初体験では…

『体と心のセックス・ライフ』2004年9月分(Section-57〜60)

投稿日: カテゴリー: 体と心のセックス・ライフ, エッセイ
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体と心のセックス・ライフ
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Section-57 『初体験でセックスができない場合は』

初体験では…
初体験では…

初体験同士の男女が、「セックスができない」という悩みを抱えているのを、ちょくちょく見かける。
まだ10代後半の初体験世代の場合もあれば、20代〜30代の大人の場合もある。
いずれの場合も共通しているのが、「入れようとしているのに、入らない」というものだ。そして多くの場合、女性が痛がって挿入できないというもの。
男性が勃起不全になってセックスができないのと違って、男女ともセックスがしたいのに、初体験にうまく対処できないでいる。

女性の初体験は、個人差はあっても、多くの人が痛みを感じている。
これは通過儀礼のようなもので、痛みのない初体験は珍しいと思った方がいい。
女性がオナニーをしている場合には、痛みも少なくなるようだ。特にヴァギナに指を挿入するようなオナニーをしている場合だ。
これは慣れである。
ヴァギナを触ること、指を挿入することで、刺激に対して寛容になっているのだ。もともと性器は刺激に対して敏感なので、慣れていないと痛みになってしまう。これは男性の場合でも同様で、過敏なペニスは刺激に対して痛みを覚える。

また、男性が過剰に優しすぎるのも一因のように思う。
優しい男性はいいことではあるのだが、通過儀礼である女性の痛みに配慮しすぎて、痛がる彼女を気遣って、挿入をためらってしまうのだろう。
そんな初体験を乗り越えるためのアドバイスをしよう。

(中略)

■女性の初体験の備え

女性は初体験に備えて、覚悟が必要だ。
オナニーをしていない女性も多いと思うが、そういう場合は特に痛みを感じると思う。女性でもオナニーはした方がいいのだ。それはセックスへの準備でもあるからだ。

セックスの痛みは程度によって、慣れるのに時間がかかる。
少しの痛みであれば、数回で慣れるかもしれないが、強い痛みの場合には数ヶ月かかる。
たいていの場合、いずれは慣れるものである。
また、強い痛みの場合には、膣口が傷ついていることが多い。
摩擦による擦りむけや、膣口の一部が裂けたりする。出血する場合もある。
傷つけば傷口が回復するのに、数日から一週間くらいかかる。その間はセックスをしない方がいい。傷口がふさがる前に、再び傷口が開いてしまうと、なかなか治らないことになってしまう。

男女がともに初体験同士だと、なかなか準備ということまで頭が回らなかったりする。セックスに対して、互いに無知であることが多いからだ。このへんは前号の性教育問題でもあるのだが、セックスの仕方をしらないバージンが多いことは事実だろう。

女性と男性の愛液だけでは、潤滑剤として不十分なことも多い。
女性の濡れ方は、生理周期のどのへんかでずいぶん違うので、濡れ方の少ない排卵期から生理までの中間の頃だと、愛液は不足する。
いつでもセックスできるのが人間だが、セックスのしやすい日とそうでない日はある。
挿入にともなう接触の摩擦を軽減し、挿入を楽にするには、ローションはあった方がいい。店頭で買うのは勇気がいると思うので、通販で買うといい。一般的なのは「ペペローション」で、これなら値段も手頃で使い勝手もよい。ただ、人によってはローションで肌荒れしてしまう場合もあるので、実際にセックスで使う前に、少量を塗ってみて、アレルギーにならないかどうかを確認するといいだろう。
男性がコンドームを使う場合には、男性側の粘液は遮断されてしまうので、ローションは必須だ。コンドームに潤滑剤が塗布されているものもあるが、その程度のものでは、あまり役には立たない。
もっぱらこうした準備は男性がするものだが、男性にそうした知識がない場合には、女性が自ら準備する。

さて、いざセックス……というときの心構えは。
まずはリラックスすることだ。
緊張していると、体も硬くなっていて、ヴァギナも萎縮してしまう。
とはいえ、初体験でリラックスしろというのも無理な話だ。
初体験の前段階として、男女が裸になることに慣れ、互いの性器を見たり触れたりすることに慣れておくことだ。
また、セックスの場所としては、結婚しているのなら自宅だが、結婚前であれば彼女の部屋か彼の部屋といった、慣れ親しんだ環境がいい。ラブホテルは雰囲気のいいところもあるが、初めての場所ではリラックスできないものだ。

