フェラをレベルアップ

女性のためのフェラ講座【中級編】

投稿日: カテゴリー: フェラ講座, 男性の体について, コラム
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女性のためのフェラ講座【初級編】の続き。


フェラをレベルアップ
フェラをレベルアップ

フェラの面白さ、快感を知る

ある程度のフェラ経験を積んだ女性は、フェラが面白くなり、快感を覚えるようになる。
それは、フェラを好きになるということ。
そうすると、女性は積極的にフェラをしたいと思うようになり、もっと上手になりたいと思う。

初心者を卒業して、ひとつ上のレベルへと上がる。
フェラの中級者へようこそ。

向上心は大切。
仕事、スポーツ、勉学、趣味などでも、取り組み始めたときは初心者レベルだが、もっと上手くなりたい、もっとできるようになりたい、もっと充実させたいと思うもの。その向上心があるから、やりがいを感じられる。

フェラやセックスでも同じこと。
上手にフェラできれば、彼はもっと感じてくれるし、フェラをする女性自身も楽しくなり、快感になれる。
そのためには努力が必要だ。

しかし、闇雲にがんばっているだけでは、いずれ壁にぶつかる。自己流ではどういう方法が適切で、どういう努力が必要なのかがわからなくなってしまう。

参考になる、手本となる「ヒント」があれば、自分に足りないもの、気がつかなかったことがわかり、レベルアップするための方向性が見えてくる。才能や素質があっても、適切な方法で努力しなければ、行きづまってしまうものだ。

あなたの彼が、フェラの仕方を教えてくれればいいが、残念ながら多くの男は「ペニスを口に入れる」という程度の知識しか持っていない。学校でフェラのテクニックについて学べるわけでもなく、フェラのテクニックについて考えることもない。
フェラの上手な仕方についての知識がなければ、彼女に教えることができない。

オレ自身も、最初は自己流で、「ペニスを口に入れる」レベルの知識から、フェラをしてもらっていた。
だが、こうしたらどうだろう? ここはこうした方がいい、今度はこうしてみよう……と、フェラをする彼女といろいろと試して、創意工夫をした。フェラをする女性が、希な時代の話だ(^_^)。

彼女も積極的にチャレンジしてくれたお陰で、フェラの上級者になっていったのだ。
その彼女のフェラは、極上だった。
彼女自身もフェラを満喫し、フェラ大好きになった。

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フェラのレベルアップには、知識としてのテクニックと、日々の努力が必要なんだ。

フェラの5段階レベル

オレがフェラを教えてきた彼女たちの経験を踏まえて、フェラの上達レベルを5段階にすると以下のようになる。

レベル1 初心者レベルのフェラ。
とりあえずペニスを舐めたり、浅く口に入れることができる。
レベル2 フェラに慣れてきて、カリをすっぽり口に入れられるようになる。
口に入れるだけではなくて、舌を使ったり、手を使ったりして、男がより気持ちよくなる工夫ができるようになる。
フェラに抵抗感がなくなり、積極性が出てくる。
レベル3 フェラの持続時間が長くなる。目安としては、3分以上ペニスを頬張っていられる。
積極性がさらに出てきて、自分からフェラをしたいと意思表示する。
ペニスの半分くらい(5cm以上)を口に入れられる。
レベル4 より深くペニスを口に入れられる。目安として10cm以上。
男が腰を振るイラマチオにも堪えられるようになる。
手を使わずに、フリーハンドで射精までもっていける。
レベル5  深く、激しく抜き差ししながら、長い時間(10分以上)食べ続けられる。
ストレートに出し入れするだけでなく、顔の角度を変えて斜めにくわえたり、吸引したり、口の中で舌を活発に動かしたりと、あらゆるテクニックを駆使してフェラをする。

【初級編】は、レベル1〜レベル2.5くらいまでのことを書いた。
【中級編】は、レベル2.5〜レベル4.5くらいまでに該当する。
【上級編】は、レベル4.5〜レベル5。

