「数字で見る日本人のセックス事情」とは?

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日本人のセックス事情についての記事

日本人のセックス事情について、なかなか良い記事があった。
オレが度々書いていることと通じるところもあるが、調査結果で出てくる数字を、どう解釈するかというのは個々のセックス観や経験が左右する部分でもある。

著者の鈴木涼美さんは、オレから見るとお若い(^_^)。
それなりの経験はあるようだが、オレ的には「そこはちょっと違うかも」という解釈もある。

20代の童貞、W不倫、Tinderで初体験は当たり前? 数字で見る日本人のセックス事情

世論に惑わされては危険! 意外と知らない他人のセックスライフ

例えば女子高生の援助交際が問題となっていたとき、実際におじさんと「性交をした」「性交以外の性的行動をした」なんて答えていた女子高生はほんの数パーセント*です。援助交際ブームの特集を読むか読まないかは好き好きですが、大ブームだから=みんなやっていると思うのはバカです。そういう人は男はみんな草食男子、女子大生はみんなパパ活中、と歪んだ形で世界を把握してしまいます。こと、セックスやラブライフに関することは、人のプライベートなところまで見えないぶん、ワイドショーや週刊誌に書いてあることをつい鵜呑みにしやすいものです。

(中略)

20代男性の40.6%が童貞

私は基本的には10代、遅くとも20代前半までには性経験をした方がいいと考えており、2000年代に色々な統計*で上昇傾向にある童貞率の増加はやや懸念しています。

(中略)

20代男性の20.7%はセックスしたいと思ったことがない

セックスに興味を持たなくなった人たちが何をモチベーションに社会を泳いでいくのかは今後の彼らを見るしかありませんが、そもそも彼らが派生したのは、お金や学歴に恵まれない状況にいる人が、頑張ってもなかなか性的に報われない二極化の時代の背景から、深く絶望せずに泳いでいくための自己暗示なのかもしれません。

(中略)

セックス経験者の男性36.8%、女性45.2%がこの1年間セックスをしていない

では、セックスだけが与えてくれることはなんでしょうか?

まず、少なくとも世界で一人は自分を性的に欲望する人がいるという自信、完璧ではない自分を受け入れてもらう安心感、無防備な姿で自分と2人っきりになってもいいという人がいるという信頼関係など。これらは、あるいは射精以上にとても大きいことです。

(中略)

20代女性の9.6%が出会い系やSNSで出会った相手と初体験を済ます

先日、知り合いの同世代の女性と、かなり年下の男性と三人で食事をする機会がありましたが、「恋人は今のところいらないけど、セックスの相手が欲しい」という彼はTinderなどのアプリを使い、すでに十数人の相手とデートとセックスをしていました。

(中略)

男性は3人に1人 女性は4人に1人浮気や不倫の経験あり

西洋的なカップル文化のない日本では、夫婦というのは男女のペアというより家族の一員という意識が強くなり、運命共同体ではあっても性的な対象でなくなりがちだというのも聞き慣れたことです。だからと言って既婚になった途端に性欲がなくなるわけではありません。そう考えると「不倫は文化」と言ったどこぞの俳優の言葉は、ある意味ではとても的を得ているような気もします。

(中略)

(既婚者で)不倫中の人は不倫相手と2.4回/月セックスをしている

それは浮気や不倫は、将来をともに設計するとか、家庭を運営する、子どもを育てる、趣味を共有するといった多目的な夫婦関係と違って、比較的クリアに恋愛とセックスに特化した関係であるということと無関係ではないでしょう。

(中略)

男性の35.8%は早漏で悩んでいる

女性の多くが膣内ではなくクリトリスへの刺激でオーガズムを感じやすいこと。つまり挿入よりも前戯が好きな人が多い。また、挿入時に軽い痛みを感じる人も多く、あまり長引くと気持ちも冷めてしまいます。

(中略)

