劣化するセックス能力とは?

使われない膣は劣化する

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劣化するセックス能力とは?
劣化するセックス能力とは?

セックスレスまたはオナニーレスになると、膣が劣化するという実体験記事。記事を書いた当人も、自分の劣化に驚いたようだ。

オレがメルマガ等にたびたび書いてきたことなのだが、セックス能力というのは、セックスレスになれば衰える。それは運動しないと、運動能力が衰えるのと同じ。使われない体の器官は、本来の能力を失っていく。能力を維持するためには、適度に使う必要がある。

セックスレスの期間が長くなると、女性は膣が、男性はペニスが劣化していく。

女性編集者が猛反省…チツは放っておくとどんどん「劣化」する(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

「膣は使っていないと廃用性萎縮が起こります。分かりやすく言うと、運動しないと身体のあらゆるところの関節が固まりますが、あれと同じことが膣にも起こる。使わないと身体は鈍って劣化しますよね。膣も同じなんです。だから、セックスまたはマスターべーションで、女性ホルモンを多く分泌してケアしてあげることが大切。セックスは相手が必要なので、難しい点もありますが、マスターベーションならいつでもできるはず。それもしていないとなれば、劣化して当然です」

(中略)

鏡でじっくり観察してみると、確かに間違いなく、原田さんの外性器は小さくなっていた。昔はふっくらぽってりしていた大陰唇はいつのまにか厚みを失って、ぺったり、のっぺり。大陰唇の奥の、肉厚の花びらのようだった小陰唇も、厚みを失い、小さく縮こまってクシュっとなっている。

長年、ほったらかしにされていた原田さんの膣は完全に枯れ果てていた。膣内に指を入れるのも痛くて難しいほど、硬く、カラカラになっていたという。

(中略)

膣が乾いたり、硬くなると、セックスに支障をきたすだけではない深刻な症状も引き起こす。

膣は筋肉の一種であり、その膣が硬くなっているということは、骨盤内の筋肉がすべて同じ状態になっているということでもある。その骨盤底筋の衰えによって起こるのが、骨盤臓器脱だ。

この女性編集者が、膣に関する本を出したことが衝撃的だというのが世間の受けとめ方のようだ。日本は、・性教育に関しては後進国なのだが、娯楽としてのエロに関しては先進国だったりする。本来、両立していなくてはいけない性に関する「硬」「軟」の分野なのだが、性に関するタブーが多いために、歪んだ性情報社会になっているように思う。

女性が膣のことを書いたから注目されているわけだが、これは「セックスの常識」のひとつだ。

女性はもとより男性も、女性の体のこと、特にセックスに関わる生殖器について無知すぎる人が多い。なぜ知らないかといえば、性教育でちゃんと教えることができていないからだ。国語で文法を教え、理科では物理法則を教え、体育では様々なスポーツを体験しながら学ぶ。それと同様に、セックスについても教えなくては、無知のまま大人になってしまう……というか、現にそういう人が多い。

当サイトは、学校では教えてくれない性知識の掲載を、ひとつの目的としている。
その性知識も、「雄しべと雌しべ」というおとぎ話のような知識ではなく、人間の性とセックスについての知識だ。医学的な知見だけに限らず、より現実的で実践的なセックスについても踏み込む。

性教育とは、実践的に役立つものでないと、意味がないと思っている。

性教育には、

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  1. 体についての医学的な知識
  2. 妊娠、避妊についての知識
  3. セックスの仕方などの実技

おもにこの3つがある。
実際に行われている性教育に該当することは、体についての知識を少しと、女性向けに妊娠についての知識を少しだけ。セックスについて触れることはほとんどなく、途中経過を省いて、いきなり妊娠について教えたりする。セックスの仕方は、自習しなさいというわけだ。

昨今はネット上に、セックスに関する情報は氾濫しているが、真偽不明な情報も多い。ネットのなかった時代は、情報源はきわめて少なく、知りたいことを調べるのは難しかった。乏しい知識で、いきなりセックスするのが普通だった。知識と経験が乏しく、女性を傷つけてしまったり、妊娠させてしまったりするため妊娠中絶件数も多かった。

社会の傾向としては、性は開放的にはなっているものの、性知識が豊かになったというわけではない。まともな性教育が行われていないのは、50年前も現在も大差はない。セックスができる年頃になっても、相変わらず性について無知のまま、衝動的にセックスをしている。

セックス初体験の年齢が下がっている一方で、セックスに興味のない若者が増えているともいう。
セックスに対して、積極的な人たちと消極的な人たちという、二極化が生じているのかもしれない。この傾向は若者だけでなく、30代以上の世代では、セックスレスの増加という形で現れている。

セックスは子作りのため……という考え方だと、1人または2人の子供を生んだら、もはやセックスは無用になってしまう。出産年齢が若いほど、セックスレスになる年齢は早くなり、セックス能力の劣化、膣の劣化も早くから始まることになる。

