肘膝付位〈開脚スタイル〉

セックスの体位『バック系』

投稿日: カテゴリー: バック系, セックスの体位, 体位のいろいろ
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セックスの体位『バック系』

バック系とは、女性の背後(お尻側)からペニスを挿入(という)する体位の総称とする。
さまざまなバリエーションがあり、変化に富んだ体位となる。

動物の世界では、交尾はほとんどがバック系である。ゆえに、アニマル・ポジションとも呼ばれる。
人間も進化の初期段階では、バックが交尾の正常位であった。理由は、女性器がお尻側に付いていたからだ。人間に近い猿の生殖器がその典型的な例だ。人類の祖先が二足歩行するようになるにつれて、女性器はお尻側から前に移動した。その変化があったことで、人間は対面でセックスをするようになったとされている。

バック系は野性的な体位だ。
この体位をするとき、男女とも性欲をおおいに刺激される。
ただし、お尻側からの挿入となるため、臀部の厚みが障害となり、ペニスが膣口に届かない場合もある。ペニスサイズが短い、あるいはヴァギナが前付きだったりすると、バック系体位ができない人もいる。

バック挿入の体位は多いが、ここでは女性が四つん這い姿勢と寝技となる体位のみを取り上げた。そのほかのバック挿入体位は、立位系座位系騎乗位系側位系を参照のこと。


(アニマル・ポジション)

〔ちゅうしつふい〕

 

女性が四つん這いになり、男性がお尻側で膝立ちになって挿入する。
別名として、「アニマル・ポジション」あるいは「バック・スタイル」と呼ばれる体位。通常、「バック」というときは、この体位のことを指す。体位としてはもっとも刺激的だろう。
男性、女性ともに姿勢に過度な負荷がかからず、動ける自由度も高く、しかも深く激しい挿入が可能だ。また、正常位とはペニスの入る角度や向きが違うため、女性は違った性感を得ることができる。
バックから攻める男性には、自分が挿入するのが見えるため、興奮度が大きくなる。女性は強く突き入れられるために、彼が自分の中に注ぎこむエネルギーを感じるはずだ。
この体位であれば、いつもとは違う二人の反応を引き出せるだろう。

また、バック系はアナルセックスの体位にもなる。むしろ、バック系ではアナルへの挿入の方が容易だ。
アナルセックスをする場合は、いろいろと注意点がある。けっして軽々しくやってはいけない。詳しくは別記事で書く予定だが、一番重要なことをひとつ。
ローションは必ず使うこと……これは必須だ。
アナルおよび直腸は傷つきやすいので、十分に注意すること。

肘膝付位〈開脚スタイル〉
▲肘膝付位〈開脚スタイル〉

開脚スタイルは、女性が足を開き、男が股を閉じるスタイル。女性の身長が高い場合、特に足が長い場合にやりやすい。

肘膝付位〈開脚スタイル〉
▲肘膝付位〈開脚スタイル〉

身長が低い女性でも開脚スタイルは可能ではあるが、男は腰をグッと落とす必要がある。

肘膝付位〈閉脚スタイル〉
▲肘膝付位〈閉脚スタイル〉

閉脚スタイルは、女性が股を閉じ、男が足を開くスタイル。身長が低い女性の場合は、股を閉じることで股間の位置を高くする。

肘膝付位〈閉脚スタイル〉
▲肘膝付位〈閉脚スタイル〉

女性が股を閉じることで、ヴァギナが締まり、快感度は上がる。

肘膝付位(顔伏せスタイル)
▲肘膝付位(顔伏せスタイル)

顔伏せスタイルは、女性が顔をベッドまたは布団に着けて伏せる体位。四つん這い姿勢は、長時間になると腕が疲れてしまうので、そうなったときは顔を伏せることになる。

開脚→閉脚→顔伏せは、連続的な変化としての体位であり、状況に応じて使い分けると良い。

肘膝付位(顔伏せスタイル)
▲肘膝付位(顔伏せスタイル)

男性は片膝を立てると、動きやすくなる。


■引き手肘膝付位

〔ひきてちゅうしつふい〕

 

四つん這いになった女性の手を引いて、バックスタイルとする体位。
片手を引くスタイルと、両手を引くスタイルがある。当然のことながら、両手引きスタイルは難易度が高い。

引き手肘膝付位〈片手引きスタイル〉
▲引き手肘膝付位〈片手引きスタイル〉

片手を引くことで、男は彼女を引き寄せやすくなる。その分、激しく攻められる。

引き手肘膝付位〈片手引きスタイル〉
▲引き手肘膝付位〈片手引きスタイル〉

片手で上体を支える女性は、利き手を着いた方が姿勢を維持しやすいため、男は利き手ではない方を引く。

引き手肘膝付位〈両手引きスタイル〉
▲引き手肘膝付位〈両手引きスタイル〉

両手を引く場合は、男はやや背中を反らせて、彼女の上体がやや反るくらいまで引く。その方が姿勢は安定する。

引き手肘膝付位〈両手引きスタイル〉
▲引き手肘膝付位〈両手引きスタイル〉

かなり強く引かないと、この姿勢は維持できない。バランスを取りつつ、腰を振る。男にもテクニックが必要な体位。


■片足上げ肘膝付位

〔かたあしあげちゅうしつふい〕

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女性が四つん這いの体勢から、片足を後方に上げ、片膝を着いた状態になるバックスタイル。
男性が彼女の片足を抱えこむことで姿勢を安定させるが、女性は両手にかかる負荷が大きくなり、難易度はやや高め。

片足上げ肘膝付位
▲片足上げ肘膝付位

女性は膝を着いている足に負荷がかかるが、男が片足を持ち上げているので、意外と楽。

片足上げ肘膝付位(俯瞰)
▲片足上げ肘膝付位(俯瞰)

女性の姿勢を保つために、男はしっかりと支えること。それさえできていれば、攻めやすい体位。


〔はいこうい〕

 

女性がうつぶせになり、男性は正常位と同じように体を重ねて挿入する体位。後背位と表記する場合もあるが、背後位と意味することは同じ。「後位」は後ろから挿入することを意味し、「背」は女性が背を向けていることなので、「背後位」とするのが適切ではある。
男性側からすると、女性のお尻の盛り上がりが挿入を難しくするが、正常位とは違った挿入感がある。
この体位ではヴァギナの角度と位置の関係で、ペニスが短小だったり勃起が不十分だと、うまく挿入できない。
ペニスが十分に膣の中に入っていれば、女性は大きな快感を得られる。

背後位
▲背後位

ペニスサイスによって、膣の中にどれだけペニスが入っているか左右され、少ししか入っていないと可動域が制限されてしまう。

背後位(背面側)
▲背後位(背面側)

女性が股を閉じた状態ではペニスの挿入がしにくいので、股を開いて挿入したあと、股を閉じてもらうとよい。


■腰高背後位

〔こしだかはいこうい〕

 

背後位からの発展型で、男性が女性の下半身を持ち上げて浮かせる体位。
女性は背中を反らせることになるので、柔軟性が必要になる。

腰高背後位
▲腰高背後位

女性は大きく開脚した方が、男としては攻めやすい。

腰高背後位
▲腰高背後位

男の腿の上に彼女の腿が乗っているので、それほど重くはない。