このレベルの区分は、オレが女性にフェラを教えるときに、彼女がどのくらいできるようになったかを判断するために設定したものだ。ここまでできるようになったから、次はもう1段階レベルを上げることを教えよう……という目安にした。

フェラをする女性は、誰かにフェラを丁寧に教わるわけではなく、ほぼ自己流でやっている。そのため、レベル1〜2くらいで留まっている人が多い。このことは、セックス教室の彼女たちに共通したことだった。

つまり、レベル3以上にステップアップする方法を知らない、もしくはレベル3以上を求められることがなかったということでもある。

フェラの面白さ、楽しさ、快感は、レベル3以上の方がさらに増す。それは、彼の快感をさらに引き出せるし、女性自身の快感や満足感もレベルアップするということでもある。

そのためのテクニックを紹介・解説する。

ペニスの握り方を工夫する

初級編でもペニスの握り方を紹介したが、復習も兼ねてさらに細かなバリエーションを紹介する。

握り方を変えるということは、刺激するポイントが変わるということだ。感じるポイントは、男それぞれで微妙に違っているので、彼のペニスでどこが感じやすいかを探るのに、握り方を変えてみるといいだろう。

握り方のバリエーションの図。

フルフィンガー・ホールド
フルフィンガー・ホールド
フルフィンガー・ホールド

もっともオーソドックスな握り方。
ペニスを片手の指全部で、しっかりと握る。

ただ、いきなりこういう握り方はできないことが多いようだ。それはどう握ったらいいのかがわからず、遠慮してしまうからだ。
初めてペニスに触れるときは、どのくらいの力加減で握ったらいいのかもわからない。

また、ペニスの長さが短かったりすると、フルフィンガー・ホールドで握るほどの余裕かなかったりもする。
彼のペニスをこの形で握られるサイズであったなら、遠慮することなく、しっかりと握ってあげるといいだろう。

握られている男にとっても、この握り方が一番気持ちいいのだ。
そして、力の入れ加減は、彼の反応を見ながら、適度な強さで握る。強く握ると痛がる場合もあるからだ。
オレの場合には、ぜんぜん痛くはならないので、かなり強く握っても大丈夫である。

握り方のポイントとしては、カリ首を親指と人差し指で絞めるような感じで、竿を残りの指で締めるといいだろう。

1:4(ワン・フォー)・ホールド
1:4(ワン・フォー)・ホールド
1:4(ワン・フォー)・ホールド

軽く握るときはこの形かな。
親指と他の指4本で、挟むようにして握る。

この方法は、初心者向けだろう。

また、ペニスサイズが短いときにも良い方法だ。
彼のペニスが過敏なときにも、この方法だと軽く支えるだけの握りなので、ペニスにやさしい握り方だ。

テクニックとして、小刻みにサオを刺激するときにも、手を動かしやすいので、この握り方はしごき技として使える。

また、ペニスを口に入れた状態で、ペニスの竿をしごく、合わせ技のときの握り方でもある。

1:2(ワン・ツー)・ホールド
1:2(ワン・ツー)・ホールド
1:2(ワン・ツー)・ホールド

親指と人差し指+中指で軽く挟む。

フェラをするときの体位によって、握りにくいときがあるが、そういうときにはこの形はオールマイティな握り方だ。

ペニスサイズが小さい場合や、勃起が小さい場合には、握るサオ部分が少ないので、この形であればペニスを支えることができる。

さらに高等テクニックとして、この握り方で、人差し指をカリにかけることで、指でカリを刺激しながら、唇や舌でもカリを刺激するといったこともできる。

U(ユー)・ホールド
U(ユー)・ホールド
U(ユー)・ホールド

親指と人差し指の間の、指の股(U字)にペニスを挟む。

簡単ではあるが、これはどちらかというと、上級者向けの握り方。
この握り方は、手でペニスをゴシゴシとしごくことを前提としている。
ペニスを指の股に挟んで、前後にスライドさせる。強く圧迫することが容易い握り方だ。

