裸で向きあう

『体と心のセックス・ライフ』2006年7月分(Section-145〜148)

投稿日: カテゴリー: 体と心のセックス・ライフ, エッセイ
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体と心のセックス・ライフ
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Section-145『体位別快感レポート(10)駅弁』

体位レポートも、いよいよ10回目になった。
基本的な体位は書いてきたので、これからはマイナーな体位というか、難易度も高く、アクロバティックな体位になっていく……のかな。
つい最近、洋書の「SEX 101」「ADVANCED SEX」を購入した。
この2冊はシリーズで、セックスの体位を男女のモデルを使った写真(全ページカラー)で紹介・解説している本だ。なんと、この2冊には、全部で200体位が掲載されている。かなり細かい分類で、基本的な体位は似ていても、ちょっとしたアレンジの違いも数に入れている。
見ていると、なかなか面白い体位があり、オレもしたことのない体位があった。機会をみて挑戦しよう。また、オレのサイトでも、いずれは体位集として図解をしたいと思っている。
というわけで、今回は「駅弁」
前述の洋書で該当するものを探したが、そのものズバリはなかった。
近いものとしては、「Members Only Entrance」「Giving Her a Raise」といったもの。あちらの体位名称の付け方も面白い。体の姿勢からの名前もあるが、そのセックスのシチュエーションが想像できるものが多い。つまり、形ではなく、セックスをダンスの振り付けのようにとらえているのだ。
これはオレのセックスに対する感覚に近い。
セックスは、美しく、楽しく、悦びのあるものだからね。

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Section-146『セックス教室(由美子・初対面編#1)』

裸で向きあう
裸で向きあう

「めぐり逢い」は、思わぬところから、思わぬ展開になることがある。
彼女と出会うことになったのは、偶然ではあるのだが、運命の女神が用意した必然なのかもしれないと思った。
無料版のメルマガ「女の気持ち・男の気持ち」で、春海と涼子がエッチな話を書いていた勢いで、突拍子もない提案をした。
「トオルとエッチしたい人募集」と……。
彼女たちは自分たちと同様に、男性やセックスに問題を抱えている女性に対して、トオルに託してみないか?……と告知したのだ。
オレは苦笑した。
そんなこと書いたって、申し出てくる人なんて、そうそういるわけがないじゃないか……と。
たしかに、美希という前例はあった。だが、それは例外中の例外だったのだ。オレのことをメルマガである程度は知っていても、実際に会ったこともない見ず知らずであることに変わりはない。その例外が、そう度々あるものではない。
ところが、メルマガを出した翌日??。
「応募します!」というメールが舞い込んだ。
しかも2通も!
驚きだった。
先にメールをくれた彼女に、とりあえず会うだけ会おうと返事をした。その先、どうするかは別にして、どんな女性なのか会ってみたかったのだ。
なぜなら、彼女の男性に対するトラウマや経験が、美希に似ていたからだ。
かくして、返事を出した当日の夜、彼女と会うことになった。
それはオレが予想していなかった展開へと発展した。

■男性とのつきあいで、不遇だった彼女

彼女……名前を「由美子」としよう。
理由は、タレントで誰に似ているかと考えてみて、イメージとしては釈由美子かなという発想からだ。

まずは、彼女のくれた最初のメールから。

 こんばんわ。
初めまして。。。ではないのです。
昨年、メルマガで相談に乗っていただきました。
あの時は、的確に答えていただいて、不安がなくなりました。
ありがとうございました。

なぜ、トオルさんとエッチしたいのかと言うと。。。
私は今42歳。25歳の時に初めてSEXをしました。
そのときの相手は職場の年下の人だったのですが、私が処女だということを言いふらし、私が相手にしなくなると、今度は悪口を言いふらされ、以来、男性不信になってしまいました。
その後びっくりするでしょうが、40歳まで一切、SEXをすることはありませんでした。