セックスを楽しむ感覚が乏しいから、セックスを汚らわしいとか苦痛に感じる女性は少なくない。
女性にとって「いいセックス」とは?』とも関連しているが、「いいセックス」というか「悦びのあるセックス」をしていないから、セックスレスでも平気になってしまう。

夫婦でセックスレスになれば、互いに老化を加速させるためにアクセルを踏んでいるようなもの。問題は、そのことに気がつかない、自覚がないということだ。セックスはしなくても生きていける……というのは、健康的に長生きしたくなければという条件付きだろう。
セックス能力の劣化、性欲の劣化は、生きる活力の劣化と同義といってもいい。

セックスレスによる膣の劣化については、記事中にあるとおり。
しかし、これはリハビリである程度は快復できる。劣化が進んでいるほど、リハビリには時間と努力が必要になるが、早い段階で自覚すれば快復も早くなる。

年齢的には、30歳を過ぎたら、女性は要注意だろう。
30代になると、体内のホルモンバランスが変わっていくので、この時期にセックスレスになると膣の劣化が始まる。
女性の30代は、性欲が高まる年代でもあるのだが、セックス相手がいるかどうかの難しい年代でもある。

結婚していて、夫が相手をしてくれればいいが、子供がいたりすると家ではセックスできる環境ではなかったりして、セックスから遠ざかることもある。また、男性の30代〜40代というのは、性欲が衰える年代でもあり、若い頃のようにはセックスに燃えなくなってしまう。個人差はあるが、セックス機会の減少は、セックスに対する意欲も減退させる。

本の女性編集者のように、膣の劣化に当人が驚くのだから、セックスの相手をする男だって戸惑ってしまうものだ。
再び奈緒子の例を持ち出すが、彼女は30代から10年あまり男と縁がなくセックスレスだった。オレと再会して、久しぶりのセックスをすることになったのだが、ヴァギナは濡れ方が少なくローションを使うことで補ったものの、挿入では性行痛を感じてしまった。彼女は「セカンドバージン」と表現したが、まるで初体験のときのように痛みを感じたという。

劣化していたのは膣だけでなく、体の柔軟性も衰えていた。運動不足とやや太り気味だったことも関係しているが、正常位で彼女の股の間にオレの体を入れるのに、股関節があまり広がらず、窮屈な体勢になってしまった。若かりし頃の彼女は、柔軟性があり、180度開脚ができていたことを思えば、体はかなり硬くなっていた。

そして、体力と持久力も衰えていた。これも運動不足と加齢によるものだが、数時間にわたって続くオレとのセックスで、体力的についてこれなかった。息切れして、筋肉痛になり、バテてしまったのだ。昔は、1日中セックスするだけの体力はあった。

セックス能力の衰えを実感した彼女は、リハビリのためのトレーニングを始めた。体力、筋力、柔軟性を取り戻すためにジムに通い、体を鍛えた。それは同時に、体を絞るためでもあった。

膣の劣化のリハビリには、セックスを頻繁にすることがもっとも効果的だ。感じること、快感になること、エッチな感覚を取り戻すこと。とにかく、休眠していた膣を使うことだ。オナニーよりは、相手がいてセックスできる方がいい。だから、3〜4日おきくらいに、オレは彼女の相手をした。

半年後。
彼女の努力もあって、昔と同等くらいに自由なセックスできるようになった。彼女は「女」を取り戻したのだ。

セックスレスによる、男性のペニスが劣化についても触れておこう。
顕著に出る症状としては、勃起しにくくなる、あるいは勃起が不十分になることだ。いわゆるEDの症状は、中高年になると多くなるが、加齢による衰えとともに、セックス機会の減少も関係している。

勃起したときのサイズが小さくなるのも、劣化の症状になる。勃起は、ペニスの海綿体に流れこむ血流によって膨張するわけだが、血流量が少なくなる、あるいはペニスに血液を送る血管が細くなることで、十分な血液が流れないと、勃起させるための血液量が足りなくなる。そのため、勃起サイズが小さくなる。

また、意図しない早漏や遅漏(場合によっては、射精できない)になることもある。適切なタイミングで射精できないと、満足感を得られず、自信を喪失することにもつながる。もともと早漏の男性は多いのだが、意図しない早漏とは、快感度が高まった結果として射精するのではなく、不意に射精してしまうこと。尿意がないのに、尿漏れしてしまうのと似たような感覚だ。

逆に、射精したいのにいつまでたっても射精できないこともある。これは辛いと思う。男にとってのオーガズムである、射精に達することができないのだ。

ペニスの劣化を防ぐには、やはりセックスする機会を絶やさないことだ。オナニーすることで、ペニスを使い、勃起させるという自主トレにはなるが、セックスすることに比べると効果は限定的だ。
男が男でいるためには、セックスする相手の女性がいてこそ。男性は、妻、あるいは彼女のことは、大切にしなくてはいけないよ。

女性はセックス相手の彼、あるいは夫を大切に。そして、セックスを楽しんで、たくさんセックスすることが美容と健康につながる。それは自分自身のためでもあるのだから。