カリ首から竿本まで、グイグイとしごくのだ。竿本に達したとき、射精感を誘引することにもなるので、彼を早く射精させたいときには有効な方法だ。

1:1(ワン・ワン)・ホールド
1:1(ワン・ワン)・ホールド
1:1(ワン・ワン)・ホールド

親指と人差し指で輪を作り、はさむようにする。
初心者向けの形であると同時に、上級者向けの上品な握り方だ。とりあえず、この形から入るのもいいだろう。

上級テクニックとしては、つまんだ親指と人差し指で、キュッと強く絞ったり、小刻みに揺さぶることで、ピンポイントでカリ首を刺激する。
親指で裏筋をこするのも効果的だ。
つまむ部分をカリにするのもいい。いろいろと使い道のある握り方だ。

3(スリー)ポイント・ホールド
3(スリー)ポイント・ホールド
3(スリー)ポイント・ホールド

カリ首を中指と親指で握り、人差し指でカリ先を押さえる。
3つのポイントを刺激することで、快感度を高める。

フェラをするときの、口に入れる前、もしくは一時的に口を離したときに、継続して刺激を与えるための握りとなる。

手こき技のテクニックのひとつだが、この握りで小刻みにしごくと、かなりの快感になる。過敏なペニスでは刺激が強すぎるが、強い刺激を欲する男には効果的な握りだ。

ルート・ホールド
ルート・ホールド
ルート・ホールド

親指と人差し指で輪を作り、竿を締める。1:1(ワン・ワン)・ホールドと基本的には同じだが、竿本を握るときの握り方。握りに使う2本の指以外の4本の指は伸ばして、竿本のよりお腹に近い方を握れるようにする。

手こきでスライドするときは、彼の腹に手を押しつける(打ちつける)ように強く動かす。
彼を射精させたいときに効果的な方法となる。

リバース・ホールド
リバース・ホールド
リバース・ホールド

逆手でカリを手のひらで覆うようにして握る。
体位によっては、この握り方の方がいい場合がある。

カリを手のひらで刺激することになり、接触面が広い分、感じ方も強くなる。これでゴシゴシとしごかれると、男はたまらない。
ただし、摩擦も大きくなるので、ローションを使って滑りをよくすること。ローションのヌルヌル感が、気持ちよさを増すことになる。

代表的な握り方を紹介したが、彼女がペニスを握ってくれることは、男にとってうれしいことなのだ。

最初は恥ずかしいかもしれないが、大胆に握ることで彼も喜んでくれるはずだ。

握り方で、感じ方も違ってくるので、彼がどの握り方で感じやすいかを試してみるといいだろう。男はオナニーのときに、自分のペニスを握って、性感を得る。

そのオナニーの仕方で感じている握り方が、感じやすい握り方になる。
ペニスは握るものなのだ。

自分の手で握るよりも、彼女に握ってもらう方が、数倍気持ちいい。

握り方をいろいろと変えてみることで、彼の反応も変わるはず。
その変化を楽しんでみるのも、フェラの楽しみ方のひとつだと思う。

なお、ペニスをしごく「」をするときは、滑りをよくするためにローションを使うことを推奨する。
摩擦が大きいと、擦れて皮膚が傷つき、あとでヒリヒリと痛みを感じることがある。

舌技を駆使する

フェラではペニスを口に入れることばかりが注目されるが、じつは舌の使い方の「舌技」を織り交ぜるのが効果的だ。

舌を出して舐める「舐め技」だけでなく、ペニスを口に入れた状態での口の中の舌の動かし方も重要。
それが「舌技」だ。

一言に舐めるといっても、いろいろとテクニックがあるが、まずは舌の出し方のバリエーションを覚えて練習しておくといいだろう。
じつは、これは慣れない人にはけっこう難しい。
というのも、普段、大きく舌を出すことがないのと、出した舌を上下左右に振ることはないからだ。