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春海の場合には、セックスに至る前に、オレが彼女のヴァギナに触れるということを、よくやっていた。
たいていは服を着たままで、彼女のスカートをめくって、パンツの中に手を入れ、股間を触った。と書くと、嫌らしい場面を想像するが、愛しあっている男女には、嫌らしいことでもなんでもない(^^)。これはセックスに備えた、準備でもあったのだ。もちろん、オレの部屋か彼女の部屋でのこと。
いきなり裸になって、さぁセックス……というよりも、心の準備ができると思う。

セックスでの体位も、痛みがどのくらいあるかに影響する。
普通は正常位ですることが多いが、その場合に女性はできるだけ股を広げるといい。股を広げるのは、少々恥ずかしいかもしれないが、広げた方が男性も挿入がしやすく、膣口も広がりやすいので、挿入が楽になる。180度開脚できるような女性であれば、初体験も容易だと思う。

体位もバックスタイルだと、女性側の負荷が少なくなるので、オレ的にはおすすめだ。
バックスタイルは女性が四つん這いになって、男性が後ろから挿入するものだが、これだと膣口の位置とペニスの角度に無理がなく、挿入が楽なのだ。女性によってはバックスタイルが痛いという人もいるが、これはバックだと深い挿入が可能になるためだ。深く入れられるということは、角度的に無理がなく、奥まで入るということなのだ。
バックのメリットは、挿入が楽になることだけではなく、男性の体重がかからないので、姿勢としても楽だというのもある。
ただ、初体験でいきなりバック……というのは、初体験同士の場合には難しいかもしれない。男性に経験があり、女性が初めての場合には、こうした体位もいいだろう。

初体験の時期というのも大事。
女性がもっとも感じやすいのは排卵期のときだ。
排卵期のときは受精が可能な状態になっていて、女性は感じやすく、ヴァギナもたっぷりと濡れる。これは当然のことで、妊娠できるよ……と体がサインを発しているのだ。
この排卵期であれば、女性の受け入れ態勢はベストで、体も弛緩する。挿入は比較的楽で、痛みも軽減される。
ただし、妊娠を望まないのであれば、避妊には十分に注意すること。
ちなみに排卵期は、生理が明けて、4〜5日から7日くらいの時期である。
子宮口を触診すれば、排卵期かどうかはわかるが(前号参照)、指を奥深くまで入れられる状態でなければ、この確認はできない。初体験で痛がるようであれば、指を子宮口に届くまで入れることも難しいと思う。

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Section-58 『彼を奮い立たせる方法』

女性の側から、「セックスがしたい」ということもある。
カップルで、男性よりも女性の方が性欲が強い場合。
女性の方が若く精力的で、対して男性の精力が鈍っている場合。
あるいは、女性が感じやすい時期で、今日は彼に頑張ってもらいとき。

そんなときには、男性に奮い立って欲しいものだ。
しかし、そうそう都合よく女性が満足できるとは限らないのがセックスだ。
どういうセックスが「満足」かは、人それぞれ。
燃えるようなオーガズムに達するとき。
じわじわと長く続けられるとき。
何度も体位や場所を変えて、回数を多くこなしたとき。

男性が射精で終わってしまうのに対して、精力的な女性は求めるものが多い。
そんな彼女を満足させるのは、男冥利につきるのだが、かといって彼女の期待に応えられないときもあるものだ。

だが、彼女がこうしてくれたら、オレは奮い立つ……ということもある。
そんな奮い立つような方法の例を紹介しよう。

■男性の方がセックスに対して淡泊な場合

女性の不感症や、オーガズムを感じたことがないという相談は、わりとよく見かける。女性は男性とは違ったポイントや手順で快感を得るためで、男性ほど単純ではないからだ。
そのことを反映して、なんとか女性を快感にさせようと、大人のオモチャや媚薬は女性用のものが充実している。

一般的に男性の方が性欲旺盛で、攻めるのは男性……というイメージが定着している。対する女性は受け身で、女性を快感にするのは男性のテクニックなのだというのも、通説としてある。
これに該当する人が多いのも確かだろうが、必ずしも平均像ではないだろう。

