快感で絶叫

『体と心のセックス・ライフ』2009年4月分(Section-277〜280)

投稿日: カテゴリー: 体と心のセックス・ライフ, エッセイ
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体と心のセックス・ライフ
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Section-277『生と死・前編』

生と死は隣り合わせ。
と、よくいわれる。
人は生まれてきて、懸命に生き、夢を持ち、努力し、ときに苦労し、ときに幸せになり、やがて生涯を終える。
子どもの頃は、あまり「死」というのを意識することがなく、実感のともなわない漠然としたものでしかない。想像力そのものに限界があるからだ。
成長するにつれて、言葉の意味を深く考え、社会の仕組みや人間関係の複雑さを知り、「死」がどういうものかをリアルに感じられるようになる。
芽生えた「死」のイメージは、親しい者の死によって決定的になる。
肉親、あるいは友人の、死??
それは避けて通れないものだが、同時に死を身近に感じることで、「生」とはなんなのか、生きることの意味はなんなのか、と深く考えるようになる。
「生」は「性」でもある。
今回は、生と死について考えてみたい。

このテーマを選んだのは、奈緒子の父親が亡くなったからだ。
もっとも身近な肉親である親の死は、いろんな意味で衝撃的だろう。オレの両親は健在だが、いつかその場面に出くわす。両親のことは尊敬しているし、特に母は最愛の人である。

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Section-278『生と死・後編』

シャワーを浴びようというと、由貴はうれしそうに脱ぎ始めた。
シャツを脱ぎ、ミニスカートを下ろして、下着姿になる。
オレが上半身裸になり、ジーンズを脱いでいる間、彼女は待っていた。
オレはボクサーブリーフを脱いで裸になり、彼女を抱きよせる。
そして、背中に回した手で、ブラのホックを外す。彼女は下着を脱がしてくれるのを待っていたのだ。これはお約束だ。
露わになった張りのいい乳房を両手で揉む。
「はぁ〜」
彼女はうっとりとため息をつく。笑顔が可愛い。
プリプリの乳房は、久しぶり感触だ。彼女がオレにくれた愛らしい乳房。
オレはしゃがんで、彼女のショーツに手をかける。ショーツは透けるタイプで、オレがプレゼントしたやつだろう。下着はたくさん買ってあげているので、色っぽい下着は、たいていオレの好みだ。
ショーツを下ろすと、綺麗に手入れされたパイパンの股間が露わになる。
「向こうにいる間も、お手入れしてたのかい?」
「もちろん。伸びてくるとチクチクするし」
「奈緒子も?」
「そう」
「ふたりで?」
「そういうときもあったよ。夜中にこっそり」
彼女は小さく笑った。

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Section-279『お帰り、奈緒子・前編』

オレは羽田空港にいた。
奈緒子を迎えるために。
19:35着の便で彼女は帰ってくる。
仕事を早く片付け、「お先に失礼します」と会社を飛び出してきた。
到着ゲートの出口で、彼女が現れるのを、そわそわしながら待っていた。

同じ便に乗っていたと思われる乗客が、次々と出てくるが、彼女はなかなか出てこなかった。席が後ろの方だったのかもしれない。それとも、手荷物を待っているのだろうか?
15分ほど経ってから、ようやく彼女が出てきた。オレのひいき目かもしれないが、彼女は美しく、独特のオーラを放っているようで際だっていた。由貴と同様に目を引く女性なのだ。
彼女もすぐにオレを見つけた。
笑みを浮かべて歩みよってくる。
「お待たせ。荷物がなかなか出てこなくて」
彼女は左肩からハンドバッグ、右手にキャスター付きのスーツケースを引いていた。
オレは両手を少し広げて、首を傾げる。「抱きしめようか?」というジェスチャーだ。
彼女は一瞬躊躇したが、オレの腕に飛びこんでくる。
「お帰り」
オレは耳元で囁いた。
「ただいま。ちょっと照れくさい」
「人の目なんか、気にするなよ」
オレたちはしっかりと抱きしめあった。

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Section-280『お帰り、奈緒子・後編』

快感で絶叫
快感で絶叫

奈緒子は快感に没頭していた。
目を閉じ、口を大きく開け、顎を突き出す。
オレが腰を突き出すごとに、ビクン、ビクンと体を震わせる。
強がりで頑固な一面がある彼女は、ときとして辛いのを我慢してストレスを抱えこんでしまう。それは頑張り屋さんである反面、無理をしてしまうことにもなってしまう。
彼女は辛いのに堪え、頑張りすぎていると感じていた。
口では大丈夫といいながらも、限界ギリギリだったのではないか?
オレは彼女の感じ方を見ながら、そう思った。

「ア゛アアーーハァァ!! ア゛アアァァン!!」
彼女は叫ぶ。
それはビックリするくらい、大きな声だ。
久しぶりのセックスとはいえ、その反応は過剰だった。
彼女は意識しないまでも、溜めこんでいた想いを吐き出しているように思えた。
父親が亡くなったことは、大きな心の痛手になったはずだ。彼女はその傷を奥にしまい込んで、大丈夫という仮面を被っているのだろう。母親の前や娘の前では、弱気になった自分を見せられない。彼女はそう考えるタイプだ。
セックスの快感での叫び……という形で、彼女は心の叫び声を上げている。
感情を爆発させているのだ。
それでいいんだよ。
もっと叫んでごらん。
オレは、より強く、より激しく、より深く、彼女を燃え上がらせる。

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