舌を長い時間出していると、舌の奥、えくぼのあたり、顎の下などが痛くなってくる。それは日頃使わない筋肉を使うからだ。
これはトレーニングしだいで、コツがわかってくれば苦にならなくなる。

舌の使い方のバリエーションの図。

3(スリー)ポイント・セット
3(スリー)ポイント・セット
3(スリー)ポイント・セット

上唇、舌先、下唇の3つのポイントで山を作る。
この段々で、カリ先やカリ背を滑らせて刺激する。
これは簡単なので、すぐにも実践できるだろう。
特に、カリ先を舐めるときに効果的。

1(ワン)ポイント・セット
1(ワン)ポイント・セット
1(ワン)ポイント・セット

下をまっすぐに突き出して、1ポイントで刺激する。
方法としては簡単だが、目一杯突き出すと、舌の奥が引っぱられるような感じになり、長い時間やっていると奥が痛くなる。

出したままにすると、舌に力が入った状態になるので、疲れやすくなる。それをいくぶんかでも緩和する方法として、出した舌を歯でかるく押さえるといい。力の入れ加減が楽になる。
この突き出し方は、カリ、サオ、タマのそれぞれを長いストロークで舐め上げるときに効果的。

ショート・ハード・セット
ショート・ハード・セット
ショート・ハード・セット

舌を軽く出して、舌先に力を入れるようにしながら、舌の左右をやや丸めるようにして硬くする。そのとき、口の端の左右もすぼめるようにすると、舌をしっかりと固定できる。

舌の感触が硬くなるので、ただ舐めているよりも、ペニスには刺激的になる。

この形で、カリ先の尿道口をつついて、尿道口を広げるような感じにすると、ゾクゾクと感じてしまう。

尿道口はある程度広がるが、それは指でカリ先をつまんで、縦方向や横方向にキュッと圧迫すると、どのくらい尿道口が広がるかの感覚がわかると思う。

ただし、彼がカリ先をつまんでも痛がらないことが前提。過敏な場合は、痛がってしまう。

尿道口が開く感覚を覚えたら、尿道口を舌先で突くようにして広げるイメージでやってみる。広がっているかどうかは、見て確認することはできないが、舌の感触で探ってみるとなんとなくわかるようになる。
なにごとも経験である。

ロング・ハード・セット
ロング・ハード・セット
ロング・ハード・セット
ロング・ハード・セット(正面)
ロング・ハード・セット(正面)

舌を最大限長く突き出して舌を丸め、舌に力を入れて硬くし、唇で舌を押さえるようにして固定する。

これはけっこう難しい。喉の奥、舌の下あたりが緊張して痛くなる。慣れが必要だが、最初のうちは1、2,3と3秒くらい数えては引っ込め、次の3秒と徐々に慣らしていく。

舌技は慣れと経験なので、回数をこなしいくのが上達の早道だ。

ダウン・セット
ダウン・セット
ダウン・セット

舌を下方にベロンと出す。
これは簡単。
舌の面積を一番広く使える舐め方になる。
これでカリ全体をベロベロと舐められたら、たまらなく気持ちいいのだ。
また、舐める女性には、舌全体でペニスの感触と味を感じられる。

ダウン・フック・セット
ダウン・フック・セット
ダウン・フック・セット

下方に出した舌の舌先を上向きに曲げ、舌全体がS字カーブを描くようにする。
これは難しい。

舌先だけを曲げられない人もいるだろう。それは今までやったことがなくて、舌先を曲げるためにどうするといいかの神経が鈍感だからだ。
意識して練習していれば、だんだんと感覚がわかってくるので、練習あるのみだ。

舌先を曲げられるようになると、舌の筋肉と神経が鋭敏になったことの証でもあり、舌で感じるペニスの感触がより生々しく感じられるようになる。
そして、舐めているときに舌先をクイックイッと曲げることで、独特の刺激になる。