また、これも重要なのですが、男性の考える早漏は必ずしも早漏ではないのです。本物の早漏は、挿入した途端、あるいは挿入前に射精してしまうような場合で、これでは女性もちょっと興ざめすることがありますが、男性が思っているほどセックスは長いものではなく、おそらく気分が盛り上がったときに射精してちょうど標準的、くらいに思っておいた方がいいと思います。

(中略)

42%のアメリカ人女性はアダルトグッズを所有

日本のアダルトグッズはものすごく優れています。ニューヨークやロンドンのセックストイショップに行っても、日本製のグッズは人気です。ただ、男性にTENGAが定着しているようには、女性がセルフプレジャーグッズを自分で購入するという習慣はまだありません。実はバイブやローターは、風俗店やアダルトメディアの関係者が備品として購入する割合がとても高く、あとはパーティーの景品でちょっとしたウケ狙いで購入されることも多いのです。

(中略)

女性の67.1%がセックスのときに痛みを感じている

セックスの際に痛みを感じる女性は思いの外多く、特にコンドームをつけると痛い、という悩みもよく聞きます。パターンは3つくらいです。

(中略)

これは意外と気づかない人が多いのですが、膣の周りの体毛を巻き込んでいる場合があります。ブラジリアンワックスや脱毛サロンなどで、特にIラインと呼ばれるおりものシートに当たる部分の毛だけでも処理してみると、セックスのときの不快感が一気に軽減されたという話はときどき聞きます。ちなみに私もこのタイプで、デリケートゾーンの脱毛を始めてから、強い痛みを感じることは減りました。

長い記事なので、長い引用になってしまった。
大筋は同意なのだが、いくつか気になるところをピックアップする。

マスコミが報じることの是非

週刊誌やワイドショーなどで取り上げられる話題は、大々的に取り上げることで、あたかもそれが多数派であるような錯覚を与えてしまう。昨今は、ネットで炎上すると大きなニュースになったりするが、炎上に積極的に参加している人は数十人から数百人程度だろう。仮に、1000人が炎上に参加したとしても、日本の人口から見れば、わずか0.001%にすぎない。1000人の批判が飛び交えば、かなりの炎上騒ぎだが、全体から見ればごくごく一部の人たちの発言でしかない。

それを、まるで日本中が騒いでいるように錯覚する。
そして、炎上元の個人や企業が謝罪するといった展開になる。極めて少数の人たちの発言が、社会を動かしているわけで、これは社会のありようとしては異常なことでもある。

男女絡みの話題としては、不倫報道が次から次へと発覚する。
有名人の私生活を暴くのが週刊誌の飯のタネとはいえ、いつから日本人はそんなに潔癖症になったのだろう?
おそらく、浮気や不倫経験のない人とある人を比べたら、ない人の方が少数派なのではないか?……とさえ思う。記事中のデータとしては、「男性は3人に1人 女性は4人に1人浮気や不倫の経験あり」となっているが、それは正直に申告した人の割合であり、実態はもっと多いはずだと思うからだ。

セックスレスがなにかと問題にされるが、この問題は厳密には「夫婦間でのセックスレス」であって、誰ともセックスしないということではない。セックスはしたいけれども、妻あるいは夫がセックスの相手にならないだけだろう。性欲は生きるための活力源でもあり、性欲がなくなるということは、生きる気力もなくなることにつながる。それは危険なシグナルでもあるんだ。

最近の日本の風潮として、結婚やセックスに対して極めて厳格な限られた価値観しか認めなくなっているように思う。
ある種の幻想だ。
結婚とセックスがイコールであればいいが、現実にはイコールではない。だから、セックスレスの問題が生じる。ある知人は、妻がセックスの相手をしてくれないから、風俗に通っているという。

不倫はNGだが、風俗はOKというのもおかしな話だ。
女性の場合はホストクラブになるのかもしれないが、夫婦関係以外の異性とセックスすることに変わりはない。性感染症のリスクを考えるなら、風俗よりも不倫の方がリスクは少ない。
夫婦間以外のセックスを認めないとすると、セックスしたい夫または妻は、どうやって解消すればいいのだろうか? それは酷な縛りだ。

