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●オーラルセックス
オーラルセックスのオーラルとは、口を使うという意味だ。
唇や舌あるいは口腔などを使って、性器を舐めたり吸ったりする行為のことをオーラリズムという。
女性が男性のペニスに対する場合を「フェラチオ」といい、男性が女性のヴァギナに対する場合を「クンニリングス」という。「フェラチオ」は短縮して「フェラ」、「クンニリングス」は短縮して、「クンニ」と呼ぶことが多い。
もっぱら前戯や後戯として行うものだが、オーラルセックスをしているかどうかで、カップルの親密度がわかるのではないだろうか。性器は特別な場所でもあり、他人が触れることはあまりない。まして、口で性器を愛撫することに抵抗を感じる人も少なくないという。
しかし、最近の調査によれば、オーラルセックスに対して抵抗のない人も増えているようだ。このへんは世代によるのかもしれない。
フェラチオやクンニリングスは、自分の一番大事な部分である性器を、相手にゆだねるものであるから、信頼関係や強い愛情がなくてはできないものだ。(欲求を満たすだけの相手や、風俗店でお金を払ってしてもらうのは別にして)
もし、好きな相手に対して、するのもされるのも嫌だとしたら、セックスに関する男女の絆が、あまり強くないことの表れともいえるだろう。
そして、オーラルセックスの一番の利点は、互いに快感を得られると同時に、妊娠の心配がないことである。通常のセックスでの避妊では、避妊用ピルを飲んでいない限り、100%確実ではない。オーラルセックスは避妊を心配する必要のない、安全で快感も十二分に得られるセックスなのだ。
●オーラルセックスを始める前に
フェラチオやクンニリングスに対するイメージとして、「汚い」「不潔」「嫌らしい」といったものがある。
性器は排尿器官も兼ねているので、衛生的に常に清潔とは限らない。通常のセックスでも同様だが、まずシャワーを浴びたり風呂に入ったりして、綺麗に洗うことが相手に対する思いやりでありエチケットだろう。ついでに歯磨きも忘れずに。
そうすれば「汚い」「不潔」という問題はクリアできる。清潔であれば、唇を合わせるキスとなんら変わりはないのだ。むしろ、口の方が歯周病菌などの細菌が多く、不衛生なくらいだ。
「嫌らしい」というイメージについては、その人のセックスに対する先入観の問題である。セックスそのものに嫌悪感があったり、性感に身も心もゆだねる自分が嫌いなのかもしれない。セックスは愛する男女にとって自然なことであり、その方法は問題ではない。愛する人を喜ばせ、同時に自分も愛する人から喜びと快楽を得ることは、互いにとって有益なことであるはずだ。
それが嫌だというのは、男女のセックスの不一致にもなりかねない。必ずしなければならないというものでもないが、オーラルセックスをする方が自然な流れだろう。フェラやクンニを受けいれられないのは、セックスに対して問題を抱えているともいえる。そういう場合には、セックスについてのカウンセリングを受けた方がいいかもしれない。
■フェラチオ
女性が男性のペニスや陰のうに対して、舌、口、唇、口腔を使って愛撫するのが、フェラチオだ。
経験のある男性は周知のことだが、これはヴァギナにペニスを挿入するセックスとは違った快感がある。一度これを経験したら、癖になってしまうことは請け合いだ(^^)。
オーラルセックスに関する、テクニックのマニュアル本なども出ている。しかし、細かいことは抜きして、舐めてもらって口に含んでくれるだけでも、十分に快感を得られる。彼女が自分のペニスを口に入れている姿を見るだけでも、なかなか刺激的なのだ。
また、女性の方が性欲が強く、男性にその気がないときに、フェラチオをしてあげれば、セックスレス夫婦なんてことにはならないように思う。
セックスレスが離婚や不倫の原因になったりするが、互いの気持ちのすれ違いもさることながら、セックスに対する工夫や変化が乏しいことが、相手に飽きてしまう原因でもある。オーラルセックスは、相手とセックスに対する興味や楽しさを、呼び覚ましてくれるはずである。
以下に、いくつかの基本的なフェラチオのスタイルを挙げる。
※図解は3Dフィギュアによるモデリングである。見ればわかることだが、ホンモノではないので誤解なきよう(^^)。
■仁王立ちフェラチオ
男性が立った姿勢で、女性が彼の前に座って行う体位。
女性がひざまずいて座ることになるので、床に布団やクッションなどの柔らかなものを敷いておく方がよい。