アップ・フック・セット
アップ・フック・セット
アップ・フック・セット

ダウン・フック・セットから、舌を上に上げ、長く出す形。
これはさらに難しい。

慣れないうちは、舌が思うように動かないだろう。鏡を見ながらやる方が、どういう形になっているかの確認ができるので、わかりやすいと思う。

舌技で使うときには、ダウン・フック・セットと連続技で使うテクニックになる。

オープンマウス・ダウン・セット
オープンマウス・ダウン・セット
オープンマウス・ダウン・セット

口を大きく開けて、舌を下方にペロンと出す。
口を開けるのは、そこにペニスを差し込むためだ。
カリを口に含み、さらに下に出した舌で、裏筋当たりを舐めるという、複合技が可能になる。

かなりの高等テクニックだが、これをされたらフェラが最高にエキサイティングな刺激になる。
男泣かせのテクニックである。

オープンマウス・フック・セット
オープンマウス・フック・セット
オープンマウス・フック・セット

口を大きく開け、舌先を上向きにに曲げる。
一番難しい舌技だ。口を開けることで、舌を曲げる感覚がわからなくなってしまう。宙にやるとなかなかできないが、指を舌の上に載せて、指を巻くようにして舌先を曲げるトレーニングをするといい。

この舌技は、ペニスを横から舐めるときに、唇でペニスをはさむ感覚で、ペニスを巻くように舐める技に使う。
これができれば、かなりのテクニックを習得したことになる。

アップ・カバー・セット
アップ・カバー・セット
アップ・カバー・セット

舌を上側にカールさせ、上唇につける。
上唇はやや引っ込ませ、下唇はやや突き出し、歯で舌を押さえて固定する。

この形で、舌の裏側でカリ先などを舐める。
舌の表側は、味蕾などの小さな凸凹があるためザラザラ感があるが、舌の裏側はやや硬めの筋肉質になっている。

微妙な感触の違いだが、敏感なカリは舐められ感が変わる。

と、以上を紹介したが、いくつできただろうか?

舌の奥や顎が痛くなったかもしれない。これらはフェラの舐め技として紹介しているが、別の効果もある。それは顔の口周りの筋肉……表情筋を使う練習にもなるのだ。

表情筋をよく使うと、顔が引き締まるし、表情が豊かになるということにもなる。顔のエステとしても、フェラは効果を期待できるのだ。

自在に舌技を使えるように、鏡を前にして、自分ができているかどうかを確認しながら練習するといいと思う。

深く入れるためのコツ

ペニスを口の中に深く入れようとすると、「おえっ」という嘔吐感を感じる(嘔吐反射という)。これは生理的な条件反射なので、慣れない人は誰でも反応してしまう。
酒を飲み過ぎたり、異物を飲み込んだりしたとき、意図的に吐かせようと喉の奥に指を入れることで、嘔吐感を誘発させるが、それと同じ反応がフェラでペニスを深く入れると起きてしまう。

この嘔吐反射を克服しないと、深いフェラはできない。

深い挿入に慣れることで克服できるのだが、そのためにできる対処法は5つ。

  1. いきなり深く入れるのではなく、徐々に深くしていく
  2. 美味しいものを食べているイメージをする
  3. 口蓋垂を引っ込めるトレーニングをする
  4. みぞおちあたりを意識して腹筋に強く力を入れる
  5. 上体を起こした体位でフェラをする

(1)いきなり深く入れるのではなく、徐々に深くしていく

いきなり深く入れると、喉は準備が整っていないので、徐々に深くしていくことで、喉を慣らしていく。
少しずつ深くしていけば、喉は抵抗感が薄れていき、弛緩して広がる。後述する口蓋垂が、無意識に奥に引っ込むようになる。

ようするに「慣れ」なのだが、なぜ慣れていくのかを観察すると、それなりの理由がある。オレの初フェラの相手だった彼女は、最初は口に入れるのもやっとだったのに、やがて深いフェラをできるようになったのだが、どうしているのか彼女に聞いたり、しているところをじっくりと観察した。フェラはかなり頻繁にしていたので、練習時間はたっぷりとあった。
彼女は(2)〜(4)のことを、無意識にやっていたんだ。以来、フェラを教えるときには、彼女の方法論を指南した。