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不倫報道された芸能人や政治家は、不誠実のレッテルを貼られる。
だが、それぞれの性生活や性癖はプライベートな問題であり、どんなセックスをしているかを評価されてその仕事に就いているわけではない。
不倫を推奨するわけではないが、否定もしない。
夫婦間のセックスがない、あるいは満たされないことで、外に相手を求めた結果が不倫だ。ようするに、結婚制度、結婚に対する価値観が現実に合わなくなっているともいえる。

結婚とセックスは別。

そういう価値観というか寛容さが必要な気がする。
この考え方は、「ポリアモリー」に通じる。

童貞と処女

記事では、「20代男性の40.6%が童貞」としているが、この手の調査はけっこうバラツキがあり、自己申告でもあるので実態は把握しにくい。

出生動向基本調査」によれば……

▼年齢別にみた、性経験のない未婚者の割合(単位:%)

1992年 1997年 2002年 2005年 2010年 2015年
男性
(♂)
18~19歳 70.9 64.9 64.2 60.7 68.5 72.8
20~24歳 42.5 35.8 34.2 33.6 40.5 47.0
25~29歳 24.8 25.3 25.6 23.2 25.1 31.7
30~34歳 22.7 23.4 23.4 24.3 26.1 25.6
35~39歳 26.4 26.1 24.8 26.5 27.7 26.0
1992年 1997年 2002年 2005年 2010年 2015年
女性
(♀)
18~19歳 77.3 68.3 62.9 62.5 68.1 74.5
20~24歳 53.0 42.6 38.3 36.3 40.1 64.5
25~29歳 44.4 34.1 26.3 25.1 29.3 32.6
30~34歳 40.9 28.8 26.6 26.7 23.8 31.3
35~39歳 41.3 30.9 28.4 21.6 25.5 33.4

……となっていて、2015年の男性では「20~24歳で47.0%」「25~29歳で31.7%」と、20代といっても前半と後半では大きく違う。両者を平均すると39.35%となり、4割を下回る。わずか1.25%の差ではあるのだが、20代の男性人口656.5万人(2015年現在)に対して、8.2万人に相当するので、けっして少なくない人数なんだ。

調査は自己申告であり、正直に全員が答えているとはいえない。
見栄や恥などがあれば、嘘をいう人は少なからずいる。童貞の男性は「経験アリ」といいそうだし、経験済みの女性は「経験ナシ」といいそうだ。おそらく、1〜2割の誤差が実態なのではと思う。

特徴的なのが、女性の20~24歳で64.5%が処女だったのに、25~29歳になると32.6%と、ほぼ半減していることだ。つまり、女性は25歳を過ぎる頃に初体験をする人が増えるということだね。
ただし、30歳以上になっても30%代の処女がいるというのは、世代的な影響なのか、30歳過ぎても処女の人は、その後も男とは無縁なのかは判別ができない。

いずれにしても、男女とも25歳以上では7割くらいが童貞と処女を卒業するということはいえる。

これを早いか遅いか、どう見るかは意見が分かれるところ。

平均寿命が80歳を超えている現代では、25~29歳はまだまだ若い。江戸時代は人生30〜40年だったといわれ、男女とも早く大人になり子を作る必要があった。現代の成人式に相当する元服が12〜16歳で行われていたのは、30歳で死ぬとすれば15歳は人生の半分だったからだろう。

約70年前の終戦直後(1945年)の時代は、平均寿命は50歳代だったから、やはり早く大人になる必要があった。恋愛結婚よりも見合い結婚が多かった時代でもあるが、10代後半〜20代前半で結婚する人は多かった。初体験の相手が結婚相手だとしても、経験年齢は低かったとはいえる。実際、オレの母は19歳で結婚した。母は恋愛結婚だけどね。

