系』(1)では、15体位を紹介した。
(2)では、それ以外のマイナーな体位を紹介する。マイナーであることで、初めて見る、あるいはしたことがない体位もあると思う。

立位系の定義は「男女双方が立った姿勢、もしくはどちらかが立った姿勢での体位」としているが、他の体位系と組み合わせる場合もあるため、ここで取り上げるのはオレの感覚的な分類でもある。

(1)でも書いたように、立位系はアクティブな体位が多く、男女双方の体力・筋力・柔軟性などの身体能力が問われるものもある。スポーツ・セックスとしての体位でもあるので、準備運動なしでやると足をつったり、筋肉痛になったりする。セックスだからと、甘く考えてはいけない。

なお、以下の体位に一般的な日本語名はないので、女性の姿勢を基本にオレが独自に命名している。


■対面膝立ち位

(たいめんひざだちい)英名:Will You Do Me?

男女が膝立ちになり、対面で向きあってセックスする。対面なので、同時にキスをすることもできる。
膝立ちになるため、布団やベッドの上での体位だ。
対面立位の膝立ちバージョンだが、膝立ちになる分、男女の身長差問題がある程度緩和される。

動きとしては、男が腰を振ることが中心となるが、片膝を立てると姿勢が安定し、動きやすくなる。また、男の両手は彼女のお尻に当て、股間を突き出すと同時に引き寄せ、しっかりとホールドして、彼女の体がぶれないようにする。
女性側からもアクションを起こせるので、互いにタイミングを合わせて腰を振ると効果的だ。

比較的やりやすく、やさしい体位なので、いくつかの体位を連続でする場合の、イントロや中継ぎに適している。

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英名の「Will You Do Me?」は、意訳すると「わたしにしてくれる?」という意味合い。誘いの言葉だと思われる。

対面膝立ち位(横)
対面膝立ち位(横)
対面膝立ち位(背面)
対面膝立ち位(背面)
対面膝立ち位(斜め上)
対面膝立ち位(斜め上)
対面膝立ち位(俯瞰)
対面膝立ち位(俯瞰)

■片足立ち前傾背面立位

(かたあしだちぜんけいはいめんりつい)英名:Stand by Your Man

女性は片足で立ち、もう片方の足を後ろに跳ね上げる。その姿勢を、男が後ろからしっかりとホールドして、ペニスをバック挿入する。
背面片足上げ立位のバリエーションだが、背面片足上げ立位は壁に手を着いて姿勢保持の手がかりとしている。壁のない場所でする片足立ち前傾背面立位は、女性が姿勢を保持するのが難しく、難易度はやや高め。この体勢を維持するには、女性の柔軟性と筋力が必要。

女性の身体能力が求められる体位であり、セックスでありながらスポーツ的な体操でもある。男女のペアによるフィギュアスケートに、このような体勢を取る場合があるが、それが美しくもエロティシズムを感じるのは、男女の体が絡みあうことで性的なイメージを喚起させるからだ。

この体位を作ること自体が難しいが、この体勢で男が腰を振るのは、さらに難しい。体勢が不安定であるため、バランスを取りつつ、彼女の体を支えながら、ペニスを抜き差しするという、複雑な動作をしなくてはいけない。男の方にも、身体能力の高さが必要だ。

英名の「Stand by Your Man」は、「あなたの男を支えなさい」という意味。同名の有名なカントリー・ソング(1969年)に引っかけているのだと思われる。

片足立ち前傾背面立位(横)
片足立ち前傾背面立位(横)
片足立ち前傾背面立位(正面)
片足立ち前傾背面立位(正面)
片足立ち前傾背面立位(斜め上)
片足立ち前傾背面立位(斜め上)
片足立ち前傾背面立位(俯瞰)
片足立ち前傾背面立位(俯瞰)

■肘着き斜立位

(ひじつきしゃりつい)英名:The Hoover

女性は肘を着いて倒立状態となり、開脚し、男の体をはさむようにする。男は中腰で女性の体を支えつつ、ペニスをヴァギナに挿入する。女性の姿勢は、倒立というより、斜めになっているので斜立とした。
高難度系に入れてもいいくらいの難易度高めの体位。
腕立て抱え上げ立位/手押し車」の肘着きバージョンだが、肘着き斜立位の方が、いくぶん難易度は低め。とはいえ、これができる女性はそう多くはないだろう。
女性が肘を着くために、床にはクッションを敷くことが必須。

これはセックスの形をしたスポーツといってもいい。
女性にかかる負荷はかなりのもので、生半可な気持ちでやってはいけない。また、男の方も彼女をしっかりと支えるには、足腰と腕力が強くないと、体位を維持できない。セックスをしつつ、スポーツ的なトレーニングも兼ねる体位といえる。