(2)美味しいものを食べているイメージをする

たとえば、バナナを食べるイメージ
たとえば、バナナを食べるイメージ

フェラのことを「食べる」ともいうが、食べているイメージを持つと、嘔吐反射は抑えられる。
食事で、食べものが喉を通るときは嘔吐反射は起きない。なぜ起きないかというと、食べものだからという意識が働き、喉を通しても安心と脳が判断しているからだ。

ペニスを異物と思うと、嘔吐反射の原因になるので、「美味しい食べもの」あるいは「大好きなペニス」というイメージを持ってフェラをすると、気分が楽になる。
つまり、脳をだますようなもの。

たとえば、バナナを食べるようなイメージ。
バナナの食べ方はいろいろだろうが、ある程度口に入れて、サクッと噛む。試してみるといいが、バナナだとちょっと深く入れてもあまり嘔吐反射が起きない。食べものという意識が働いているからだと思われる。

うちの彼女たちは、「食べていい?」といってからフェラをする。
「食べる」という比喩的な意味だけでなく、感覚的にも食べるような気持ちなのだ。実際、愛液を舐め、精液を飲んでいるので、食べる行為に近いとはいえる。
そういう意識でフェラすると、嘔吐反射は抑えられるようだ。

(3)口蓋垂を引っ込めるトレーニングをする

口蓋垂(こうがいすい)とは、喉の奥にぶら下がっている通称「のどちんこ」のこと。
これを奥に引っ込めるようにすると、喉の奥行きがいくぶん広がる。

口蓋垂の役割は諸説あるのだが、喉を通るものが鼻腔に入らないようにしているとか、異物が喉を通るのを防いでいるとか、ただの余分なものという説もある。

人間の体に意味のない器官はないので、口蓋垂にも役割はある。おそらく、異物の混入を防ぐといった物理的なことではなく、喉を通るものを感知するセンサーの役割をしているのだと思われる。それが、嘔吐反射にも関係している。

オレがフェラをするわけではないので、深いフェラを克服した彼女たちの経験談に基づいて、口蓋垂を引っ込める方法を紹介する。

〈A〉口を大きく開け、舌の中央部をへこませてスプーン状にする。

こうすることで、口腔内のスペースを確保する。
ペニスが入ってくれば、舌はペニスの下になるが、意識してスプーン状にすることで、ペニスを包みこむようにする。

初心者の場合、ペニスが深く入るのを無意識に防御するために、舌を丸めてカリ先をブロックしてしまうことがある。
その状態だと、深くは入らない。

舌をスプーン状にしていると、その上にペニスが乗ることになり、それはちょうど裏スジが当たる位置になる。ペニスがスライドするとき、舌の感触が裏スジを刺激し、男の快感度を高めることにもなる。

舌をスプーン状にする
舌をスプーン状にする
〈B〉平常時の口腔内の断面図
平常時の喉の断面図
平常時の喉の断面図

断面図の概略図だが、舌の位置、口蓋垂(のどちんこ)などの位置関係をイメージする。

〈C〉口を大きく開けて、「アーー」と喉の奥から声を出すようにする
発声時の断面図
発声時の断面図

意識して喉奥を引っ込めるように発声すると(実際に声を出さなくてもよい)、このように軟口蓋と口蓋垂が奥に伸び、鼻腔からの気道をふさぎ、喉の奥が若干広がる。

口蓋垂が後退することで、挿入されるペニスと接触しにくくなり、嘔吐反射が抑制される。

慣れてくると、声を出すイメージをしなくても、口蓋垂を引っ込められるようになる。

彼女たちによると、深いフェラが苦にならなくなると、無意識に喉の奥を引っ込めて、ペニスが入ってきても嘔吐反射は起きないらしい。なかなか簡単ではないので、いかに彼女たちが熟練しているかがわかる。
ただし、口蓋垂が鼻腔をふさいでいるので、鼻呼吸はできない。だから、深く入っているときは息を止めている。

