騎乗位で気持ちよく

『体と心のセックス・ライフ』2007年5月分(Section-185〜188)

投稿日: カテゴリー: 体と心のセックス・ライフ, エッセイ
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体と心のセックス・ライフ
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Section-185『裸の休日(1)』

騎乗位で気持ちよく
騎乗位で気持ちよく

今年のゴールデンウィークは、飛び石のために連続した休日にはならなかった。カレンダー通りの休みだと、前半の4月28〜30日と、後半の5月3〜6日。途中に2日の出勤日があった。
前半はいつもの週末が1日増えただけで、特になにも計画しなかった。
後半は4日連休なので、もっとのんびりできる。
とはいえ、どこかに行くようなことはしなかった。行楽地はどこも人出が多いことは容易に想像できるからだ。
天気は予報通りに、暖かくいい天気になっていた。
暖かくて、家にいるのなら……。
することはおのずと決まる。
裸の休日だ。
4日間、彼女たちは裸のまま過ごす。
もちろん、エッチをしながら。

■4日間、裸のままでいること

「うん……ぁぁん……ああん……」
部屋に春海の声が漂う。
オレの膝の上で、気持ちよさそうに体をゆっくりと揺する。
時刻は夜の9時を回ったところ。
今日、何度目だろうか?
そもそも、休日3日目で、何度セックスしているだろうか?
数時間おきにしているから、1日で7〜8回はしている。
いや、10回以上だろうか?
ビデオを見たり、パソコンをしたりの合間にセックスしているというより、セックスの合間にそれ以外のことをしているといった方が正しい。
食事はデリバリーで済ませるか、あり合わせのもので軽食を作っていた。
ひとつだけいえることは、ペニスはほとんどの時間、春海か涼子の中にあるということだ。膣の中か口の中かは別にして。

最近、40インチのテレビを買った。
ソニーのブラビアだ。
大画面になって、迫力が増した。それまで見ていたのは20インチだったので、面積で4倍になっている。
映画はデジタル放送であれば、それまで見えなかった細部が見えるようになった。
アダルトビデオをこれで見ると、これまたエロっぽさの迫力が増す。
とはいえ、アダルトものは画質の悪いものが多いので、すべてではない。
それでも、モザイクのかかっていない細部がよく見えることは確か。
オレと春海の前には、大画面にエッチなシーンが映されている。
テレビからの喘ぎ声と、春海の声が同時に耳に入る。
『ああああ──!!』
「はぁぁん……はぁぁぁぁ……」
テレビでは女性がバックで攻められて、絶叫している。
春海はそれを見ながら、穏やかな快感の声を出す。
その声は、テレビに煽られて、徐々に大きくなっていく。
「あああん!……ああああん!……」
アダルトビデオのもうひとつの使い方だ。
画面に触発されて、興奮していくのだ。
春海は腰を大きく振り始める。
「アアン! ァアアアァン!!」

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Section-186『裸の休日(2)』

裸の連休の、第2幕。
計96時間の中の、ほんの少しのハイライトだが、どんな裸の休日だったのか、十分に想像できるのではと思う。

■シャワーでスッキリ、立位で快感に

暖かいというより暑かった休日は、セックスしていると大量の汗をかく。
特に、彼女がオーガズムまでいったあとは、激しく動いたこともあって、汗びっしょりになった。
汗をかいたからと、すぐにシャワーを浴びるわけではないが、6時間ほど経過する頃には、汗で体がベトついたり肌がガサガサになったりする。また、ローションを使ったあとでは、渇いたローションで股間がゴワゴワになる。
そんなわけで、日に何度かシャワーを浴びる。

シャワーを浴びるのは、裸の休日の一区切りにもなる。
体を綺麗にして全身をお湯で潤すことで、体も気持ちもスッキリする。
そして、次のセックスへと、リフレッシュできるのだ。
「シャワー浴びようか?」
オレはいった。
裸の休日の2日目になり、今日は昼過ぎまで眠っていて、それから夕方まで布団でエッチを続けていた。ときに温泉にでも浸かっているようにまったりと、ときにスポーツするように激しく。心地よい時間が過ぎていくが、汗で布団は湿っぽくなり、肌もベトベトしていた。
「どっちが先?」
オレは聞いた。
さっきまで騎乗位で体を動かしていた春海は、布団に突っ伏していた。
「わたし、あとでいい」
春海はいった。
「じゃ、涼子、おいで」
「は〜い」

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Section-187『フェラの気持ち・奈緒子』

涼子の「フェラの気持ち」に続いて、今回は奈緒子にその気持ちを書いてもらった。
フェラ好きということでは、奈緒子は涼子以上だろう。
オレにとっては、奈緒子が最初にオレをフェラした女性だ。
若かりし頃のことだが、彼女の書いたものを読みながら、当時のことを思い出していた。
あの頃は、すべてが新鮮で、手探りだった。
オレと奈緒子は、その後のセックスの原点になるものを、互いに模索して築いていった。
そんな奈緒子の、フェラの原点が、これを読むとわかる。

■フェラの気持ちを書くために、トオルくんに会った

奈緒子です。今回の記事を書かせていただきます。

トオルくんに「フェラについて書かない?」とメールをもらったのは、涼子さんの「フェラの気持ち」が配信された日だった。
軽い気持ちで「いいよ」と返事したのだけど、その時点では涼子さんの書いたものを読んでいなかった。
しかし、涼子さんの記事を読んで、しまった、と思った。
彼女がとても面白い記事を書いていたので、私はなにを書けばいいの?……という困ったことになった。