そんな状態で、一生男性を好きになることはない、SEXも出来ないのではないかって思っていたのですが、3年前に年上の男性と知り合い、昨年の3月にはSEXをする関係になりました。
トラウマがあるせいか、最初はとっても不安だったのですが、彼が好きだったこともあり、どんどんSEXに抵抗がなくなってきました。
ただ彼は挿入しても早く終わってしまい、私にはとても物足りなかったんです。私は毎日でもしたいくらいだったのですが、彼は週一回でも多いっていう人でした。
でも、彼が好きだったから、それでも不満は感じませんでした。

SEXを彼とし始めた最初の頃とは違い、彼の愛撫にどんどん感じてくる自分にびっくりし、1年たつころには、キスをしている「舌」までもが感じることがあって、これまたびっくりしてました。
そんな彼とも今年の1月に、いろいろあって、付き合って1年でお別れしてしまいました。
別れて半年、まだ誰ともお付き合いをしていません。
彼のことは、もうふっきれたんですけどね。

これだと何でトオルさんとSEXしたいのか、説明になりませんね。。。
自分でも何て伝えたらいいのかわからないのですが、SEXはとってもしたい。毎日したいくらい。でも、相手が誰でもいいわけではない。
早く終わってしまうSEXではなく、もういいって思えるほど長くしてみたい。
もちろん時間だけじゃなくて、いろいろ教えて欲しいんです。
まだまだ性に関して発展途上の私(年の割りには・・・って感じですよね)に、本当のSEXを、喜びを教えて欲しい! っていうのが本音です。

面白半分ではありません。
本当にトオルさんとしてみたい。
私は、年は42歳ですが、35歳くらいには見えるようです(42も35も変わらない??)。
って、ちょっと自分をアピールしてみました(笑)。
渋谷や新宿なら40分位で行ける距離です。職場も都心に通っています。

由美子はオレより1つ年下だ。
同年代というのには惹かれた。やはり、世代観というのがあって、あまりに年が離れていると原体験としての価値観がずれてしまう。会社では若い娘が多いのだが、話題のネタが共通認識として合わないことが度々ある。

最初の男性から受けた仕打ちで男性不信になり、長らくセックスレスだったというのは、不幸なことだ。理由は違うが、美希も男性に対するトラウマから長らくセックスレスだった。
それが40代になって、新たな関係からトラウマが払拭された……というのは、美希と共通している。
由美子も美希も、40代になってセックスに目覚めた女性なのだ。

そして、セックスに目覚めはしたものの、どこか「満たされない」というのも、二人が共通している部分だ。
なにかが足りない……と、体と心が直感していたのだろう。

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Section-147『(由美子・初対面編#2)』

セックスでもっと気持ちよくなりたいという、衝動と憧れを持っていた彼女は、裸になってもまだ迷っていた。
ときおり、ためらいがちになる彼女を、オレは次のステップへとやさしく、そして少しだけ強く導いていく。
彼女は、迷いよりも衝動の方がいくぶん勝っていた。
彼女は感じたかったのだ。
もっと違う世界を知りたいと……。
オレは彼女を導くガイドだ。
彼女は一歩一歩、踏み出していく。
その先にある、オーガズムの地平線を目指して。
それは彼女がまだ見たことも、経験したこともない世界だ。
ときに戸惑い、道を見失いかけ、恐れすらあっただろう。
だが、彼女の勇気と決意が、その難関を乗り越える。
そして……
彼女は新しい自分を発見し、自分自身を解放する。
セックス経験はあっても、セックスでの本当の快感を知らなかった彼女。
今、彼女は、その新たな世界へと飛びこんでいく……。

■裸の時間の始まり

当初、由美子は、一緒に風呂に入ることをためらっていた。
明るいところで裸になるのが恥ずかしいのと、これまで一緒に入ることがあまりなかったのかもしれない。
「一緒に入るからいいんだよ。スキンシップできるし」
オレにうながされて、彼女は一緒にバスルームに入る。