みぞおちにグッと力を入れる
みぞおちにグッと力を入れる

(4)みぞおちあたりを意識して腹筋に強く力を入れる

みぞおち(腹の上方中央にある窪んだ部位)を引っ込ませるように、腹筋に強く力を入れる。こうすることで、脳内の嘔吐や呼吸をつかさどる延髄を刺激して嘔吐反射を抑制することができる。

みぞおちの奥の腹腔神経叢には、多数の交感神経(神経叢)があり、ここを刺激することで嘔吐反射から意識をそらせる。口蓋錐を引っ込めるトレーニングをするときに、みぞおちも連動して力を入れるとよい。

(5)上体を起こした体位でフェラをする

フェラの体位はいろいろとあるが、上体を起こした姿勢の体位の方が、深く入れるのが楽になる。

寝技や前屈みになる体位では、喉を圧迫したり、重力に引かれて咽喉が変形してしまうため、深く入れるのが困難になる。

つまり、仁王立ちフェラが深いフェラには最適の体位といえる。
寝技のフェラは、深いフェラには適さないが、ほどほどの深さで、じっくりとフェラを楽しむのに適している。

どういうフェラをしたいか、あるいは彼がどういうフェラを望んでいるかで、フェラの体位を変え、体位に合わせてフェラの仕方を変えていくのが、中級レベルのテクニックでもある。

口に入れていられる時間を長くするコツ

中級編のポイントは、ペニスに対する多様な刺激方法と、口に入れる深さ、そして口に入れていられる時間の長さ(持続時間)だ。

持続時間は重要で、どれだけ長く頬張っていられるかで、彼の快感時間がどれだけ続くかを左右する。その時間が長いほど、男としてはうれしいわけだ。

ペニスを口に入れる持続時間が短い、おもな原因は3つ。

  1. 嘔吐反射が起きてしまう。
  2. 呼吸が辛い。
  3. 口周りや顎が疲れてしまう。

つまり、この3つを克服すれば、持続時間は長くできるということだ。

(1)嘔吐反射が起きてしまう。

嘔吐反射の克服方法は、「深く入れるためのコツ」で触れたとおり。
これはフェラの回数をこなして、慣れていくしかない。初めのうちはできなくても、意識してやっていると、だんだんと慣れていくものだ。それは、オレが相手をした彼女たちが証明している。

繰り返しになるが、まずはフェラを楽しむこと、好きになることだと思う。
楽しいことや好きなことは、もっとしたい、もっと上手になりたいと、気持ちがポジティブになる。その向上心があれば、苦手なことは克服できる。

(2)呼吸が辛い。

ペニスが口に入っていると鼻呼吸になるが、口を大きく開けた状態での鼻呼吸はしにくい。
そのため、息苦しさを感じる。
息継ぎがうまくできないことで、口を離してしまう。

フェラでは、ペニスを口に入れるだけでなく、ペニスを抜き差しするために、顔を前後に振る。
このピストン運動が、男を快感にする。

ただでさえ呼吸がしにくいのに、顔を前後に振り、ペニスが出入りすることで、さらに呼吸がしづらくなる。息を止めていれば、その間は動きやすいものの、息を止めていられる時間は短い。息を吸うために、口を離すことになってしまう。

すぐに口を離してしまう女性を見ていると、抜き差しの動きと息を吸って吐くタイミングがバラバラで、リズム感がないことが多い。日常の呼吸は意思を介さない自律神経によるものだが、フェラで呼吸が辛い場合も、苦しいから息を吸うという自律神経まかせの呼吸をしている。

たとえば、マラソンをするときには走り続けるための効果的な呼吸法があり、水泳をするときには息継ぎのタイミングがある。このような運動をしながらの呼吸を、普通の呼吸と同じにやっていては、すぐに息切れしてしまう。

