湯船でバック

『体と心のセックス・ライフ』2016年4月分(Section-613〜616)

投稿日: カテゴリー: 体と心のセックス・ライフ, エッセイ
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体と心のセックス・ライフ
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Section-613『トオルファミリー・新章(6)』

涼子は前を向いてオレにまたがるが、気が変わったのか、反転して後ろ向きに変える。
「こっちにする」
背面騎乗位で乗り、ペニスをヴァギナに挿入する。

前向きの騎乗位と後ろ向きの騎乗位では、感じ方がかなり違うと、彼女たちはいう。男の側からすると、あまり違いはないように感じるのだが、ペニスを受けとめる彼女たちには大違いらしい。
違いの要因は、ペニスを挿入する向きだろう。
背面騎乗位では、バック挿入になるため、挿入感が深くなる。
なぜバック挿入で挿入感が深くなるかというと、膣の位置とペニスの勃起角度の関係だ。
膣口は股の真下より少し前にある。その膣口から、背中の方向に向かってやや斜めに膣が伸び、子宮口に至る。
図解すると以下のようになる。
https://www.xy-lovestory.org/image/vagina-side.gif
このように斜めになっている。

ペニスは勃起すると、水平よりも上に頭()が上がり、上向きに斜めになる。
ただし、これには個人差があり、水平よりも上に頭が上がらない人もいる。その原因は、勃起力の不足の場合と、ペニスが付いている位置に関係している場合がある。
ペニスの根本の位置が微妙に下にあると、カーブを描いている股の下向きにペニスが付いていることになり、その分、勃起したときの角度が制限されることになってしまう。
女性のヴァギナに、「上付き」と「」があるのと同じことで、ペニスにも上付きと下付きがあるのだ。
オレと拓己は上付きのペニスなので、最大に勃起すると、腹に沿うように上向きになる。
この角度でバック挿入すると、膣の角度とフィットするというわけだ。

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Section-614『トオルファミリー・新章(7)』

オレは立ちバックで涼子を激しく攻める。
彼女は大きな声で叫ぶ。
「ア゛ァァーーハァァーーー!! ンンアアァァーーー!!」
今日一番の絶叫だ。
ある程度の時間が経過して、体も気分も、エッチな快感が高まってきたのだろう。車に例えるなら、エンジンとタイヤが温まってきて、走りが快調になっているような感じだ。

久しぶりのホテルだから、みんな絶叫するのが気持ちいいようだ。
大きな声を出すのは、快感の表現であると同時に、大声を出すこと自体が快感になる。それはカラオケで歌うのにも似ている。
涼子の絶叫を聞いていると、普段の家でのセックスで、いかに我慢しているのかがわかる。
遠慮なく声を出すことで、快感度はさらに増す。
それは彼女たちだけでなく、オレにとっても同じだ。
「ぅおおーーー!!」
オレも叫ぶ。
声を出すことで、勢いが持続するからだ。スポーツ選手がここぞというときに大声を出すのは、力を出し切るためだ。
セックスでも同じこと。
「ア゛ァァハァァーーー!! アアーーハァァーーー!!」
「ぅおおおーーー!!」
彼女が叫び、オレも叫んで応える。
互いの声で刺激し合って、さらにエキサイトしていく。
これもまた、うちではできないセックスのひとつだ。

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Section-615『トオルファミリー・新章(8)』

オレは、意図せず眠りに落ちてしまった。
目を開けると、春海が騎乗位で乗っていた。オレが眠っていても、ペニスはちゃんと勃起して、相手をしていたようだ。
「落ちちゃったよ。何時?」
「えっとね、もうすぐ5時」
「もうそんな時間か」
1時間くらい眠っていたようだ。
ベッドルームにいるのは、オレと春海だけだった。
リビングルームから、カラオケで歌っている声が聞こえる。
「盛り上がってるみたいだな」
「そうね。わたしは歌うよりエッチしてる方がいいから。ちょっと激しくしてもいい?」
「いいよ」
彼女は上下に弾み始める。

春海はゆっくりのリズムで、上体を弾ませる。
じっくりと、騎乗位を楽しむ乗り方だ。
乗馬でいえば、常歩(なみあし)に相当する。
ゆっくりではあっても、彼女はヴァギナ締めでペニスを締めているので、オレは強い快感を感じる。
抜き差しされるペニスは、摩擦と圧迫でズリズリと刺激される。
彼女の騎乗位は、並外れて快感度が高い。
これだけは、誰にも負けない。春海の特技なのだ。

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Section-616『トオルファミリー・新章(9)』

湯船でバック
▲湯船でバック

オレはナナとともにバスルームに入る。
バスタブには春海と奈緒子が浸かっていた。
「ここにいたのか」
オレはいった。
「やっほー。大きなお風呂だから、気持ちよくて」と春海。
「温泉みたいな雰囲気ね」と奈緒子。
オレはシャワーを浴びて汗を流し、ナナの体も流す。
そして、湯船に浸かる。
足を伸ばして風呂には入れるのはいい。うちの風呂では、膝を曲げないと入れないから、窮屈感がある。

春海を真ん中に、ナナと奈緒子が並んで湯に浸かり、おしゃべりの花を咲かせる。たわいのない話だが、内容が重要なのではなく、おしゃべりをすることに意味があるのだろう。正直なところ、彼女たちのおしゃべりにはついていけない。オレには、鳥のさえずりように聞こえてしまう。
しかし、彼女たちの声を聞いているのは心地良い。
美しい声の鳥のさえずりが癒やしになるように、彼女たちの声も同様の効果がある。
オレは目を閉じ、四肢を伸ばして湯の中に浮かぶ。浮力で重力から解放されるのは、疲れた体には良い休養になる。

「お疲れのようね」
奈緒子がそばに寄ってきていった。
「ああ。今日はちょっと飛ばしすぎかな。みんな、激しいから」
「肩、揉んであげる」
奈緒子はオレの後ろに回り、彼女の胸元にオレは寄りかかる。彼女に肩を揉まれて、凝った筋肉がほぐれていく。
春海とナナもそばにきて、腕と足を揉んでくれる。
「久しぶりのみんなでホテルだから、テンション上がっちゃうのよね」
春海がいった。
「やっぱり、うちでするのとは全然違うから。トオルさんと拓己も、いつもよりパワフルだし」
と、ナナ。
「そうだね。たまにはこういうのもいいね」
オレはいった。
自宅はあまり広くはないから、8人いると手狭に感じる。
じつは、もっと広いところに引っ越ししようという計画がある。できれば一軒家で、交通の便が良くて、家賃があまり高くないところ。郊外に行けば家賃相場は下がるし、広い家もあるにはある。ただ、それぞれの勤務先が都心なので、通勤に2時間もかかるのは避けたい。通勤時間が1時間以内となると、なかなか要求に見合う物件は少ない。
今のところ、絵理は週末に来るだけだが、彼女も同居するようになると、引っ越しを考えないといけないと思っている。絵理が大学を卒業する来年が、引っ越しするかどうかの決断の時期だ。

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