『体と心のセックス・ライフ』2011年10月分(Section-397〜400)

オーガズムの快感
オーガズムの快感

Section-397『由貴とラブホテルにて(10)』

由貴は快感に叫び続けて、だんだんと声が出なくなる。
快感が薄れてきたわけではなく、声を出し続けることができないほど、快感に翻弄されているのだ。
オレがやめなければ、彼女は感じ続けるだろうが、そろそろ一休みを入れる頃合いだ。
オレは動きを止める。
彼女の呼吸は荒く、胸が活発に上下していた。
全身は汗びっしょりだ。
「疲れてきただろう。ちょっと休憩しよう」
「はぁ、はぁ、うん、はぁ、はぁ……」
彼女は頷いた。
手は握ったまま。彼女は強く握りかえしてくる。
その意図はわかる。
「まだ抜かないよ。このまま休憩。喉が渇いただろう?」
「うん。少し」
枕元にペットボトルを置いてあった。
「それ、届く?」
彼女はつないでいた手を離して、ペットボトルに手を伸ばす。
「先に飲んでいいよ」
彼女は、ごくごくと飲む。少しどころか、かなり喉が渇いていたようだ。
飲み終えると、オレにペットボトルを渡してくれる。残りはオレが全部飲んでしまった。
時計を見ると、残り時間は1時間30分ほど。
帰り支度に30分はかかるから、あと1時間。

「あとどのくらい?」
彼女も時間が気になっていたようだ。
「1時間くらい。時間が経つのは早いね」
「もうそんな時間なの? このまま泊まりたいくらい」
「延長してもいいけどね」
オレの提案を、彼女はしばし考える。
「やっぱり、時間が来たら帰らなくちゃ。私だけわがままいっちゃいけないと思うから。家では、みんな待ってるし」
「そうだね。由貴は疲れてるみたいだし」
「そうかなー。そんなに疲れてないよ」
「今はそうでも、あとで来るぞ。どっと筋肉痛が」
「かもしれない」
彼女は苦笑した。 続きを読む

性教育は必要だが…

『体と心のセックス・ライフ』2004年8月分(Section-53〜56)

性教育は必要だが…
性教育は必要だが…

Section-53 『大人のオモチャの使い方(男性編)』

Section-49『大人のオモチャの使い方(女性編)』に続く、その男性編。
大人のオモチャは、なぜか女性用のものが充実している。
女性用とはいえ、使うのは男性が主体だとは思うのだが、男性が自らに使うためのオモチャは、種類や機能面では、まだまだ十分ではない。

その理由として、ひとつは形状や技術的な問題がある。 続きを読む