まず、シャワーで互いの体を濡らす。
オレはボディソープのボトルから、手のひらに液状のソープを汲み出すと、両手をすりあわせて泡立たせる。
その手を彼女の胸元にすりつける。
ヌルヌルと泡まみれの手で、彼女の胸をさすっていく。
弾力のある乳房の感触が心地いい。この感触は好きだ。女性それぞれで胸の大きさや形、そして感触は違う。それは個性だし、由美子の乳房もすぐに好きになった。
彼女は乳房を泡で揉まれて、気持ちよさそうだった。
ソープのヌルヌルでスキンシップの感触がよくなるため、くすぐったいような気持ちよさがあるのだ。
胸に始まって、腕、背中、お尻、太もも、ふくらはぎ、足首へと、全身を泡まみれにして彼女を洗う。
最後には、股間にも手を差し入れて、茂みも綺麗にする。あとでクンニをするつもりだったので、念入りに綺麗にしておく。
彼女をひととおり洗い終わる。
「じゃ、交代」
今度は彼女がソープを手のひらに取り、オレの体を洗ってくれる。
彼女はこういうことに慣れていないのか、ややぎこちない。
オレの前に屈みこんで、下半身を洗ってくれる。
「ここも洗っていいの?」
彼女はペニスを目の前にしていった。
「もちろん」
彼女は遠慮がちにペニスに触れると、両手をすりあわせて洗う。
「前の彼氏が、そこは洗うもんじゃないっていってたから」
「そうなの? そんなことないのに」
彼女はペニスを洗うのが楽しそうだった。

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Section-148『セックス教室(由美子 編#3)』

由美子との初対面から、数日後。
彼女からのメールには、次に会うのが待ち遠しいという、期待感と切望が強く感じられた。
初対面のときは、自分の取った行動や想いに戸惑い悩んでいたが、思い切ってラブホに行き、オレと3時間過ごしたあとには、彼女のモヤモヤはすっかり晴れ渡っていた。
それだけ、彼女には新鮮な体験でありセックスの悦びだったのだろう。

その気持ちはよくわかる。
春海、涼子、奈緒子、ナナ、美希と、セックスの悦びに目覚めた女性たちに関わってきたからだ。
彼女たちは、オレがきっかけで女としての自分に新たな一面を発見し、それまで感じたことのなかった充実感を体験した。
オレは、そんな彼女たちの成長ぶりを見守ってきた。
それはオレ自身にとっても、悦びだったのだ。

■2回目のラブホで、6時間一緒に過ごす

彼女たちの変化は、セックスだけにとどまらなかった。
セックス以外のことに対しても、好ましい変化が現れた。
考えかたが前向きでポジティブになり、性格的にも明るくなった。
生きることが楽しくなった……というと大げさかもしれないが、意欲や目標が明確になり、日常生活や仕事に対しても余裕と積極性が出てきた。
その原点が、
いいセックスができることが、いろいろなことに対しても、いい効果となっている。

おそらく、由美子もその過程にあるのだろう。
求めていたのはセックスの快感だが、それは「生きがい」を発見することにもなっていく。
オレとの時間は数時間のことだが、彼女はそこから得られるものに、もっと大きな意味と価値を見いだしている。

オレは彼女の切望感が痛いほどわかった。
そこで7月の連休の最終日に、彼女のために時間を取った。
じつは、この連休はAlias、ナナ夫婦とエッチパーティーの予定だった。金曜日の夜から集まる予定だったが、オレの仕事が遅くなってしまって、金曜日はダメになった。さらにAliasが月曜日は仕事になったので、土日しか時間がなくなった。結果、月曜日は空いてしまった。
それで由美子のための時間が取れたのだった。

休日なので、早い時間から彼女と会うことにした。
待ち合わせは12時に、初対面で会ったカフェ。
オレは15分前に着き、メールを打って彼女を待つ。ほどなく彼女から新宿に着いたと返信が来た。
現れた彼女は笑顔だった。
2度目だが、最初に会ったときよりも明るい印象だった。もうなん年もつきあいのある、親友に会っているような感覚だ。ある意味、親友以上に深いところでつながっているのだが。

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