kiss

愛撫の基本

投稿日: カテゴリー: 愛撫の体位, 体位のいろいろ
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■ペッティング

愛撫のことをペッティング(Petting)と呼ぶが、「男性器の女性器への挿入(性交)を除いた性行為」と定義する説もある。Pettingは、Pet(ペット:愛玩動物、お気に入り)に、-ingをつけて動詞化したもの。

愛撫については、時代によって意味合いは異なる。現在ではおもに、手、口、舌を使って、相手の全身を撫でたり舐めたりすることを指す。

ペッティングは愛撫の総称でもあり、触れる体の部位の違いによって呼び方が変わる。

なお、フェラやクンニも愛撫に含まれるが、ここでは別扱いとする。


■接吻(キス)

kiss公衆の面前で、唯一行うことができる愛撫が「キス」だ。

欧米ではキスは挨拶のひとつになっているが、日本ではキスは特別な意味を持つ。最近の若い世代は衆目の中でキスをする人もいるが、まだまだ挨拶としてのキスと呼べるほど習慣化はしていない。

昔……1970年代頃だったと思うが、テレビドラマで実際に唇を合わせる生のキスシーンをすることはタブー視されていた。キスシーンは後ろ向きであったり、暗がりであったりして、唇を合わせる部分が見えないようにしていた。それが今では、キスシーンは普通になり、女優も躊躇しなくなった。市民権を得たともいえるが、キスシーンを演じた役者同士が、その後、恋愛関係に発展することも珍しくない。

キスは、演技であっても、体と心に変化を及ぼすということである。

唇を合わせる、あるいはディープキスで舌を絡めることは、互いの体液が混じりあい、体液交換をしていることになり、ホルモン物質などの刺激を与え合うことになる。それが体に変化を起こし、体の変化は脳にも影響し、心の変化へとつながる。キスには、そのような意味と役割もある。

 


■乳揉み(パイ揉み)

breast乳揉み、乳房揉み、オッパイ揉み、パイ揉みなど、呼び方は一定していない。英語では、筋肉などを揉むという意味で「knead(ニード)」という。

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乳房は男を魅了する女性のセックスアピールだ。巨乳がもてはやされるのは、男の願望を満たしてくれるからだ。

しかし、巨乳の女性には大きいがゆえの悩みもある。

胸回りが大きくなると、着られる服が限定される。号サイズで表記される女性の服は標準体型に基づくが、たとえば9号の場合、バストは83センチを想定している。巨乳の場合、83センチには収まらない。服の肩幅は9号が適当でも、胸回りが足りないために、より大きいサイズの服でないと着られない。そうすると、デザインは気に入ったのに、サイズがないということもある。

そして、一番の悩みは、重いことだ。

Fカップ以上になると、片方の乳房だけで700〜900グラムくらいになり、両方で1.4〜1.8キログラムもの重さになる。1.5リットル入りのペットボトルを、胸にぶら下げているのに等しい。ブラジャーで支えるにしても、肩が凝るという。

また、走ったりの運動をするときに、大きく揺れるため動きづらい。男は揺れる乳房に色気を感じるが、当の女性にとっては邪魔なものなのだ。

それでも、愛しあうときには、巨乳は魅力と威力を発揮する。男は豊かな乳房に惚れてしまうのだ。乳房は、女性の性的魅力の象徴であると同時に、母性の象徴でもある。男は乳房に母親のイメージを重ねる。明確な記憶としては残っていなくても、赤子だった頃に母乳を吸っていたことが、原体験としてあるのだろう。

乳房を揉むとき、その感触に性的ではあるけれども、癒やしを感じる。

乳揉み(スプーニングスタイル)
▲乳揉み(スプーニングスタイル)

女性の背後から男が手を回して、乳房を揉むスタイル。立った姿勢、座った姿勢のときに適した体位。両手を使えるので、両方の乳房を同時に揉むことができる。
ちなみに、スプーニング(spooning)とは後ろから抱きしめること。

乳揉み(ライングスタイル)
▲乳揉み(ライングスタイル)

女性に添い寝して、乳房を揉むスタイル。両手は使えないので、片手で揉むことになる。
ライニング(Lying)は、横たわること、添い寝することの意。

乳揉み(騎乗位)
▲乳揉み(

騎乗位をするときに、同時に乳揉みをするスタイル。乳房が感じやすい女性であれば、セックスと乳揉みの合わせ技の快感となる。

乳揉み(仰臥スタイル)
▲乳揉み(仰臥スタイル)

