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『体と心のセックス・ライフ』2014年10月分(Section-541〜544)

投稿日: カテゴリー: 体と心のセックス・ライフ, エッセイ
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体と心のセックス・ライフ
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Section-541『オルタナティヴ・ラヴ/香織編(51)』

1年9カ月ぶりに、香織に会ってきた。
仕事が多忙だったり、都合が合わなかったりして、気がつけばこんなに月日が過ぎてしまった。
ずっと気にはしていた。
香織に会いたい気持ちもあった。
だが、日々の忙しさで、ついつい先延ばしにしてしまった。
こういう状態になると、いつしか自然消滅してしまうものだが、やっと訪れた機会に、オレは恐る恐る彼女にメールした。

「まだオレのことを愛してくれているかな?
会いに行きたいんだけど、会ってくれる?」

……と。
もし返信がなかった場合、あるいは拒絶の返信だったら、香織との関係は終わりだと覚悟して。
彼女を長くほったらかしにしていたのだから、それも仕方ないと思っていた。

彼女からの返信は、「会いたい」というものだった。
ただし、彼女も多忙で、泊まりでは会えないという。今回の福岡行きは、撮影の仕事も兼ねていたので、スケジュールを変更して、昼間に彼女と会えるようにした。
かくして、オレは香織に会うために福岡に向かった。

愛する彼女たちの中でも、香織は特別な女性だ。
遠く離れているために、たまにしか会えないこと、出会いのきっかけがオレのメルマガだったこと。
セックス教室として出会った女性たちは、香織を除いてみんな卒業してしまった。それぞれの事情でそれぞれの道に歩んでいった。卒業した彼女たちとのつきあいは、短くて半年、長くても数年だった。
それに対して、香織とのつきあいは7年になる。
途中にブランクがあったとはいえ、7年も関係を続けられていることは、特別であることの証だ。

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Section-542『オルタナティヴ・ラヴ/香織編(52)』

香織は騎乗位で快感を満喫する。
途中、何度か一休みして、けっこう長い時間乗り続ける。計っていたわけではないが、だいたい30分くらいだろう。久しぶりの騎乗位としては上出来だ。
オレは彼女が乗りたいだけ勃起を持続できるから、彼女は存分に騎乗位ができる。すぐに射精してしまって、セックスを続けられなくなる男ではこうはいかない。オレが勃起持続時間を長くできるように鍛えてきたのは、女性が乗りたいだけ乗れるようにしてあげるためだ。
性的な感性が豊かな女性の快感は、エンドレスに続く。それに応えてあげるのが、男の努めだと思っている。

ひとしきり弾んだ香織は、上体をオレの胸につけて一休みする。
彼女が休んだら、オレの出番だ。
オレは彼女を抱きしめる。
そして、股間を突き上げる。
「あんっ!」
突き上げやすいように、両手を彼女のお尻に当て、連続して突き上げる。
「あんっ! あんっ! ああんっ!」
オレはこの体位を抱擁騎乗位と呼んでいる。
彼女は受け身になるので、予測できない刺激に快感度は高まる。

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Section-543『オルタナティヴ・ラヴ/香織編(53)』

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▲バックからの眺め

香織のフェラで、オレは英気を養う。
長時間セックスを続けるには、セックスへの意欲が必要だが、フェラは意欲を掻き立てるのにもっとも有効だ。
→セックス→→セックス……と流れは、何時間も続けてセックスするのに欠かせない流れでもある。セックスだけでは、疲労感が蓄積してしまうが、フェラをはさむことでオレは体力の温存と英気を回復できる。

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彼女のフェラが一区切りついた頃に、次のセックスに移行する。
「香織、乗って」
「は〜い」
オレが寝た状態でフェラをしてもらったときは、騎乗位に展開するのが定番だ。その方が、彼女は引き続き主導権を握れるし、すぐにセックスに移行できる。
彼女はオレにまたがり、ペニスを自分で自身の中に導く。
「はぁ〜〜」
彼女はうれしそうに笑顔を浮かべる。

二度目の騎乗位で、彼女は一度目より軽快に弾む。
勢いがあり、落差も大きい。
乗り方の感覚を取り戻したようだ。
「アァ〜ン! ハァ〜、ハァ〜〜! アハァ〜〜ン!」
官能的な声に、色気が増す。
テンポが速く、落差もあるから、ペニスが受ける刺激も強烈だ。
彼女がストンと腰を落とすと、ペニスはビンビンと感じる。
「ああっ! あうっ! ぅんんっ!」
オレはたまらず呻く。
手を伸ばし、彼女の乳房をわしづかみして、揉む。
「アァァーーン! ハァァーー! ァハァーー!!」
彼女が叫び。
「んんんっ! あぅぅっ! あぁぁっ!」
オレが呻く。
呼応する、香織とオレ。

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Section-544『オルタナティヴ・ラヴ/香織編(54)』

ベッドで香織を待つ間、オレはウトウトしていた。
飛行機で福岡に来るとき、エコノミークラスの席はオレには狭く、長い足が前の席につかえてしまう。そのため、窮屈な格好で1時間半くらいを我慢する。それがけっこう疲労するんだよね。
セックスとセックスの間に時間が空くと、隠れていた疲労感から眠気が出てきてしまう。
気がつけば、彼女が戻っていた。
「そうだ。今日はテレビ見てない」
彼女はそういってテレビのスイッチを入れる。なにを見るというわけではないが、ぼんやりと情報番組を見る。
テレビを見たいというより、のんびりした時間を一緒に過ごしたいのだろう。ふたりでベッドにゴロンとなって、おやつを食べたり、おしゃべりしたり、そんなたわいのないことだ。テレビで流れるシーンが、話題のきっかけになる。
香織とは、こういう時間を過ごすこともたまにしかない。
たまにしかないから、貴重な時間になる。

香織は、ホテルに用意されていたバスローブを着ている。風呂上がりで体を冷やさないためでもあるが、裸でいることが照れくさいのだ。裸で過ごすことに慣れていないから無理もない。
寝転がってテレビを見る彼女の背後から、バスローブの襟元に手を差し入れ、乳房を揉む。
「うふふ」
彼女は微笑む。
こういうのも一興。オレにとっては日常的なことだが、彼女にとっては非日常的なこと。テレビを見ながらでもエッチなスキンシップをするのは、彼女には新鮮なことなのだと思う。

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