屈曲位

『体と心のセックス・ライフ』2014年6月分(Section-525〜528)

投稿日: カテゴリー: 体と心のセックス・ライフ, エッセイ
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体と心のセックス・ライフ
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Section-525『ゴールデンウイークはホテルで(6)ナナ』

初めての体位……寝台反り返り騎乗位で、ナナは積極的に体を動かす。
しかし、そもそもキツイ体位であるのに加えて、不慣れな体位で動きにくそうだ。そのため、体力を消耗しているのが、見ていてもわかる。
※イメージ画像は、前号を参照。

「はぁ、はぁぁ、はぁ……キツ〜イ……はぁ」
動きたいという意思はあっても、体が動かない状態だ。
とうとう腰を振るのをやめてしまう。
「もうだめ!」
オレは彼女を背後から抱きしめて、体位を解く手助けをする。
反り返っていた下半身を手前に戻し、オレの膝に着いていた両手のゆるめる。
結合を解くと、彼女はベッドに倒れこむ。
「はぁぁ、この体位、腕がキツイ」
彼女は腕をブルブルと振る。
「だろうね。腕立て伏せしてるようなものだからね」
「もっとできると思ったんだけどな」
「まぁ、トレーニングが必要ってことだね」
「よ〜し、目標がひとつできた。この次は、もっとやれるように腕を鍛えようっと」

オレは横を向き、寝そべっている彼女の胸に手を置く。
彼女は微笑む。
乳房を手のひらで覆い、やさしく撫でる。
汗でしっとりと濡れた乳房は、呼吸でゆるやかに上下する。
硬くなった乳首を、指で転がす。
「ふぅ〜」
彼女は笑みを浮かべて、ため息をつく。
「ちょっと待ってて」
オレはローションのボトルを探す。枕元に置いていたのだが、床に落ちていた。

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Section-526『ゴールデンウイークはホテルで(7)由貴』

飛び石だが4月29日は連休3日目。
前日の28日、月曜日の夜。
今晩は、由貴とホテルに泊まる。
オレは会社帰りに、由貴との待ち合わせ場所に向かう。今回は新宿ではなく渋谷だ。オレと由貴の会社が、渋谷に近いからだ。
渋谷マークシティにあるカフェを待ち合わせ場所にしていたが、スマホで連絡を取ると、ほぼ同じようなタイミングで渋谷駅に着きそうなので、駅のホーム内で待ち合わせることにした。
埼京線と山手線の乗り換え場所になる、南改札付近で改札を出ないで待つ。改札を出てしまうと、人の流れが多くなってしまうからだ。
オレの方が早いかな?……と思ったら、由貴の方が先に来ていた。
彼女はオレを見つけると、小さく手を振る。

出勤するときとは、服装が違っていた。朝はジーンズだったが、スカートとシャツの着替えを持ってきたのだろう。ふわっと広がりそうなミニのフレアスカートに、ノースリーブのシャツと薄手のジャケット。色は春らしい白とピンクのパステルカラー。
女の子らしい格好だ。それはオレ好みの服装でもある。
スタイルのいい由貴が着ると、モデルのようだ。学生時代には、モデルのバイトもしていたのだが。
女性は髪型をよく変えるが、最近の由貴は金髪に染めている。これがまたよく似合っていて、背も高いから外人かハーフのように見える。

「待った?」
オレは聞いた。
彼女は笑顔で首を振る。
「う〜うん、ちょっと前に着いたとこ」
時刻は8時を回ったところ。
「ちょっと早いから、飯、食べに行こう。なに食べたい?」
「トオルさんの好きなので」
「じゃー、寿司」
「いいよ」
改札を出ると、彼女はオレと腕を組む。
渋谷で寿司というと、いつも行くところがある。オレたちはそこに向かった。

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Section-527『ゴールデンウイークはホテルで(8)由貴』

屈曲位
▲屈曲位

由貴は騎乗位で、長い時間オレに乗っていた。
激しく乗ったり、ゆっくり乗たり、ペース配分を考えながら乗る。ずっと同じ調子では体力が続かないから、自分のペースを保つことは重要だ。
そのへんは経験値がものをいう。
オレが射精したあとは、次に射精するまで長い時間を続けることが可能だから、彼女は長く乗るための乗り方をする。
体力や筋力、持久力も必要だ。
スポーツをするのと同じようなものだから、基本となる体力を鍛えておく。彼女がスポーツジムに通って、ランニングや筋力トレーニングをしているのは、体型を保つためであると同時に、セックスでの体力アップのためだ。

オレとセックスするようになった初期の頃は、騎乗位で15分も続けると息が上がり、筋肉も疲労して動けなくなっていた。それが今では、1時間くらい続けられるようになっている。
オレが射精せずに勃起し続けられるから、彼女は乗り続けられる。オレは長年の経験から勃起持続力を身につけたが、それは愛する彼女たちのためだ。男と違って、女性の快感は長い時間続く。その時間は、男がどれだけセックスを続けられるかにかかっている。
男が早く射精してしまったら、セックスは終わりだ。それでは女性のためにならない。女性のためのセックスは、いかに長い時間勃起を保つかだ。

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弾んでいた彼女が動きを止める。
「ふぅ〜〜」
「疲れた?」
オレは聞いた。
「ちょっと。トオルさんは?」
「オレは平気。動いてるのは君だからね」
彼女は汗びっしょりだ。それがまた色っぽい。セックスで汗びっしょりになるのは、相当な運動量なのだ。
時計を見ると、午前0時になろうとしていた。彼女は1時間半くらい、乗っていたことになる。疲れるはずだ。
「シャワー浴びて休憩しよう。小腹も空いたし」
「うん」
彼女がオレから降りると、一緒にバスルームに行く。

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Section-528『ゴールデンウイークはホテルで(9)由貴』

屈曲位での攻めは、佳境に入る。
ずっと体をふたつに折った状態の彼女は、喘ぐのに苦しそうになる。
快感が苦しさを打ち消すから、彼女は堪えられるのだが、疲労度が増してくると快感のマジックも効かなくなる。
そろそろ限界だな、と判断する。
彼女が自分から「限界」という場合もあるが、そうでないときは見極めを、男がしてあげる。
オレは彼女の両足に絡めた腕を解き、屈曲位から正常位になるようにする。
「はぁ〜〜、ありがとう、トオルさん。もう限界だったの」
「そうならそういえよ」
「だって、トオルさんがまだまだいけそうだから、中断したくなかった」
「じゃ、正常位で続けるから」
「うん」
オレは攻め具合をゆるめて、ゆっくりと腰を振る。

ゆっくりしたテンポで、深く入れたペニスを、少しだけ動かす。
じわじわと気持ちよさを味わうセックス。
ポリネシアンセックスのように、腰はあまり振らずに、長い時間つながっていることで深い快感に浸る。
オレたちは激しいセックスもするが、ポリネシアンセックスあるいはスローセックスといわれる、つながっているだけのセックスも好んでする。
セックスの基本は、男と女が結合してつながっていることにあるからだ。
そのつながっている時間が長いほどに、互いの心と体を満たさせる。
そのための長時間セックスなのだ。

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