1940年代の人生50年だったころ、25歳は人生の折り返し点だが、現代の折り返し点は40歳になっている。昔の25歳と現在の25歳は、意味と位置づけが違っている。
もろもろのことを考えると、寿命が延びている分、25~29歳というのは人生の時間から見れば、「かなり早い」ともいえるのだ。

性欲とセックス欲

20代男性の20.7%はセックスしたいと思ったことがない」というのは、性欲がないということにはならない。
男のオーガズムは射精なので、オナニーで射精できれば性欲はとりあえず解消できる。セックスは相手がいないとできないことであり、自己完結できるオナニーほど手軽ではない。

つまり、性欲とセックス欲は一致しないということ。

オナニー率に関する調査データが以下にあった。

日本性教育協会 | 研究事業について | 第3回青少年の性行動調査

(1)射精・月経・男子のマスターベーション (図1)
性の生理的発達の指標といえる男子の射精、女子の月経については、早い時期から経験率がきわめて高く、射精では16~17歳、月経では14~15歳までに大半の者が経験している。また、他の図に示した心理的側面や行動的側面に比較しても、進行の速度は速く、これらの進行を基礎づけていることがわかる。
男子のマスターベーションも、射精とほとんど同じ進行状況を示している。

年齢別オナニー経験率
年齢別オナニー経験率

図はモノクロだとわかりにくいので色づけして、%数値がわかるように横棒を引いた。
これを見ればわかるとおり、22歳ではオナニー率は95%であり、オナニーをしていない男は5%にすぎない。射精すらしていないというのは、肉体的・健康的・精神的になにがしか問題を抱えている可能性が高い。自発的にオナニーをしなくても、夢精などで無意識に射精することはあるからだ。

ちなみに、オレのオナニー初体験は13歳だったので早熟だったとはいえる(^_^)。

セックス欲がない若者が2割というのは、オナニーで満足しているからだろう。セックス相手の女性を探すのが面倒、あるいはセックスに至るまでの手順がわずらわしいのかもしれない。セックスは男女の肉体的・精神的コミュニケーションでもあるので、コミュニケーション能力が低いと、ハードルが高くなる。恋愛が面倒というのは、思い通りにはいかない手順が面倒なのだと思う。

セックスに興味がないのは、セックスの面白さや快感度の高さを知らないからでもある。射精がオーガズムとはいえ、オナニーの射精とセックスの射精では満足感や達成感が違う。さらには、セックスの本当の快感は、射精そのものではなく女性と連動して快感を共有することにある。それを知らなければ、セックスしたいという欲求が起きないのは無理もない。

初体験の相手

20代女性の9.6%が出会い系やSNSで出会った相手と初体験を済ます」というのは、現代ならではだね。
男性との出会いの場と機会が変わったともいえるが、相手を探す手軽さがあるのだろう。セックス経験を積むことは大切だが、相手は慎重に選んだ方がいい。素性が確かではない相手のセックスは、いろいろなリスクをともなう。

最近、性感染症に感染する人が増えている。特に梅毒の感染者が増えているという。相手が感染者かどうかは検査しない限りわからない。無防備にセックスすれば、病気を移されてしまう。不特定多数の相手とセックスしている人ほど、性感染症に感染している可能性が高くなるため、出会い系などで出会う相手ほどリスクは高いといえる。

セックスしたい気持ちはわかるが、相手は慎重に選ぶことが肝要だ。
リスクを回避するためには、セックスする相手と自分の性感染症の検査を受け、互いに確認してから、セックスすることが望ましい。自分も検査を受けるのは、相手に対して性感染症に感染していないことを証明するためだ。そこはお互い様。

