ポリアモリーとは?

ポリアモリーのススメ

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ポリアモリーとは?
ポリアモリーとは?

画期的な恋愛スタイル「ポリアモリー」が話題になっている……という。
いや、話題になっているというより、マスメディアが面白がって食いついて、話題に仕立て上げようとしているだけだと思うのだが……(^^)

夫とのセックスレスが原因でポリアモリーに…「一生しないまま死ぬのは嫌」 | Abema TIMES

 あなたはパートナーがいるのに、別の人を好きになったことがあるだろうか。火曜ドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)や上戸彩主演『昼顔』(フジテレビ系)、渡辺淳一の恋愛小説『失楽園』。禁じられた恋はいつの時代も人々を悩ませてきた。しかし今、画期的な恋愛スタイル「ポリアモリー」が話題になっている。

 ポリアモリーは、浮気でも不倫でもなく複数の恋人と合意のうえで性愛関係を築く人たちのこと。

ポリアモリー」と新しい言葉で表現しているが、昔は複数の夫婦またはカップルで、セックス相手を交換する「スワッピング」が、アメリカで流行っていた時期があった。これはヒッピーのフリーセックスの類似型でもあった。

まぁ、基本的には夫婦以外の相手とセックスするのが目的だから、スワッピングと大差ないと思うけどね。

世の中の慣習というか風潮として、不倫や浮気は「悪いこと」とされるのだが、一夫一婦制を重んじる社会制度に基ずく考え方だ。だが、一夫一婦制は人間の本質、本能としての性とは合致しない制度であり価値観でもある。

夫婦あるいは恋人関係にある男女が、パートナー以外の異性とセックスするのを禁止するのは、自分にとって不都合であったり相手に対する所有欲や支配欲を侵害されることに起因している。
それが「嫉妬」の本質でもあるんだ。
「オレの彼女」とか「わたしの彼」という言い方は、相手を束縛し、独占し、所有していることを、暗に示唆している表現なんだ。

また、貞操や貞節であることが「美徳」だとする刷り込みもある。子作りのためのセックス以外を、「汚らわしい」とする歪んだセックス観にもなっている。

性欲は食欲と同等の、欲求のひとつにすぎないが、セックスにはなにかとタブーがつきまとう。
セックスを食事に例えると……家での食事は正しいが、外食は淫らだ……といっているようなもの。
性に対して、セックスに対して、「汚らわしい」イメージを植え付けるような洗脳が行われているようだ。

セックスを極端に特別視しすぎなんだよね。

セックスは子作り以外に、愛情表見であったり、男女の絆であったり、快楽であったりするわけだが、ことさらに特別扱いするようなことではない。
男であり、女であり、性欲があり、セックスできる体があり、互いに求め合うのなら、セックスするのは自然なことだ。セックスは、男と女の究極のコミュニケーション手段でもあるからだ。

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セックスを職業とする人は除いて、嫌いな相手とはセックスしたいとは思わないし、程度の差はあれ好きな相手とセックスしたいと思うものだ。
それが夫婦や恋人で満足できるのなら、それはそれでよし。
しかし、セックスレスになってしまうような関係であるのなら、もはやセックス相手としては適合しないということだ。

夫婦関係は、一種の契約関係でもあるので、家族や家庭を維持するための経済的な相互依存関係にもなっている。セックスレスになっても夫婦関係を持続するのは、世間体や経済的な理由があったりするためだ。しかし、夫婦関係の契約の中には、「セックス関係の維持」というのは含まれていない。パートナー以外とのセックスを禁止しながら、夫婦間のセックスは任意……というのは、なんとも理不尽ではないだろうか?

セックスは、自由であるべきだ。

夫婦や恋人だからといって、相手を束縛する権利はない。
彼女(妻)が、自分以外の男のセックスしたいと思うのなら、それは彼女の自由。
逆もしかりで、彼(夫)がほかの女性とセックスしたいのなら、それも自由。
互いに、セックスに自由になれれば、不倫とか浮気とかはナンセンスになる。

もちろん、性感染症や避妊への対策は必須だ。

セックスに自由でも、(あるいはファミリー)として一緒に生活したい、ともに歳を重ねていきたい……という関係の構築は可能だ。それは男と女というより、対等な人間としての信頼感や共感できる心のつながりを大切にする関係だ。セックスは付随的な要素でしかない。

オレと彼女たちとの関係は、まさにこれだ。この関係性を表現する言葉がないので、オレは「愛しあう親友」の意味で、「愛友」と呼んでいる。ポリアモリーは、オレが考える「愛友」とほぼ同じだ。

前出の記事中にもあるように、ポリアモリーは奇異な目で見られる。嫌悪感を感じる人は、セックスに対して潔癖症なのだと思う。だが、そういう人たちでも、浮気願望というかパートナー以外の異性に興味を抱かないわけではない。それが単なる憧れや妄想であったとしても、性的な魅力を感じていることに変わりはない。ただ、肉体関係には発展していないというだけだ。

一昔前は、同性愛などのLGBTは、性的マイノリティーとして差別や偏見の対象だった。最近になって、その存在が容認されるようになってきたが、まだまだ偏見は根強い。

ポリアモリーも、一昔前、二昔前のLGBTと似たような状況といえるかもしれない。
主流にはならないだろうが、ポリアモリー的な愛の形もあることが受け入れられるような社会になってほしいものだ。