英名の「The Hoover」は「電気掃除機」の意味で、メーカーである英国のHoover社製の電気掃除機から来ている。掃除機をかけているような姿勢からのイメージだ。

肘着き斜立位(横)
肘着き斜立位(横)
肘着き斜立位(正面)
肘着き斜立位(正面)
肘着き斜立位(斜め上)
肘着き斜立位(斜め上)
肘着き斜立位(俯瞰)
肘着き斜立位(俯瞰)

■対面片足挙げ立位

(たいめんかたあしあげりつい)英名:The Tango

対面立位のバリエーションで、女性が片足を上げる体位。女性が上げた片足を、男が手で抱える。
対面立位よりも対面片足挙げ立位の方が、ペニスの挿入はしやすい。女性が片足を上げるためには、股を開く必要があり、上げた方の足に男が足を絡めることで、股間を密着することができる。
下図でいえば、女性が右足を上げ、男が左足を彼女の右足の下に潜りこませている。こうすることで、ペニスを挿入しやすくなる。

男女の身長差があるときには、男が腰の位置を下げる必要があるので、男は股を広げるか、膝を曲げて中腰になり、高さを調整する。
対面なので、キスも一緒にできるのが、この体位の利点だ。

英名の「The Tango」は、文字通りタンゴを踊っているようなポーズという意味。

対面片足挙げ立位(横)
対面片足挙げ立位(横)
対面片足挙げ立位(背面)
対面片足挙げ立位(背面)
対面片足挙げ立位(斜め上)
対面片足挙げ立位(斜め上)
対面片足挙げ立位(背面斜め上)
対面片足挙げ立位(背面斜め上)

■対面両足上げ立位

(たいめんりょうあしあげりつい)英名:The Harness

女性が両足を宙に浮かせて、男の体にしがみつく体位。
対面片足挙げ立位の発展型であると同時に、駅弁/屈曲抱揚立位のバリエーションでもある。駅弁との違いは、女性の足を男の腕に絡ませない点。
この体勢を維持するためには、男が女性のお尻に両手を当てて持ち上げると同時に、女性は両足を彼の下半身に絡めて、しっかりとホールドする必要がある。つまり、男は彼女の体重を支えられるだけの腕力が必要であり、女性はずり落ちないように両足でガッチリと締めておける筋力が必要。
男女双方の身体能力が高くないとできない体位だ。

動きは、男が彼女を上下に揺さぶることで、挿入したペニスの抜き差しを行う。彼女の体重が50kgだとしたら、その重さを揺さぶるわけだから、かなりの重労働になる。また、揺さぶり方にもコツがあり、ペニスが抜けないように上下させるためには、ある程度の経験値が必要。上級者向けの体位でもある。

英名の「The Harness」の、Harnessは「馬具」が本来の意味だが、「装具」や「安全ベルト」の意味もある。ここでは、男女が互いに締めつけあっていることを意味したハーネスだと思われる。

対面両足上げ立位(横)
対面両足上げ立位(横)
対面両足上げ立位(背面)
対面両足上げ立位(背面)
対面両足上げ立位(斜め上右)
対面両足上げ立位(斜め上右)
対面両足上げ立位(斜め上左)
対面両足上げ立位(斜め上左)

■腕立て片足挙げ立位

(うでたてかたあしあげりつい)英名:The Handstand

前屈立位/前屈立ちバックのバリエーションで、女性は立った姿勢から両手を床について前屈(立位体前屈)し、片足を後方に伸ばして上げ、男の肩に乗せる。
前屈立位よりも難易度は高い。この体勢を作れる女性は、柔軟性があり、身体能力が高い。もはやスポーツの領域。

女性にとっては、体を鍛えながら、セックスの快感も得られるという、スポーツ・セックスである。
上げる足の左右を代えて、バランスよく下半身を鍛えるとよい。
男は、彼女の姿勢が崩れないように、しっかりとフォローしつつ、ペニスが抜けないように腰を振る。

英名の「The Handstand」は「逆立ち」のことだが、この体位では完全には逆立ちしていない。逆立ちする体位は別にあるので、ここでは「両手を床について逆立ちするような姿勢」という意味合いだと思われる。

腕立て片足挙げ立位(横)
腕立て片足挙げ立位(横)
腕立て片足挙げ立位(正面)
腕立て片足挙げ立位(正面)
腕立て片足挙げ立位(斜め上前)
腕立て片足挙げ立位(斜め上前)
腕立て片足挙げ立位(斜め上後ろ)
腕立て片足挙げ立位(斜め上後ろ)