フェラでも同じことなんだ。
フェラにはフェラに適した呼吸法がある。

フェラをするときの呼吸法の一例を紹介しておこう。
ポイントは2つ。

  • 浅くしたときに、息を吸う。
  • 深く入れるときに、息を吐く。

これを基本として、一定のリズム感でペニスを出し入れする。このリズム感が大事で、テンポよく動きと呼吸を連動させることで、呼吸は楽になる。

浅くしたときに、息を吸う。
浅くしたときに、息を吸う。
浅くしたときに、息を吸う。

水泳で息を吸うときの感覚で、素早く。
ペニスを完全に抜かないで、カリ先を残す。息はここで大きく吸って、肺に空気を溜めておく。

深くしたときに、息を吐く。
深くしたときに、息を吐く。
深くしたときに、息を吐く。

吐くときは、ペニスを入れるスピードに合わせる。
息を吐きながら入れる感覚。
ピストン運動のスピードにもよるが、ゆっくりと深く入れるのであれば、吐くスピードもゆっくりでよい。

ペニスの抜き差しにともなう、息を吸って吐くタイミングは、自分のペースに合ったリズムを見つける。
基本は、

浅く【吸う】⇒深く【吐く】⇒浅く【吸う】⇒深く【吐く】⇒……

というパターンだが、これは抜き差しのスピードが遅い場合。
テンポの速い動きの場合は、

浅く【吸う】⇒深く【止める】⇒浅く【止める】⇒深く【吐く】⇒浅く【吸う】⇒……

というように、1往復分は息を止める方法もある。うちの彼女たちの場合、激しいフェラのときは、3往復分は息を止めている。呼吸法はこれに限らないので、自分にできるフェラに合わせた呼吸のリズム感を身につけることだ。

(3)口周りや顎が疲れてしまう。

口周りの筋肉や顎が疲れてしまうのは、普段使わない筋肉や関節を酷使することになるからだ。
運動不足で、いきなり激しいスポーツなどをすると、筋肉痛になってしまうのと同じこと。
これを克服するには、初級編で触れた表情筋エクササイズなどをして、日頃から口周りや顎を動かし、鍛えていくしかない。

フェラをする頻度にもよるが、毎日するのと月に数度しかしないのとでは、歴然とした差が出る。毎日していれば、毎日口を動かすわけで、特別なことをしなくても口や顎の柔軟性や筋力はついていく。月に数度では、間隔が開きすぎて、いつまで経っても初期状態のままだ。

フェラをする機会が乏しいのであれば、バイブを使って自主トレをするとか、表情筋エクササイズを毎日するとか、そういう努力が必要になる。使われない筋肉は衰えてしまうからだ。

疲れを軽減する方法はある。

ペニスを口に入れるとき、ペニスの太さよりも大きく口を開けるだろう。それは歯が当たらないようにするためでもあるが、必要以上に口を開けているため、その分、余分な力が入ってしまう。

口にペニスが入ればいいので、ペニスサイズ分だけ口を開ければいい。それができれば、余計な力が入らず、疲労度は軽減される。そこが経験値の差になる。

楽に頬張れる彼女たちがいうには、自分から口を開けるのではなく、「ペニスに口を開けてもらう感覚」だそうだ。
入ってくるペニスに逆らわず、自然な感じで口を押し広げてもらうことで、無理に口を開こうとしなくても、楽にペニスを迎え入れられるとのこと。

それはヴァギナにペニスが入る感覚と似ている。膣口は意図して開くのではなく、ペニスによって広げられて、ペニスを受け入れる。口でも同じようにすれば、無理なく受けとめられる。

ただし、これができるのは口の柔軟性があるからだ。その柔軟性を獲得するためには、表情筋エクササイズなどで口周りを鍛えておく必要がある。

 

ここまでが、とりあえず【中級編
次は【女性のためのフェラ講座【上級編】-その1-】へと進む。