しかし、そこまでやる人はほとんどいないだろう。
多くの人は危機意識が乏しいのだ。

病院で検査するのは、手間がかかるし受けにくいというのもある。
最近では、検体を郵送して匿名で検査を受け、結果を知ることができるシステムがある。
性病検査キット エイズ/HIV・クラミジアなど STDチェッカー|STD研究所」が、そのひとつ。
この検査キットの中で、スタンダード・タイプE(男性用)であれば、クラミジア、淋菌、HIV(エイズ)、梅毒、B型肝炎と、主なものが検査できて、9,936円 (税込)だ。最低限、この程度の検査は受けた方がいい。

検査結果は、この検査会社のサイトで見ることになるが、個人名で登録されるのではなく、申込時に設定したID・パスワード・採取日を入力して検査結果を確認することになる。セックス相手に結果を見せるのなら、見るためのID等を知らせればよい。

もし、なんの対策もしないままセックスして感染してしまうと、発症すれば辛いし、治療のために通院しなければならないし、治療費もかかる。病気を放置すれば、さらに深刻なことになる。リスクを最小限にするためには、1万円程度の出費は安いものだ。

浮気や不倫

男性は3人に1人 女性は4人に1人浮気や不倫の経験あり」というのは、前述したように正直に申告した人の割合だ。
なかなか正直には言えないことでもあり、実態はもっと多いはずだ。オレの予想としては、約半数、あるいは半数以上なのではと思う。

というのも、人は距離が近い異性、一緒に過ごす時間が多い異性を好きになる傾向にあるからだ。
多くの人が会社勤めをしていると思うが、夫婦が別々の会社に勤めていれば、勤め先の人と過ごす時間の方が長くなる。共働きであれば、家で夫婦が過ごす時間は、平日であれば帰宅してからの4〜5時間だろう(睡眠時間は除く)。一方、会社では8時間は拘束される。隣の席に異性がいれば、夫婦よりも近い距離で長い時間を過ごすことになり、会話はするだろうし関心を持つことは自然なことだ。社内不倫が多いといわれるのは、距離感の近さゆえなのだ。

人は、手の届く範囲にいる異性に対して好意を抱くし、一緒にいる時間が長くなると、仕事上の関係が疑似恋愛関係になる。やがて疑似が取れて本物の恋愛に発展するのは、ある意味必然。不倫しようと思って不倫する人は少ないはずで、近い距離に好きになれる異性がいて、好意が恋愛になり、肉体関係へと発展する。それが男と女の本質だともいえる。

逆説的にいえば、一緒に過ごす時間が限られている夫婦は、少ない時間を最大限活用して、もっとたくさんセックスすることが、相手の浮気や不倫を予防することになる。セックスは、男女のつながりを密接かつ強固にする、接着剤の役割になる。セックスレスで不倫されたと怒るのは、身勝手でもあるのだ。

また、不倫相手と頻繁にセックスするのは、結婚というしがらみがなく、純粋にセックスを楽しめる関係だからだ。
本来、夫婦関係でもセックスを楽しめるはずなのだが、セックスを娯楽と考える感覚が日本の社会には乏しい。セックスを猥褻とする考えかたが根強くあり、猥褻なことを楽しむのは悪いことという感覚がある。セックス好きの女性を「淫乱」などと表現するのも、そうした考えかたの表れだ。貞節であるためには、一生処女でなければいけない。セックスが猥褻なら、セックスで生まれる子供は猥褻の産物になってしまう。性に対する意識や考えかたは、矛盾に満ちている。

早漏について

男性の35.8%は早漏で悩んでいる」とあるが、実態はもっと多いはずだ。
早漏の一因は包茎なのだが、包茎の男性は3人に2人といわれているので、早漏で悩んでいる人も同程度いると思われる。

ペニスが過敏だと、刺激に対して抵抗力がなく、早くに射精してしまう。包茎は、ペニスでもっとも感じやすいカリ(亀頭)を包皮で保護しているため、刺激に耐性がない。さらに、セックス経験が乏しいと、やはり刺激の耐性が乏しいため早漏になってしまう。