■背面腕立て掲脚立位

(はいめんうでたてけいきゃくりつい)英名:The Backbend C

高難度系に入れてもいいくらい難易度の高い体位だが、立位系にしておく。
女性が両腕を後ろに回して床に手を着き、男が女性の下半身を持ち上げる。さらに、女性は片足を彼の肩にかけ、もう一方の足は彼の背中に回してはさみこむ。
説明するだけでも難しいが、この体位を完成させるのは、かなり難しい。

見てのとおり、女性は肩から腕、腰から足先まで、きわめて柔軟性があり、なおかつ筋力がないと、この体勢は作れない。特に、肩関節が柔らかくないと、後ろ手の腕立てはできない。

オレは柔軟性のある女性とやってみたことがあるが、なかなかうまく体位を作れず、彼女はもとよりオレ自身もかなりキツかった(^_^)b
なんとか完成できたときには、「やったぜ!」という達成感があった。
セックスではあるが、ハードな筋トレでもある。

英名の「The Backbend C」のBackbendは、体操での「後屈」、いわゆる「ブリッジ」のこと。女性が足を上げていることで、「C」の字に見えることから、「Backbend C」となっている。

背面腕立て掲脚立位(横)
背面腕立て掲脚立位(横)
背面腕立て掲脚立位(正面)
背面腕立て掲脚立位(正面)
背面腕立て掲脚立位(斜め上)
背面腕立て掲脚立位(斜め上)
背面腕立て掲脚立位(斜め上背面)
背面腕立て掲脚立位(斜め上背面)

■双片足上げ立位

(そうかたあしあげりつい)英名:The Leg Up

対面片足挙げ立位の発展形で、男女双方が片足を上げ、男女双方が片足で立つ。それだけでは姿勢が不安定なので、イスを用意して、男がイスの背に手を置いて手がかりとする。

下図のように、男は右足を上げ、女性は左足を上げる。男の右足に女性が左手をかけて下がらないようにホールドし、女性の左足は彼の右足の太ももに載せる。
男は左手でイスの背をつかんで支点とし、右腕は彼女の背中に回す。彼女との身長差がある場合には、腰の位置を下げる必要がある。
女性は左手で彼の右足を吊り支え、右手は彼の背中に回す。
このようにして、ふたりは抱き合い、密着する。

非常に不安定な体勢なので、互いにバランスを取るのが重要であり、互いを支えあいながら、なおかつセックスとしての動きもする。そのためには男女で協力しあい、体とフィーリングをシンクロさせる必要がある。
一種のダンスであり、体操でもあり、セックスでもあるという、いろいろな要素の組み合わせだ。
ペアとして、どれだけ体と気持ちが噛み合っているかを、試される体位ともいえる。

双片足上げ立位(横)
双片足上げ立位(横)
双片足上げ立位(正面)
双片足上げ立位(正面)
双片足上げ立位(斜め上)
双片足上げ立位(斜め上)
双片足上げ立位(斜め上背面)
双片足上げ立位(斜め上背面)

■椅子伏せ抱え上げ立位

(いすふせかかえあげりつい)英名:The Wheelbarrow

ソファを利用する、難易度がやや高めの体位。
腕立て抱え上げ立位/手押し車」のバリエーションでもあるが、女性がソファの座面に肘を着く。
男は、女性の太ももを自分の太ももに載せるように抱え上げ、ペニスを挿入。
女性は両足で彼の背中を羽交い締めにするように、両足で締めつけて自身の体を固定する。
手押し車の簡易版ではあるが、難易度が低くなるとはいっても、簡単にできるものではない。

肘着き斜立位よりは難易度は低く、女性の体の傾斜もゆるいので、キツさもいくぶん低減される。
段階的に難易度を上げていくということでは……
椅子伏せ抱え上げ立位 肘着き斜立位 腕立て抱え上げ立位
……と、レベルアップしていくといいかもしれない。

英名の「The Wheelbarrow」は「一輪車、手押し車」の意味だが、手押し車は通常一輪車を指す。日本名での「手押し車」とは体位が少し違うのだが、見た目は似ているので、英名でも同じような形容をしているのが面白い。

椅子伏せ抱え上げ立位(横)
椅子伏せ抱え上げ立位(横)
椅子伏せ抱え上げ立位(背面)
椅子伏せ抱え上げ立位(背面)
椅子伏せ抱え上げ立位(斜め上)
椅子伏せ抱え上げ立位(斜め上)
椅子伏せ抱え上げ立位(俯瞰)
椅子伏せ抱え上げ立位(俯瞰)

以上が立位系(2)。
立位系としては、まだいくつか紹介していないものがあるので、それは(3)として続く。