そのことをトオルくんに話したら、
「君は君の思うことを書けばいいのさ。人それぞれ、経験の経緯は違うし、好きの好きようも違うだろう?」と。
それはそうなんだけど、2番手はやっぱり1番手を意識してしまう。
とりあえず、なにか書かなくちゃ……と、パソコンに向かったけど、なかなか書けなかった。
フェラは好きだけど、その好きという気持ちをどこから書けばいいのか。
なかなか切り口というか、書き出しが見つからなかった。

トオルくんに再び相談電話。
「なにから書いたらいいのか、わからないわ」
「君のフェラ初体験から書けば? その後、つきあった男性が何人かいるだろう? 彼らとのフェラはどうだったとか」
「そうか。そこから始めればいいのね。もうひとつお願い。記事を書くために、会ってくれない? 最後に会ってから、もう3週間経ってるし、リアルな感触がほしいのよ」
「いいよ。じゃ、今度の土曜日でどう? 昼の12時からたっぷり6時間、食べてもいいぜ」
「今度の土曜ね。いいわ。でも、時間、もう少し早くならない? 土曜出勤ということにして家を出るから、8時には出たいの。その方が長い時間、いられるし」
「オレはいいよ。じゃ、オレも8時に出るから、駅のホームで待つよ。一番前の車両」
そんな会話をして、土曜日に待ち合わせ。

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Section-188『セックス教室・香織編#1』

彼女から最初にもらったメールは。無料版メルマガ「女の気持ち・男の気持ち」のファンレターだった。
それは涼子のヌード写真についての感想だった。
印象的だった一節はこうだ。

『トオルさんの愛している、涼子さんの裸(*^ ^*)
私も見てみたいです。
トオルさんの瞳に映るその姿を見てみたい』

その後、次のような返事が来た。

『トオルさんにちょっと込み入った相談事なんかもあったりします。
トオルさんが九州出身だとわかった事もあって、
また、年齢的にも、たぶん私より少しお兄さんなだけなので、
ますます親近感がわいてきて、
ちょっとお話を聞いてもらいたくなりました』

それからもメール交換が続いて……。
彼女は「本物のオーガズムを感じる方法を知りたい」という。
そして、

『トオルさんのセックス教室に参加させていただくという方法も、
選択肢の中のひとつにあります』

ということだった。
メール交換を始めて、約4ヶ月。
彼女は東京まで来ることになった。
オレに会うために。

■彼女の事情〜オレのことを知ったきっかけ

彼女の仮名を「香織」としておこう。
理由は、真鍋かをりに似ているから、といったのは春海だった。
なるほど、目がぱっちりしていて、細面で、なんとなく似ていた。

香織がオレのことを知ったのは、セックス教室の過去の彼女たちがそうであったように、オレの出しているメルマガがきっかけだった。
しかも、香織は古くからの読者で、もう3年9ヶ月になるという。
つまり、初期の頃からの読者であり、オレのことをつぶさに知っているというわけだ。
オレの書いている記事は、もっぱらエッチに関することだから、情報が偏ってはいるが、エッチ以外のこともちらほらと書いてはいるので、彼女はオレのプライベートなことや考えかたなどを知り尽くしているといってもいいだろう。
言い換えれば、3年あまりの間、片思いだったともいえる。

一方、オレにとっては、彼女はまだ知り合ったばかりで、ある程度のことはメールで教えてもらったが、それは粗筋みたいなもので、知らないことも多い。
それでも、言葉の端々から彼女の姿が見えて、この人なら気が合いそうだ……と思えた。彼女はオレの書くものが好きだといい、それはオレの内面的な部分に惹かれてのことだろう。
そういう意味では、香織には心の準備ができていた。

そんな香織と、直接会う機会が訪れた。
彼女は「いつか会えるといいね」といっていたが、こんなに早く会えることになるとは、オレも思っていなかった。
というのも、彼女は九州に住んでいて、オレの東京とは距離的にも時間的にも、さらには交通費的にも、そうそう簡単に会える状況ではなかったからだ。
オレも九州出身なので、その遠さはいつも実感している。
彼女の方が都会なので、オレの田舎とは事情は違うが、遠いことに変わりはない。飛行機を使えば、1時間〜1時間半で行ける距離ではあるのだが、都内での1時間とは感覚は大きく違う。ちょっと行ってくる……という距離と手間と交通費ではないのだ。
時間だけで考えれば、九州から東京の会社に通うことだって可能だが、1ヶ月分の交通費を1日で消費してしまうような社員をやとう会社はないだろう。また、実際には通勤に使えるほど、便数は多くないしね。

さて、香織がオレに相談してきたのは……
「オーガズムを知りたい」という欲求と好奇心からだった。
それは、セックス教室の彼女たちに共通したテーマと問題だ。
情報として「オーガズム」の漠然としたイメージはあるものの、実際には経験がなく、どんなものだかわからない。
そのためにどうすればいいのか?
どういうのがオーガズムなのか?
彼女たちは、女でありながら、女の本当の悦びを知らずにいた。
そして、これも共通しているが、
「女として生まれたからには、イクことを経験して、女の悦びを得たい」
というのが、オレに望みを託す動機となっている。

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