女性の方がセックスに積極的で、男性が消極的というケースもあるのだ。
それを男性のEDだと決めつけるのは問題だが、その傾向があるとはいえる。

最近の若い男性は、精子の量が少なく、活発度も低くなっているという。そのことが妊娠しにくい状況となって、子供が欲しいのに男性が原因となって、不妊症となっているケースもあるようだ。
また、最近は男性が弱くなって、女性化している傾向にもある。
見た目もごっつい男性的な顔立ちや体格ではなく、ほっそりとして女性的な感じになった。それを美形の男性として、一部の女性が支持しているために、中性的な男性がもてはやされたりする。

逆に女性は男性的になってきて、言葉づかいは乱暴になり、セックスに対しても積極的になった……とも考えられる。
つまりは、男性も女性も、古くからのイメージとは違ってきていて、性差がなくなってきているのが現代だといえる。

だが、男性の見かけが女性的で美形なのはいいが、セックスに対する興味や能力が薄れてきているとなると、かなり問題だ。

その背景には、環境ホルモンの問題が潜んでいるのは間違いなく、生物・動物界ではオスがメス化し、メスがオス化するといった異常事態が発生している。もっぱら下等な生物での話だが、精子や卵子レベルでは、人間のような高等生物でも環境ホルモンの影響は受けやすいのだ。

さて、男性を男性らしくしているのは、男性ホルモンである。
セックスに淡泊な男性は、男性ホルモンが欠乏していると考えられる。
性欲も男性ホルモンによって誘引されるので、それが不足していればセックスに対して積極的にはならない。
このことを当人が自覚するはずはなく、当たり前の行動して認識しているはずである。オレたちは「意思」を持って行動するわけだが、その意思は脳によって機能する。その脳はホルモンを始めとした化学物質で働く。ある化学物質が足りなければ、思考は十分には働かない。

キレル子供たち(子供に限らないが)というのは、乱れた食生活と不規則な生活によって、脳が暴走してしまっているのだ。規則正しい生活と適切な栄養のある食事を与えることで、キレやすい性格が変わることが確認されている。

同様に、セックスでも必要な化学物質が体内になければ、不感症や性欲不足になってしまう。適度な性欲を持つことは、健康の証であり、仕事や勉学にも必要なことなのだ。
精力的に仕事のできる人は、セックスでも精力的である。
スポーツや芸術でも同じだ。何かに対して、精力的であるということは、性欲も旺盛なことを物語っているのだ。

セックスに淡泊な男性は、他の面でも淡泊であったり、あまり活動的ではないと思う。もともとの身体能力や能力面でも、エネルギー値が低くなっているだろうからだ。セックスだけが淡泊ではないはずなのだ。

したがって、こうしたセックスに淡泊な男性を奮い立たせるのは、なかなか難しい。セックスで高揚したいという欲求そのものが薄いからだ。
それを奮い立つような男性に変化させるには、体質改善をするしかない。
食生活を見直したり、男性ホルモンを補充するようなサプリメントなど、体の内側から変えていくしかないだろう。
セックスのときの体位や方法などで、ガラリと変わるようなことは望めないと思う。

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Section-59 『彼女のヌード写真を撮る』

カップルがスナップ写真を撮る……というのは、珍しくない。
でも、その写真がヌード写真だったら?
セックスをするような関係であれば、互いに裸になることは当たり前になっている。しかし、裸の写真を撮るとなると、状況が違ってくる。
最近は、デジカメやカメラ付き携帯が普及しているので、簡単に写真を撮ることが可能になった。エッチの最中やあとに、パシャッとシャッターを切ることも手軽になったようだ。
そのことを反映して、アダルトサイトの投稿写真には、多くの女性が裸の写真を掲載している。たいていの場合、顔は隠しているか、目線を入れて顔がわからないようにしているが、中には堂々と顔出ししている人もいる。
本来、写真を撮るというのは、プライベートなものだったが、裸の写真に関しては、「誰かに見せる」あるいは「誰かに見せたい」という意識が働いている。
書店にはたくさんのヌード写真集が並び、裸を見せることで売ろうとする女性タレントが多いのも事実。
女性にとって、ヌード写真を撮ること、撮られることは、ある種の自己表現なのかもしれない。それが男性のエッチな視線のためでもだ。

