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『体と心のセックス・ライフ』2012年11月分(Section-449〜452)

投稿日: カテゴリー: 体と心のセックス・ライフ, エッセイ
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体と心のセックス・ライフ
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Section-449『夏休みはホテルで・ナナ編(1)』

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ホテルに行くのは、特別な日だ。
週末にはセックス三昧の生活ではあるが、ホテルにわざわざ行くのは、普段とは違うセックスがしたいから。
また、ふたりだけのセックスというのも、特別な意味がある。
みんなでセックスを楽しむのもいいが、ときにはふたりきりでセックスを堪能したいときもある。

夏休みのホテル行きは、彼女たちが計画を立てていたから、オレは当日までどこに行くのか知らされない。
サプライズが楽しみなのだ。
ナナは、どんなホテルを選ぶのか楽しみにしていた。

会社帰りに新宿で待ち合わせして、食事をしたあとにホテルに向かった。
連れて行かれたのは、そのうち行きたいねと話していた、歌舞伎町の外れにあるホテルだった。
そこはラブホテル専門というわけでもなく、一般客も利用できるホテルだが、突然行っても空き室があることがほとんどないホテルだった。
何度か足を運んだことはあったが、満室であきらめていた。
内装が豪華らしいというのは、WEBサイトを見て知っていたが、実際はどうなのかは未体験。
ナナは予約を取っていた。
「ここか。いつも空振りだったとこだね」
「そう。予約も土日にかけては受け付けてないから、平日で利用できるときに限られるのよね。それと平日の方が早い時間にチェックインできるの」
うちのみんなが行きたがっていたホテルだが、ナナが初体験ということになる。

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Section-450『夏休みはホテルで・ナナ編(2)』

ナナとオレの関係は、過去の経緯も含めて特殊だ。
もともとはオレと春海の共通の友達で、親友だった。
ナナと拓己を引き合わせたのはオレだったし、ふたりが結婚することを誰よりも祝福したのもオレだった。
オレと春海、ナナと拓己の2組が、エッチな関係になっているわけだから、スワッピング関係だともいえる。
ただ、結婚というのは、制度的な「形」としか考えていないので、オレたちにとっては社会的な体裁を取っているにすぎない。

男と女の「友情」は、きわめて限定的にしか成立しない……というのが、オレの持論だ。
ナナは親友ではあったが、ナナのことを女として好きでもあった。
女として見ている時点で、男同士のような友情とは異質になる。
男女の友情はやがて愛情に、そしてセックスへと発展する。
それが、男であり女であるということだからだ。

オレがナナと男と女の関係に発展するのは、必然でもあったのだ。

■フェラに陶酔して
フェラは何度となくする。
一晩、一緒にいて、すべての時間をセックスに費やすのであれば、なおのこと。
ナナのフェラなら、何度でも、何時間でもフェラして欲しいと思う。

短い休憩時間を除いて、ペニスは勃起したままだし、勃起したペニスは彼女の「中」にある。
その「中」が、膣なのか、アナルなのか、口なのか、という違い。
オレのペニスは、常に彼女の温もりの中にあった。

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Section-451『夏休みはホテルで・春海編(1)』

「夏休みはホテルで」の最後は「春海編」だ。
言わずもがなだが、春海はオレとのセックス関係が一番長い。
かれこれ、もう20年あまり。
長いようで短い年月だ。
彼女はオレと出会うまで、男とつきあったことがなく、むしろ男性恐怖症で男が嫌いという、特異な女性だった。
もちろんバージンで、セックスのセの字も知らない、うぶな少女だった。年齢的には20歳になる直前だったから少女ではないが、「女」としては未熟という意味では「」といってもよかった。

ただし、肉体的には並外れて成熟していた。
Fカップの巨乳という、当時としては際だった体だったのだ。
今では、Fカップ以上の巨乳アイドルがいたりするが、20年前は豊満なバストといえば、CカップやDカップの時代だ。
Fカップは人目を引いた。
オレが彼女のFカップに惚れこんだことはいうまでもない。

男が嫌いで、そばに寄られるだけでも嫌がっていた彼女が、オレに対してだけはなんの抵抗も感じなかったのは異例だ。
彼女自身が、そのことを不思議がっていた。
オレには安心感を感じたのだという。
春海とオレの距離が急接近したのは必然だった。

バージンだった彼女に、1からセックスのイロハを教えこんでいった。
思い起こせば楽しい思い出だが、その当時は苦労した。辛抱強く、よちよち歩きの子どもが、自力で歩けるようになるのを見守りながら育てるのに似ていた。
その経験が、のちのち大いに役立つことになるとは思わなかった。
ともあれ、オレと春海は二人三脚、一蓮托生で歩んできた。
現在のように、「家族」としてみんなとの関係があるのも、春海がいたこそだからだ。
オレが中心にいるのは確かだが、もうひとつの中心は春海なのだ。

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Section-452『夏休みはホテルで・春海編(2)』

春海とオレは、激しく燃えた。
いつも燃えることには変わりないが、いつも以上に燃えた。
やっぱり、ホテルはいい。
特別な環境と特別な雰囲気。
隣近所に気兼ねすることなく、彼女は大声を上げられるし、オレも遠慮なく攻められる。

セックスのとき、声を上げる、というのは重要だ。
それは快感の叫びであり、感情の爆発だからだ。
大声を出すことで、快感がより快感になる。

部屋の中に、オレと春海の、濃厚な性的オーラが充満する。
まるでサウナに入っているように。
それがまた、陶酔感を高めていく。

■ベッドに上がって正常位に燃える
ソファでひとしきり燃えたあと、ベッドに上がる。
火が付いた春海の情欲は、とどまることを知らない。
普段は、のほほんとのんびりした性格だが、セックスのときは一変する。それは誰でも共通したことではあるが、彼女はその落差が大きい。
もういい歳ではあるが、いまだ少女のような面影が残る彼女が、セックスでは熟女というか情熱的な「女」になる。
たとえるなら、普通の子猫がどう猛な虎になるような感じだ。
同じ猫科でも、まったく別もの。

虎になった彼女の欲求を満たすには、激しく攻め続けるしかない。
食事では「お肉大好き」の肉食系だが、セックスでも肉食系だ。
可愛らしい容貌からは、想像するのがむずかしい。
彼女は周囲の人からは、実年齢よりも10歳くらい若く見られている。彼女よりあきらかに年下の人から、年下に勘違いされるらしい。そのくらい童顔なのだ。
だから、彼女がセックス大好きだということを想像する人はいないだろう。

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