女性が仰向けに寝て(仰臥)、男が彼女をまたいで騎乗位のような体勢で、乳房を揉むスタイル。この体位も両手を使えるので、女性にとっては快感度が高い。


■吸乳(サックリング)

吸乳(サックリング)
▲吸乳(サックリング)

乳首を吸う行為で、吸乳、乳吸い、乳首吸い、サックリング、サッキングなどの呼び方がある。

英語では、吸乳を「Suckling(サックリング)」というが乳児の意味もある。乳首はNippleなので、「Nipple Sucking(ニップル・サッキング)」という場合もあるようだ。Sucking(サッキング)とは、「(唇と舌を動かし、 また管を使って)吸う、 吸い込む」の意。

吸乳に特別なテクニックは必要ない。……とはいうものの、女性が感じやすい吸い方というのはある。

まず、彼女の乳房の左右どちらがより感じやすいかを見極めることだ。左右の乳房は、まったく同じではなく、どちらかが若干大きく、どちらかが若干筋肉質だ。多くの場合、右利きの女性は右の乳房が筋肉質であり、反対側の左の乳房はやわらかく若干大きめになっている。

右利きは右の腕を使うことが多く、肩からつながる乳房の筋肉も発達しているために筋肉質になる。逆に左側は、筋肉質ではない分、脂肪が多めでやわらかくなる。そして、右利きは右の乳房の方が感じやすい。オレの経験からの感触ではあるが、それほど外れたことはない。

オレはこれを「利き乳房」と呼ぶ。

吸乳するときは、利き乳房の方を刺激するのが効果的なのだ。

サックリング(乳舐め)
▲サックリング(乳舐め)

乳首の先端を舌で舐める。乳首は性感帯のひとつなので、感じる女性は多い。乳首を舌で包みこむようにして舐めると効果的。

サックリング(乳吸い)
▲サックリング(乳吸い)

乳首を口の中にすっぽりと入れて、乳首を舌で転がしたり、吸引して乳首を引っ張る。乳児が授乳するときと似ているので、女性は母性本能を刺激されるともいう。


■指舐め/指フェチ

指舐め手の指、足の指を舐めること。指に特別な魅力を覚える人はいる。そういう人は「指フェチ」ともいわれる。
足の指を舐めるときには、事前に洗って清潔にしておくことを勧める。

指が感じやすいのには理由がある。
人は多くの作業を手を使って行う。手や指には感覚を鋭敏にするセンサーと神経が集中し、手からの情報は脳の中で大きな割合を占める。足も同様に、運動するときには重要な役割を果たし、地面や床などから得られるさまざまな情報を脳に送っている。つまり、それだけ感じやすい部位なのだ。

それは愛撫やセックスをするときにも働く。

男が指の綺麗な女性を魅力的に感じたり、女性が大きく逞しい手をした男性に魅力を感じるのは、手や指がセックスアピールのひとつになっているからだ。その手や指は、性感帯のひとつにもなる。


■耳たぶ舐め

耳たぶ耳たぶを舐めることだが、耳たぶが性感ポイントだという女性は少なくない。

音を聞くための器官である耳にも、神経が集中している。耳を打撲したりケガしたりすると、とても痛い思いをするが、それだけ鋭敏な部分だということだ。

普段、人に触れられることのない耳だが、そこを誰かに愛撫されると、異常に感じてしまうことがある。個人差のあることではあるが、オレの経験からいうと、3人に1人は耳が性感帯だった。彼女の耳が性感帯かどうかは、耳を愛撫してみればわかると思う。

 

 

 

 

 


■首筋舐め

首筋首筋も、感じやすいポイントだ。

首は急所でもあり、神経や血管が多く通る部分でもある。それだけ感じやすい条件がそろっている。耳たぶと同様に、他人が触れることは少ないので、そこを触れられるとゾクゾクと感じてしまう。

首に関する表現として、「首筋」「うなじ」「襟首(えりくび)」といったものがあるが、すべて首の後ろ側を意味している。ただし、欧米のキスの習慣からすると、首筋は首の側面も含めているようである。

 

 

 

 

キスをする場所によって、意味が変わるというのが、以下の一節。

オーストリアの劇作家フランツ・グリルパルツァーの『接吻』の台詞

手の上なら尊敬のキス
額の上なら友情のキス
頬の上なら満足感のキス
唇の上なら愛情のキス
閉じた目の上なら憧憬のキス
掌の上なら懇願のキス
腕と首なら欲望のキス
さてそのほかは、みな狂気の沙汰

ということで、首へのキスは「欲望のキス」となる。つまり、首は性感帯のひとつでもある。