彼女がペニスを口に含んでいる姿がよく見えるので、男にとっては快感度の高いフェラである。
■腰掛けフェラチオ
男性が椅子に座った姿勢で、女性が床に座り彼の腿の上に覆いかぶさって行う体位。
長い時間のフェラをするなら、この体位が適している。男性も女性も姿勢が楽だからだ。背もたれのある椅子ならば、男性が浅く腰掛けて、背中をそらせやすいので、彼女がフェラをしている様子を見やすくなる。
■伸脚座位フェラチオ
男性が足を伸ばして座り、女性が彼の開いた足の間に体を入れて行う体位。
ベッドあるいは布団でする場合に、しやすいフェラだ。また、女性側もペニスが上向きに立つので、舐めたり口に含むのがしやすくなる。
■仰臥(ぎょうが)フェラチオ
男性が仰向けに寝て、女性は彼の腹部から股間に上半身を乗せて、顔をペニスに接するようにして行う体位。
女性との肌の密着があるので、男性は心地よい体位でもある。彼女の顔が見えず、フェラの様子も見えないが、予測のつかない快感度は高まる。それだけペニスへの刺激で感じることになり、女性側はいろいろと反応を試せる体位となる。
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■イラマチオ
イラマチオは基本的にはフェラチオと変わらない体位なのだが、女性がフェラチオをしているときに、男性が腰を動かしてより積極的に彼女の口内にペニスを挿入するものである。
受ける女性には、無理矢理ペニスを口内深く挿入されることになるので、苦しいときもある。そんなときには、彼の挿入を抑制するために、体を引くか手で押さえるとよい。
イラマチオのしやすい体位は、仁王立ちフェラなので、この体位でフェラをするときには、彼がイラマチオに発展することを覚悟しておいた方がいいだろう。
自分からも挿入するイラマチオは、男性にとってはより快感度の高いものとなる。
★フェラチオでの射精
フェラチオでペニスを刺激していれば、いずれは射精する。その射精の瞬間に、女性の口の中で射精するのか、それとも外に出すのか、あるいはヴァギナにインサートしてから射精するのか……という展開がある。
男性は彼女の口の中に射精したいものだ。だが、口内射精を望まない女性もいるだろう。
精液は味が不味いものである(^^;)。また粘性があるので、喉に引っかかることもあるという。
フェラチオのテクニック本では、「口内射精で精液ゴックンは男の幻想」というようなことが書かれていた。しかし、これは必ずしもそうでもない。なぜなら、私のつきあった女性たちは、みんな口内射精を受けいれてくれたし、精液ゴックンもしてくれたからだ(^^)。
女性にクンニをするときには、彼女の愛液を男は舐めて、あるいは吸って味わう。それと同じことで、精液も飲んであげてほしい。
「口内射精で精液ゴックン」をしてくれるかどうかは、相手との親密度の問題だと思う。 |
■クンニリングス(クンニ)
男性が女性のヴァギナに対して、舌、唇を使って行う愛撫である。
細かく分けると、クリトリスに対するもの、大陰唇・小陰唇に対するもの、膣前庭に対するもの、膣口に対するもの、膣内に舌を挿入するもの、会陰からアナルに対するものとある。
女性がもっとも感じるのはクリトリスであるため、クンニリングスの中心はクリトリスになる。
オーラルセックスが初めての女性の場合、まず、男性から女性にクンニリングスをしてあげることから始めるのが通例だろう。その気持ちよさを実感すれば、オーラルセックスへの悪い先入観も消えるはずだ。 そして、彼がしてくれたのだから、自分も彼にフェラチオをしてあげよう……と、思うのが愛の証ではないだろうか。
以下に基本的な体位を挙げるが、クンニリングスの方がバリエーションが豊富である。
■仁王立ちクンニリングス
女性が足を開いて仁王立ちになり、男性が彼女の股の間に体を入れて、ヴァギナを仰ぐようにして行う体位。
女性の側からすると、大きく股を開いて彼の前に立つために、意外と大胆さを要求される体位である。
男性は首を反らせて口を接するので、長時間やっていると首がけっこう疲れる。しかし、下から見上げる彼女の姿は、なかなか刺激的である。
■座位接顔クンニリングス
仁王立ちの体位からの変化で、女性が仰向けに寝た男性の顔面に腰を下ろしてヴァギナを接する体位。
男女ともに姿勢が楽なので、やりやすい体位だ。
密着度が高く、クンニを味わうのに、もっとも適している体位でもある。
彼女が興奮してくると、顔面に股間を圧迫してくるので、息継ぎが大変だったりもする。
図解の女性の向きが逆になると、変形シックスナインとなり、クンニするときの方向も逆になってクリトリスからアナルとなる。この場合、女性の上半身を男性に重ねられるので、密着を好む人にはよい。