恋人同士、夫婦同士で裸の写真を撮るというのは、親密度の表れでもある。
また、写真を撮るために、カメラのレンズを通して相手を見るというのは、撮る方からすると快感でもあるのだ。
そういう意味では、裸の写真を撮るというのは、セックスでの前戯や後戯の一部であり、楽しみの一つにもなる。
ただし、仲がいい間はそれもいいが、別れてしまったときには、なにかと問題の火種になる。とはいうものの、熱い関係のときには、別れるなんてことは考えないものだ。
いずれにしても、自分の愛する彼女のヌード写真を撮りたい、と思っている男性は少なくないはずである。
そして、どうせ撮るのなら、綺麗に撮ってあげて、彼女にも喜んでもらいたい。そんな彼女のヌード写真を撮るためのノウハウを紹介しよう。

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Section-60 『40代からのセックス』

若い頃はなんの問題もなかったセックスライフが、難しい問題になる年代がある。個人差はあるものの、その年代とは……
40代だろう。
男性は以前ほど精力がなくなったり、もっと深刻に立たなくなってしまったりする。
女性は更年期障害という、避けて通れない身体的な変化に見舞われるのが、40代だ。
世間的にいえば、40代というと、仕事では経験と地位が固まって、大きな仕事や責任を持たされるようになる年代だ。世代的に社会の中核として活躍するのも40代だろう。
しかし、40代ともなると、身体的にはかなり衰えが顕著になる年代でもある。生活習慣病、肥満、体力や持久力の衰え、視力の衰えによる老眼、皺が増える、髪が薄くなる……といった、あきらかな老化を自覚するようになる。
「もう、歳だな」と苦笑いすることも多くなる。
半ばあきらめの気持ちを抱きつつ、セックスから遠ざかっていても、「しょうがないか、歳だから」と自分を納得させる。
だが、そのあきらめの気持ちこそが、さらなる老化を招くのだ。
40代はまだまだ性欲旺盛になれるはずである。
夫婦のセックスライフも、まだまだ枯れるには早すぎる。
今一度、若々しさを取り戻して、仕事もセックスも、もっとバリバリにやりたいものである。
そんな40代からのセックスについて考えてみる。

(中略)

■熟年夫婦でともにセックスを楽しむ

熟年夫婦は、もう何十年も相手とセックスをしていると思う。
それとも、とっくにセックスレスになってしまっただろうか?

たまにセックスすると、男性は立たなくなったり、女性はなかなか濡れない……という事態になる。
いずれの場合も、肉体的な衰えである。
性欲はホルモンやアミノ酸によって喚起されるので、その必要な化学物質が体内に分泌されなければ、若い頃のようにムラムラと性欲は沸きあがってこない。

しかし、40代で老けこむのは早すぎる。
肉体的に衰えているのなら、それは肉体を鍛えることを怠っていたからであり、必要な栄養素を摂っていないからである。
日常生活を怠けていた結果でもあるのだ。
怠けていたのなら、気分一新、今日からもう一度鍛え直すのだ。
出っ張ってしまった腹を引っこめ、筋力を取り戻す。
食事で足りない栄養素はサプリメントで補う。
そして、夫婦の間に愛情が薄れてしまったのなら、もう一度相手のことを気遣って、惚れなおそう。
惚れなおすには、やはり引き締まった肉体と若々しさがあった方がいい。
夫婦で一緒にスポーツジムに通うのもいいだろう。
恋人時代には、いろんなことを一緒にやったはずだ。
いつのころからか、なにかを夫婦で一緒にすることもなくなっていないだろうか?

夫婦で一緒に、ひとつの目標に向かって努力する。

それが夫婦円満の基本であり、セックスもまた、夫婦が一緒に楽しむものである。
原点に返ること。
「いまさら……」とか「そこまでやるのはちょっと……」というのであれば、もはやなす術はない。熟年夫婦でのセックスライフはあきらめるしかない。

そうではなくて、もう一度、夫婦で熱いセックスがしたい……と思うのなら、自ら相手を誘って、セックスライフを充実させる努力をすべきである。
セックスは快楽だが、努力せずに快楽を得られるのは、若い頃だけである。
30代、40代、そして50代になっても、セックスを楽しもうと思ったら、楽しむための土台というか体や気持ちを維持しておかなくてはならない。なにもしなければ、ただ老いていくだけなのだ。

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