早漏を解消するためには、包茎を露茎にし、セックス経験を積むことが最善だ。

また、「女性の多くが膣内ではなくクリトリスへの刺激でオーガズムを感じやすいこと。つまり挿入よりも前戯が好きな人が多い。」というのも、女性のセックス経験値の違いだ。セックス経験値が高い女性ほど、挿入での快感を好むようになる。特に、(Pスポット)性感を感じられる女性は、深い挿入、子宮口を突き上げる強い挿入で、高いオーガズムを得る。そうなるには、それだけの経験と、男性側のセックス能力の高さが求められる。

残念ながら、多くの男は挿入から射精までに数分しか要しないので、女性は深い挿入での快感を経験することなくセックスを終えてしまう。ようするに、真のセックスのオーガズムを知らない女性が多いということだ。

アダルトグッズ

最近のアダルトグッズの進歩にはめざましいものがある。
定番のバイブ類では、様々な形状や材質のものがあり、電動で動くものは芸が細かい。使い方次第で、本物のペニス以上の快感を女性は得られたりもする。

うちでは、グッズもよく活用している。
楽しくて面白くて気持ちいいのだから、使えるものは使うのが賢いやり方だ。バイブは、女性が自分で使うよりも、男が使って女性を快感にさせる方が効果的。男が使うと、女性が予期しない刺激を与えることができるし、女性も快感にしてもらう方がいいからだ。女性が自分で使えばオナニーだが、彼が使えば疑似セックスになる。

また、彼のペニスは1サイズしかないが、バイブであればサイズはお好み次第。巨根を経験することもできる。

ダッチワイフの分野では、ただの人形から、よりリアルな人型(ひとがた)へと進化しつつある。将来的にはリアクションを返すロボット(人型なのでアンドロイド)が、登場するだろう。恋人はアンドロイド……という未来は、夢ではなくなる。

性交痛

女性にとって、性交痛は悩みの種だと思う。
女性の67.1%が性交痛を感じているというのは、セックス頻度が少ないことと、セックス経験値が少ないことが原因だろう。

女性は初体験では、多かれ少なかれ性交痛を感じる。処女の場合、膣口の大きさは指が1本入る程度なので、せいぜい1㎝くらい。そこに指よりも太いペニスが入るわけで、無理矢理押し広げられて痛みを発する。ペニスサイズにもよるが、平均的なサイズだと、太さが約3㎝のペニスだ。痛いのが当然。

膣口は伸縮性はあるものの、セックス経験が乏しいと、伸縮できる許容値は低い。頻繁にセックスしていれば、伸縮性の幅が広がって慣れていくのだが、セックス間隔が空きすぎるといつまで経っても慣れない。
月1回では少なすぎるし、せめて週1回はセックスしないと、慣れていかない。毎日セックスしていれば、それだけ早く性交痛は解消できる。

また、セックス経験が乏しいと、体も適応していないため、愛液の分泌が少ない傾向にある。愛液が少なく、ヴァギナの潤いが足りないと、ペニスとの摩擦が大きく、表面をこすることで痛みを生じる。愛液の活発な分泌は条件反射でもあるので、頻繁にセックスしているほど、愛液の分泌は多くなる。

愛液が足りないときは、ローションを使えばいいのだが、ローションを使うという知識がない人が少なくない。男性がローションを用意してくれればいいが、そこまで気遣ってくれる男は少ない。女性は自己防衛のために、濡れ方が少ないときのためにローションを持参するのが賢明だろう。

長くセックスレスになっていると、ヴァギナは劣化して、久しぶりのセックスで性交痛を感じる。
特に、30代〜40代になると、加齢による衰えも加味されるため、初体験のときより痛みを感じることがある。セックス能力を衰えさせないためにも、適度な頻度でセックスはした方がいい。
また、セックスをすることで予防できる女性特有の疾病もあるので、健康維持のためにもセックスは定期的にするのが望ましい。

適度な頻度とは、少なくとも週に1回だろうね。