この体位を、後座位接顔クンニリングスという。
■反り返りクンニリングス
座位接顔をさらに変化させて、女性が上体を男性の体の上に、反り返させる体位。女性の柔軟性が必要だ。
図解では後ろに手を付いているが、体の柔軟な女性は、完全に男性の体に背中を付けることもできるだろう。
女性が体を反らせるほどに、興奮度も増すが、ヴァギナの位置が高くなってしまうので、男性は頭の下に枕を置くと姿勢が楽になる。
■仰臥(ぎょうが)開脚クンニリングス
女性が仰向けに寝て足を開き、男性が彼女の股の間に伏せて行う体位。
女性の姿勢が楽なので、この体位を好む人が多いようだ。クンニの初心者向けの体位ともいえる。
しかし、男性側は床面に突っ伏すので、ややヴァギナを舐めにくい。また、顔面を埋めるために、口も鼻もふさがってしまうので、呼吸がしづらい。
女性のお尻の下に、枕などを敷くと、股間の位置が高くなって、やりやすくなる。
■屈曲クンニリングス
女性が足を持ちあげ体を曲げて腰を浮かせ、男性が彼女の屈曲した体を維持しつつ行う体位。「まんぐり返し」ともいう。
下半身を曲げることで、ヴァギナが上を向くため、男性側はクンニをしやすくなる。また、明るいところであれば、ヴァギナがよく見えるので、視覚的にも興奮できるものとなる。
女性は下半身を持ちあげているので、姿勢を維持するのが少々辛い。そういうときは、自分の両足に両手をかけて、抱えこむようにするといいだろう。
■四這(よつばい)クンニリングス
女性が四つん這いになり、男性が彼女のお尻側もしくは、彼女の股の下に顔を入れて行う体位。
女性はこの姿勢を長時間保つのは、けっこう辛い。クンニでエクササイズでもするつもりでやるのがいいかもしれない。腕と足の筋肉を鍛えられることは間違いない。
男の側からすると、クリトリスからアナルに向かって舐めることになるので、他のクンニとは一味違ったものになる。
会陰やアナルで感じやすい女性には向いている。また、見た目も恥ずかしい格好なので、Mな刺激が好きな女性にも向いているだろう。
図解のような四つん這いではなく、膝をついた四つん這いでもいいが、その場合には男性側が姿勢を低くしなくてはならないので、少々やりにくくなる。
■ブリッジ・クンニリングス
女性がブリッジした状態で、行う体位。「エビぞり」ともいう。女性に柔軟性がないとできないので、難易度の高い体位だ。
これができる女性は、そうそう多くないと思う。だが、こういう格好の彼女を見てみたいという欲求もある。これもまたセックスでのエクササイズになる。体力と柔軟性に自信のある女性向けだ。
図解では女性の体の下に男性が入っているが、ブリッジした女性の後方から、男性がしゃがんでクンニすることもできる。
ブリッジのできない人は、ベッドやテーブルに背中を預けて、足を床に着くという体位にすれば、ブリッジ・クンニに近いことができる。
そうすれば股間の位置が高いので、男性がクンニをしやすくなる。 |






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■シックスナイン
フェラチオとクンニリングスを、互いに対して同時に行うのが、シックスナインだ。
69というのが語源だが、数字の丸の部分を頭に見立てた、体位の形からこの呼び名がある。
シックスナインの場合には、男女ともに快感を得られ、互いの反応を見ながら快感度を増していける。前戯として行えば、二人とも一気に盛り上がれる。
セックスの体位のように、どちらかに主導権があるわけではなく、ほぼ対等である。攻め方や感じ方の予測がつかないこともあって、長い時間二人で快感に浸れるメリットがある。
■女性上位シックスナイン
女性上位のシックスナインの方が、姿勢としては楽である。
上になる女性は、自分の体重が男性にかかることを気にする必要はなく、むしろ股間を彼の顔面に密着した方がいいからだ。
また、女性がフェラチオをするのも、上からの方が負担がなくやりやすい。
■男性上位シックスナイン
男性が上になるシックスナインでは、男性が腰を浮かせておく必要がある。彼女の口元にペニスがくるわけで、そのときに余裕がないと彼女がペニスを口に含むことができないからだ。
また、この体位の場合には、男性が腰を動かせることから、イラマチオに発展できるというメリットもある。女性はそのことを前もって覚悟しておいた方がよい。 |
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